「 教育・思考・清浄 」一覧
麻生太賀吉は吉田茂のことを実の父親のように慕った 第 464号
1866年、吉田茂の養父、吉田健三は留学を 目的に密航を企てる。 英国に2年滞在し、その間に養った語学力が 彼の人生を決定づけた。 ちょうど帰国した年に明治維新があり、健三 は自分の時代が来たことを実感する。 吉田健三が亡くなったとき、吉田茂は 11歳であった。 健三は、現在の貨幣価値にして25億円と いう莫大な遺産を残してくれた。 あろうことか...
人間の体内時計が求める時計遺伝子の声に耳を傾ける 第 463号
一般的にはあまり、その存在をしられていない 時計遺伝子。 その研究の第一線に立つ石田直理雄さんに、 最先端の研究成果をお話しいただきました。 時計遺伝子研究の可能性の広さを 感じさせるお話です。 ─────────── ☆ 時計遺伝子が教えてくれること ☆ 石田 直理雄(時計遺伝子研究の第一人者) × 村上 和雄(遺伝子研究の...
感謝の気持ちを人に返していくことによって.感謝の心は完成する 第 462号
著者は阿蘇外輪山中で自作農業に勤しむ傍ら、 満願寺窯で自然灰釉の器を創作する陶芸家。 40日を超える完全断食を二度体験するなかで、 宇宙の叡智に触れ、魂の存在意義、生き方 の法則を解悟する。 本書はそんな隠者のような著者が明らかにした 人生繁栄の法則であり、生き方のルールである。 平易な言葉で綴られた法則や、それにまつわる エピソードなどの数々は、人は何のために...
挫折や壁は.人がより大きな任務を果たす為.天から与えられた試練 第 457号
小学生の頃から、世の中をよくすることができる のが政治家だと考え、その実現を目指して歩んで こられた衆議院議員・下村博文さん。 その原点となる二十代のご体験を 語っていただきました。 ─────────── ☆ 逆境は天から与えられた試練 ☆ 下村 博文 ─────────────────── その思いをさらに強くしたのは、...
長期的に継続される粘り強い情報活動のみが成果をあげる 第 456号
完倉壽郎(ししくら・じゅろう)氏は、 関東軍の情報参謀であった。 戦後は、ソ連の研究家となる。 1984年、韓国の情報関係者が完倉氏を ソウルに招いた。 完倉氏は非公開の研究会で、何も見ないで シベリア鉄道やウラジオストク港などの情報 を詳しく語り、韓国の参加者を驚かせた――。 1943年 3月から 45年 3月までの2年間、関東軍 情報参謀であった...
榎本の卓抜した発想を支えたのは.事実を積み上げていく実証主義 第 455号
最先端の科学知識と広大な世界観を兼ね備え、 世界に通用する稀有な官僚として外交・内政 の最前線で日本近代化に貢献しながら、幕末 維新史において軽視されてきた男。 近代日本随一の国際人。 御家人の子として江戸に生まれ育った榎本武揚は、 昌平坂学問所を卒業後、幕府が長崎に設けた 海軍伝習所に入った。 当時の最新の知識や技術を身につけた榎本は、 その後のオランダ...
せめて最期の瞬間くらいは.人間らしくと願ってのことでした 第 454号
上甲晃さんは松下政経塾の塾頭として経営の 神様・松下幸之助氏から薫陶を受けました。 松下政経塾は政治家を育てる場ですから、 我が強く、人の言うことを素直に聞か ない塾生もたくさんいたようです。 指導する上で大変な苦労をしていた上甲 さんに大きな示唆を与えたのがマザー・ テレサの言葉でした。 ─────────── ☆ 松下幸之助に学んだ人生の要訣...
外交官は国際政治史および当該地域の歴史を学ぶことが重要 第 453号
いつまで続く迎合・謝罪外交…外務省顧問の職を 辞してまで問いかけた日本外交の実態とは。 著者村田良平氏は、気骨ある外交官で外務事務 次官、駐米大使、駐独大使を歴任した。 外交機密費流用問題から始まった外務省のスキャン ダルは、北朝鮮の不審船引き揚げ問題、瀋陽の 日本総領事館での亡命未遂事件。 本書では、日本大使館の情報管理のお粗末さ、 人事制度の弊害などを、実名...
もし皆に温かい家庭があったなら.戦争にはならなかったかもしれない 第 452号
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」も10月1日 で終わりました。 今回はそのモデルとなった大橋鎮子さんが90歳の 時に『致知』にご登場いただいた時のインタビュー の一部を紹介します。 ドラマの様子を思い浮かべながらお読みください。 ─────────── ☆ 『暮らしの手帖』とともに60余年 ☆ 大橋鎮子(暮らしの手帖社社主) ──...
「ありがとう。結婚する前に気付かせてくれて感謝」って言って別れた‥ 第 451号
592: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)21:37:57 ID:wBu 少し前のこと。2年付き合った1つ年上の彼と結婚することになり式場探しをしていたら ある式場で父の友人とバッタリ会って挨拶する中で、その方には彼が婚約者であること、 彼にはその方が父の友人であることを紹介した。 その方と別れたあと「小さい頃からよく遊んでもらってたんだ。お式にはた...