「 教育・思考・清浄 」一覧
理念とは.言葉を変えていえば究極の目的 第 2,708 号
組織を強くする。この信念のもと、累計500社 を超える企業を支援してきた小早祥一郎さん。 かつては職場に馴染めず、 道を見出しかねていた小早さんを変えた 「そうじ」との出合い、そして支援先に次々と 変革をもたらしてきたそうじの力について お話しいただきました。 ───────────────── 「君は理念がないからブレるんだ」 尊敬する師匠からそう指摘されたのは...
オーストラリアでは肩書よりも人格を重んじる 第 2,707 号
オーストラリアは、日本が必要とする食糧、 鉱物・エネルギー資源の供給国で、日本の 将来に不可欠な国である。このオースト ラリアをとことん、まるごと知ろうと 体験から学んだ、あらゆる分野を カバーした紹介本である。 オーストラリアという国は、ラッキー・カン トリーであり、ハッピー・カントリーである。 その背景には、無尽蔵の鉱物、天然資源に 恵まれており、この国の宝を海...
心を尽くして耳を傾ける修業を始めた = 2-2 = 第 2,705 号
正直なところ、人の話を聴くことは、 つまらないことだからだ。 しかし、この「つまらない」話の中に、自分 が気づいていない、何か重要な要素が含ま れている。敢えてそういう前提で、全 神経を集中して、相手の話を聞いてみる。 ひとときの時間を自分のためだけに使って くれる父親と接して、子どもは、「自分の ほんとうの気持ちを、お父さんにわかっ てもらえた」と感じる。誰かと...
善き思いを心に抱き.善きことを実行していく 第 2,703 号
平均寿命は男性81.25歳、 女性87.32歳とされるいま、 定年後の過ごし方が問われています。 京セラ創業者・稲盛和夫さんは、いずれ 訪れる“新しい旅立ち”に備え、「魂を美しく 磨き上げる」ことを説いてきました。 ───────────────── (稲盛) ちょうど60歳になった頃でしたが、 私は一つの思いを抱きました。 私もやがては死を迎える。 その時にどう...
人口減少とは「静かなる有事」なのだろう 第 2,702 号
日本が人口減少社会にあることは「常識」。 だが、その実態を正確に知る人はどのくら いいるだろうか?人口減少に関する日々 の変化というのは、極めてわずか。 ゆえに人々を無関心にする。だが、それ こそがこの問題の真の危機、「静か なる有事」である。 書店には、人口減少・少子高齢社会の課題を 論じた書物が数多く並ぶ。しかし、テーマを 絞って論じるにとどまり、恐るべき日本の...
掃除をする前とした後では空気が変わる 第 2,699 号
京都を代表する料亭「和久傳」、 大分湯布院を代表する温泉旅館「玉の湯」。 それぞれの女将である桑村祐子さんと 桑野和泉さんは共に、先代より経営を引き継ぎ、 ブランド価値をさらに高めてこられました。 追究される一流のおもてなしとは どういうものなのでしょうか。 ここでは『致知』2月号の対談から、 「和久傳」の桑村祐子さんの お話の一部を紹介します。 ───────────...
遺伝子にスイッチが入ると人間変わりますよ 第 2,695 号
2023/01/20 (金) 7:32 「仕事をしすぎてはいけない」という風潮が 社会で浸透してきた感があります。 日本サッカー界を長年リードしてきた 岡田武史氏と、侍ジャパントップチーム監督 の栗山英樹氏は働き方について どのように捉えられているのでしょうか。 ─────────────────── (栗山) いまの世の中って、仕事しすぎちゃいけない、 「寝ないで仕...
人間はある日.神に呼び出されて死の宣告を受ける 第 2,693 号
作家で精神科医でもある加賀乙彦氏が12日、 老衰のため93歳で逝去されました。 加賀氏は精神科医として東京拘置所の 医務技官を務め、多くの死刑囚、無期囚と 向き合ってこられました。 『致知』2021年3月号では、 文学博士の鈴木秀子氏と対談。 加賀氏はこの中で 文学談義に加え、 拘置所内で感じた死刑囚、無期囚との違い、 ご自身の死生観などについても 語り合われています。 ...
1つの「正解」だけを学ぶとそれ以外の正解に気づかなくなる 第 2,689 号
近年の日本の地盤沈下の背景には、すでに 世界が「正解がない時代」になってるにも かかわらず、いまだに日本では「決めら れた正解を素早く出すことが優秀な人 の条件」とされていることにある。 これらは変わらない偏差値信仰、近年の官僚・ みずほ銀行などのエリート組織の躓きを見て も明らか。「正解がない時代」とは「正解 がいくつもある時代」のこと。そのため には自分たちで正解をつ...
目の前の環境を当たり前と受け止め一所懸命生きていく 第 2,684 号
モデルとして活躍する田中れいかさんは、 児童養護施設の出身。 その田中さんには、 生い立ちや境遇に関係なく、誰でも 好きな自分になれる社会をつくる という夢があります。 ─────────────────── (田中) 生い立ちや境遇に関係なく、 誰でも好きな自分になれる社会をつくる─。 7歳から18歳までの11年間を 児童養護施設で育った私は、この志を実現 ...