こんにちは、
岡田です。
前回は「筋トレ直前にチェックすべき重要なこと」でした。
体の幹のインナーマッスルを軽く緊張させた状態で、
枝葉のアウターマッスルを使って筋トレすると、
体の軸ができバランスと効率が良いという内容でした。
今回は、筋肉絞り体操を行う際の呼吸法がテーマです。
※図はアメブロ版にあります。
インナー&アウターマッスルの話とも重複しますが、
結果を出すためには欠かせないのが呼吸法です。
重要なので切り口を変えて説明しましょう。
トレーニング本を読み比べてみても、
呼吸法についてはあまり詳しく書かれていません。
息を止めてはいけない、
力が入るときは息を吐きながら、
自然な呼吸で行う、
ぐらいのことしか書いてありません。
実際は、トレーニング時の呼吸法は、
フォームやリズムと並んで、
効果を左右する大きな要因です。
私が考案した筋肉絞り体操の場合は、
呼吸が最重要といっても過言ではありません。
なぜなら、
コア、インナーマッスルを鍛えるのがメインの、
筋トレ体操だからです。
〈参照〉筋肉絞り体操
- 体の芯まで活性化する「筋肉絞り体操1」
- 背中や胸の潤滑を良くする「筋肉絞り体操2」
- 骨盤や股関節のバランス向上「筋肉絞り体操3」
- 上半身を伸ばして捻じる「筋肉絞り体操4」
- 全身に力を入れ体幹を捻じる「筋肉絞り体操5」
では「筋肉絞り体操5」を例にとって、
呼吸について説明しましょう。
この筋トレ体操は、
下半身を固めた状態で腰を捻る体操です。
なので、多くの筋肉を使うことが特徴ですが、
呼吸法がうまくできないと全く効果が出ません。
特に、インナーユニットはドローイン状態で回旋させるので、
腹式呼吸をやってしまうと効果ゼロになってしまいます。
なぜなら、
途中でお腹が緩んでしまうからです。
ドローイン状態の持続こそがポイントなので、
インナーユニットは固め緊張させたまま、
お腹をねじり、さらにねじるという三段階の動きとなります。
だから、
すべて胸式呼吸でないとうまくいかないのです。
つまり、お腹を固めたままで、
胸郭を動かして胸式呼吸するわけです。
胸郭も少し動かせにくい状態なので、
大きな呼吸は無理ですが可能は可能です。
呼吸の際のコツは、
風船を膨らませるように口をすぼめて息を吐くこと、
そして鼻から息を吸い込むことです。
もちろん、力を入れるときは息を吐きながら行い、
動作の切り替え時に、
鼻から一瞬で息継ぎするというスタイルになります。
はじめは、少しコツがいりますが、
慣れれば誰でも出来るようになります。
この呼吸法は、インナーマッスルに力を入れながら、
アウターマッスルを鍛えるのにも使えます。
これができると、
筋トレ体操の効果もぐっと上がるのでぜひご活用ください。
歩行整体メソッドは、現在の立ち位置を知り、
ゆがみの解消から弱点の補強、
セルフケアまで一貫した回復~若返りまでの仕組み。
第一の矢(潤滑整復術)
第二の矢(筋トレ体操)
第三の矢(整体歩行)
歩行整体メソッドについては↓
『10年後の常識!健康のツボ』
第595号 2018年9月25日
発行者 健康水先案内人/岡田宰治
公式サイト http://ameblo.jp/baffaro7
人類健康化の水先案内人/岡田さいじ
さんのブログより転載許可を得て掲載
今回も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。感謝!