「 教育・思考・清浄 」一覧
話さないと伝わらないことはたくさんある 第 2,982 号
卓球界で小さい頃から注目を浴びながら 世界で活躍する平野美宇選手。 その母である真理子さんは三姉妹を育てる傍ら、 卓球教室を開き、競技力だけではなく 人間力を育てることを大切にしているといいます。 同じく「メシが食える大人を育てる」 という理念のもと、全国に360校以上の 「花まる学習会」をつくってきたのが 創業者である高濱正伸氏です。 現在発行中の『致知』最新号では...
人間の「自己」というものは無限の可能性を持っている 第 2,979 号
臨済宗円覚寺派管長・横田南嶺先生の 人気連続講座、「横田南嶺塾」の第5回目が、 致知出版社主催で開催されました。 「『般若心経』に学ぶ人間学」という演題で、 全5日間計9時間に渡って行われたこの講座は、 日本人に最も親しまれている経典でありながら も、内容の難解さ故に、 説くことは難しいとされている『般若心経』を、 南嶺先生が質疑応答を交えながら、 具体的に分り易く解説し...
下山には上りの時には味わえない喜びもあると思うんです 第 2,977 号
各界で活躍する方々が多数ご登場の本号には、 人生いかに生きるべきか、 そのヒントがぎっしり詰まっています。 本日は、注目の表紙対談、 五木寛之さんと青山俊董さんの 【取材手記】を配信いたします。 ───────────────── 『致知』1月号の特集は「人生の大事」です。 トップを飾っていただいたのは、 希代のベストセラー作家の五木寛之さんと 曹洞宗僧侶の青山...
『古事記』は日本人の魂を謳った長大な詩である 第 2,976 号
神武東征に十六年の歳月を要したのはなぜか? 第十代の崇神天皇がハツクニシラス(初めて国 を開いた)と言われる理由。なぜ継体天皇の 「古志国の大王」だった事実が軽視されたのか? スサノオ、大国主命、神武天皇、崇神天皇、 ヤマトタケル、神功皇后、雄略天皇の七人 の英雄の伝承地を辿って見えた『古事記』の実像! 著者は「日本学生新聞」編集長などを経て「も う一つの資源戦争」(...
自分自身の「あり方」を省みるきっかけになる 第 2,975 号
「経済競争に勝つよりも、優しい人間に なって欲しい」 冒頭のイエローハットの創業者、 鍵山秀三郎氏の言葉です。 この言葉通り、鍵山氏ご自身も、 社員に屈辱的な思いをさせないため、 横暴な大手取引先との関係を切る という選択をされた経験があります。 また、いずれは交渉なしでメーカーの 言った通りの金額で商品を購入し、経営が成り 立つ会社にしたいとの想いを持ち続け...
日本精神の原点を教えられる思いがしたのです 第 2,974 号
アメリカ合衆国ハワイ州知事を務めた、 日系アメリカ人のジョージ・アリヨシさん。 ジョージさんには、戦後の日本で見た、 忘れられない光景があるといいます。 それは感動的な、日本の少年のある姿でした。 ───────────────── (ジョージ・アリヨシ) 私が最初に日本の地を踏んだのは1945年、 第二次世界大戦が終わって間もなくのことでした。 アメリカ陸軍に入隊したば...
情熱のこもった語りは.聴く者の心に知らず知らず火を点ける力を持つ 第 2,968 号
今から約170年前、 日本に黒船が来航した当時、 勝海舟は31歳、 西郷隆盛は27歳、 吉田松陰は24歳、 坂本龍馬は19歳、 福沢諭吉は19歳、 大隈重信は17歳、 高杉晋作は15歳、 伊藤博文は13歳でした。 この若者たちが、 「これは日本の危機だ」と立ち上がったことで、 列強の属国とならず、 独立国として今の日本が存在していま...
親自身も努力して家の中から「すさみ」をなくしていく 第 2,967 号
「どんな子どもでも日本一になれる」 本書では、荒れた公立中学校を本気の指導で 立て直し、陸上部を7年間で13回の日本一に 導いたカリスマ教師・原田隆史が、子ども たちが自ら設定した課題を乗り越え、夢 を形にして「自立型人間」へと変わっ ていく原田式人材教育法の原点を 文庫化しています。 大人が変わらなければ、子どもは変わらない。 まず大切なのは、子どもたちの心のコッ...
人間は誰にでも幸福になる権利が あるんです 第 2,966 号
大正・昭和・平成にかけて活躍した 作家の宇野千代さん。 1987年8月号の『致知』に 登場された際にお話しいただいた 「運」をよくする秘訣をご紹介します。 …………………………………… 運は自分がこしらえるもの 宇野千代(作家) …………………………………… あのね、失恋しやしないか、 失恋しやしないかと思っていると、 失恋するんです。 だから、面白...
情報を武器にすれば.リスクはチャンスに変えられる 第 2,965 号
スパイというと映画『007』の印象が強く、 華やかでカッコいいイメージがつきまとう が、実際のスパイの仕事は一般のビジネ スと同様に、とても地道なもの。 コツコツとデータを集め、確実性や不確実性 を推し量り、ネットワークを構築し、それを 手繰り寄せる。膨大な手間と労力を要する 仕事であり、それはビジネスにも役立つ ノウハウが詰まっている。 重要な政治決定の裏側にはス...