「 景気・経済全般 」一覧
うしろを見れば見るほど未来が見える 第 2,796 号
「現代でもロシアはソ連時代と同じ戦略を 用いて、EUに傾くウクライナを阻止した。 ところが西側の情報分析官は、ソ連の歴史を 理解していながら、ロシアのクリミア半島 併合やウクライナ東部への軍事介入を 予測できなかった」 1982年3月、ロンドンの国会議事堂で、 マーガレット・サッチャー首相は顔を しかめて、私が手渡した報告書 を読んでいる。 そして、「これは...
個室の落ち着いた雰囲気の店が一番いい 第 2,788 号
アメリカが狙う新通貨「アメロ」とは何か? アメリカが隠してきた本当の債務総額は 5910兆円、カナダおよびメキシコと 一体化する政策を選んだ。 世界を救うのは日本、この事実に我々は どう立ち向かうのか「情報リテラシー」 とはすなわち、なんらの偏見や予断 にとらわれることなく、ありのままの 世界をとらえ、そこに滔々と流れる悠久の 世界史が織りなす、「潮目」を読み解く ...
自分の品性・品格を育て磨きあげる = 2-2 = 第 2,786 号
ビジネスの本質つまり本当の利益の追求という のは、仁義道徳にもとづかなければ、決して 永続するものではない、と私は考えるのである。 孔子が言いたいのは、正しい道理、正しいやり 方でお金儲けし、出世したのならばそれは よいことだ、ということだ。 お金はよく集め、よく使う人こそ真に経済の何 であるかに通じている人と言えよう。 特に私たちビジネス界においては、「信」と い...
欧米による経済運営の基本は「バブルとその崩壊」の繰り返しである 第 2,783 号
欧米は「金融メルトダウン」後の経済構造を 画策し、新たな経済の足場固めを着々と図っ ている。中東危機はどうなるのか ? 米中 蜜月時代の真意は ? マネー大洪水の 着地点は ? 私たち日本人は普段、自分たちのことを 「グルーバル社会から一番遠い存在」 と信じ込んでいる。 だが、果たして本当にそうなのであろうか。 私たちの国、日本は、「すでにそこにあっ た」と...
高橋は教師時代に得た知識で激動の時代を駆け抜けていく 第 2,781 号
古くから、「酒」は人間関係を紡ぐ潤滑油と され、時の為政者は、酒を勧める会食・宴席 を重視した。その一方で、飲み過ぎて周囲 の信頼を損ねたエリツィンや酒をやめら れずに命を落としたムスタファ・ケ マルなど、酒によってその地位を 危うくしたり失う者もいた。 歴史を動かしてきた政治家たちはいかに酒を 飲んだのか。古今東西の政治家と酒にまつわ る、奇想天外なエピソードをユーモラ...
山深い里に住み近代日本の礎づくりに邁進した 第 2,776 号
明治の元勲が頼るほどの財力を持った山林王 がいた!土倉庄三郎。100年先を見すえて 生涯1800万本の樹木を植え、手にした 富は社会のために惜しげも無く使い切った。 いまこそ、私たちが知るべき近代日本の巨人 である。明治のはじめ、吉野山の桜を 全部買い取った男がいた。 彼は、吉野から伊勢までの山々を抜ける道を 独力で開き、全国の山を緑で覆うべく 造林を推し進めた。 ...
延々と援助を引き出そうと狙っていた中国 第 2,774 号
国交が正常化した1972年から2022年までの 50年間にわたる日中関係の諸問題を切手と ともに紐解いていきます。 中華世界には、「指桑罵槐」(しそうばかい)、 すなわち、表面上はある人物・組織を批判しな がら、その本当の批判の対象は別の人物・ 組織であるという、独特の政治文化がある。 日中関係は、この指桑罵槐がもっとも明瞭 に観察されるフィールドの一つといっても ...
血縁として圧倒的な団結力を誇る華僑・華人集団 = 2-1 = 第 2,765 号
自衛隊のイラク派遣、北朝鮮問題への対応、 道路公団や郵政民営化に代表される「改革」 の進展、皇室典範や憲法をめぐる改正論 議、不良債権処理と景気回復の名の下 に進められた日本型雇用の崩壊― 日本が場当たり的な対応を重ねるあいだに、 かつて「超合金」と言われた日本システム は根こそぎ変えられつつある。日本の 「国富」に狙いを定めたアメリカの 国家戦略は、対日「年次改革要望書...
鉱物資源と肥沃な大地を持つ南米で最大の経済大国 第 2,759 号
「中国が台湾を絶対手放せない経済的理由 とは?」「世界の石油市場を操作するロシ アの外交戦略」「タックスヘイブンを使 いこなす北朝鮮の闇経済」――複雑化 する世界情勢を「お金」と「地理」 から考察する、おとなのエンタ メ教養本が誕生! 地政学に 「お金の流れ」を加えれば、 世界の動きがよくわかる。 アメリカの強みは、なんといっても 国土の広さと資源の豊富さだ。 ...
広範囲にわたる分析と歴史的な考察を結びつけたものだった 第 2,754 号
2010年11月、アメリカ国務省の外交公電を 一斉に公開し、世界中を驚かせた内部告発 サイト「ウィキリークス」。このとき リークされた公電の内容がきっかけ となって、チュニジア・エジプト の政変劇につながったとも 言われています。 そのウィキリークスに最も早くから接触し、 アフリカ・イラク戦争の報告書や外交公電 のスクープを連発したのが、調査報道を 得意とするイギリスの...