「 教育・思考・清浄 」一覧
なぜ頭部に熱が蓄積するのかを知ることが大切 第 272 号
頭部のオーバーヒートが原因の肩こり-1- 頭部のうつ熱(オーバーヒート)による肩こりは、 梅雨時から夏の高温多湿期(6月から9月)に多く なります。 頭部うつ熱(オーバーヒート)になれば、どうして 肩こりになるかというと、頭部の熱を放熱する役目の 筋肉(僧坊筋)が放熱版としてフル稼働し、疲れて 鬱血し、パンパンに張るからなのです。 みなさまの中には「...
人はなにかに、誰かに、必要とされることを必要とする 第 270 号
心を開き誠を見(あら)わす 「このせち辛い競争社会にあって、自分の心の内を 見せたら足元をすくわれ、実もフタもなくなってしまう」 と心のフタを閉める人を見かけますが、こういう人に とっては、おそらくこの章の句のように 『本心を露わにして誠意をもって相手に接する』など 笑止千万(しょうしせんばん)なことでしょう。 最初から相手を信用していないのですから、そんな...
不安があり虚勢を張るというのは腎臓が弱っている人に多い 第 269 号
今日は、私が気になった黒い顔のお話から いきましょうか。 黒い顔色の人は、最初から黒い訳ではなく、 最初は肌にツヤがない程度なんですね。 ツヤがなくて「何だろう。疲れているのかな?」 と思う程度なのですが、内臓の疲れが進んでくると 日に焼けているわけではないのに、茶色が 濃くなってきます。 そうしているうちに、気がつけば焦げ茶、 黒と皮膚の色が悪くなっていく...
最初はいくつか失敗もしたようですがそれを見事に立て直した 第 268 号
いまや世界を代表するサーカスになった 創業114年の木下サーカス。 現在、大阪で公演中ですが、 その知られざる歴史を本日ご紹介します! ─────────── ★ 渾身これ慈悲の人 ★ 木下 唯志(木下サーカス社長) ─────────────────── ──木下サーカスは今年創業114年 ということで、大変な歴史を お持ちですね。 ...
どんなに辛くても人は生きていかなければなりません 第 265 号
江戸無血開城を成功へと導いた 幕末の偉人・勝海舟。 「渾身これ慈悲の人」と称された その実像とは── ─────────── ★ 渾身これ慈悲の人 ★ 石川 真理子(作家) ─────────────────── その晩年に薫陶を受けた 徳富蘇峰(とくとみそほう)は、海舟を評して こう書き記しています。 「予(よ)の眼に映ずる先生は、実に渾身こ...
複合的な価値観を(「自然観」「死生観」「歴史観」)どう捉えるか 第 264 号
現存する国家のなかで世界最古の歴史をもつ日本。 なぜ日本だけが、二千年以上も存続し、繁栄する ことができたのか?それは国体(国のかたち)を 守りつづけることができたからである。 「日本の建国精神とは何か?」 「伝統には必ず重要な意味がある」 「なぜ京都御所は無防備なのか」 「天皇主権と国民主権は両立する」 「『古事記』の叡智は世界の役に立つ」 「お金を超えた“日本の宝...
彼は組織の動かし方や根回しが怖いほどうまい 第 263 号
敗戦、シベリア抑留、賠償ビジネス、防衛庁商戦、 中曽根政権誕生…。元大本営参謀・瀬島龍三の足跡は そのまま、謎に包まれた戦中・戦後の裏面史と重なる。 エリート参謀は、どのように無謀な戦争に突っ走って いったのか。 なぜ戦後によみがえり、政界の「影のキーマン」と なりえたのか。 幅広い関係者への取材により、日本現代史の暗部に 迫ったノンフィクション。 日本推理作家...
やるべき事はキチンと実行する⇒⇒信用が得られる = 2-2 = 第 261 号
五戒とは、生きものを殺さない、盗まない、 不倫な行為をしない、嘘をつかない、酒を飲まない、 の五つです。 戒律(かいりつ)とは元来、戒と律とからなり、 戒とは自ら進んで守る自律的な戒めであり、律とは 規則や法律のように、教団の当事者同士が共同で 決めた約束事で、他律的なおきてです。 すなわち戒とは、「これだけは自分が守る」という 誓いを自分自身に言い聞かせて実行するこ...
やるべき事はキチンと実行する⇒⇒信用が得られる = 2-1 = 第 260 号
事(こと)に敏(びん)にして 言(げん)に慎(つつし)む 「君子は言に訥(とつ)にして、行いに敏ならん ことを欲す」という句と同じように、実行すべきこと は速やかに実行し、言葉は控えめにして余計なことは 言わない、という意味です。 私達は、とかく文明の利器(りき)のお蔭で、自分の 頭や手足を働かせないで、なるべく機械に頼り、その分 だけ休んだり、...
人生の真の意義をつかんだ人はどれほど幸福か知れぬ (3-3) 第 259 号
清貧のダンディズム、清瀬一郎弁護人。 東條にとって幸運だったことは、清瀬一郎 との出会いである。 清瀬は、東條の弁護を引き受けようと申し出る 弁護人がなかなか現れないため、陸軍省からの 要請もあり、最終的に東條の弁護人となる。 東條は、次のように明快に述べている。 「自分には法廷で述べたいことが3つある。 一つは、大東亜戦争は自衛のための戦争であったこと。 二つ...