「 活き抜く為の知恵 」一覧
とにかくおいしく食べてもらうのが基本です 第 995 号
福岡市内で92歳のいまも料理教室を 開いている料理家・桧山トミさん。 教室に通う生徒さんたちは、料理だけ でなく、タミさんの言葉にも 魅了されているとか。 ─────────── 桧山 タミ(料理家) ─────────── 母親として女性として、健やかな体を つくるための家庭料理こそ、私が 心から伝えたい料理の道だと 思っているんです。 ...
華僑と外国籍を持つ華人.情報網を張り巡らせ経済利益で結合する 第 994 号
世界の政治・経済・安全保障における 影響力が増すにつれ、「脅威論」 「異質論」は勢いを増す。 2012年秋から始まる「ポスト胡錦濤 の中国」はどこへ向かうのか。 第一線の記者が現地取材をもとに その権力基盤維持の方程式を探る。 統治の貸借対照表、課題への 高い対処能力。 中国が崩壊するとの中国崩壊論 が何度も唱えられてきた。 しかし現実は「中国...
歴史家はその暗号に気をつけながら裏を読み解かなければならない 第 993 号
なぜ、維新の英傑の顔は消されたのか? 歴史作家・望月真司は、一枚の 古写真に瞠目した。 「島津公(しまづこう)」とされる人物を 中心に、総勢13人の侍がレンズ を見据えている。 そして、その中でひときわ目立つ大男…… かつて望月が 「フルベッキ写真」で 西郷隆盛に比定した侍に酷似 していたからだ。 この男は、若き日の西郷なのか? 写真は ないとされている西...
上手に年を重ね充実した晩年を送りたいと願う 第 990 号
こんにちは、 岡田です。 前回は『体力と気力、知力の関係』でした。 体力が低下すると気力が低下する。 気力がないと知力まで低下するので、 まず体力の回復が最優先という内容でした。 一概に健康といっても、 人によってイメージは違うと思います。 今回は、私がイメージしている健康像について、 めざしている健康、これをお伝えしましょう。 以前、充実した晩年を送る...
異質のものを組み合わせて勉強すれば.能率が上がる 第 988 号
役に立つ勉強法とはどのようなもの なのだろうか。 商社マンとして数冊の著書を持つ著者 が、自分の体験を整理しながらすぐ に使える勉強法を提示する。 古くは、19世紀に活躍した英国の著名 な評論家アーノルド・ベネットなどは、 「週6日、毎朝の少なくとも30分間、 そして週に3晩1時間半ずつ」 を提唱している。 経済学者、中谷巌氏は、どんな分野 でも「一流のプ...
当たり前のことを当たり前に淡々とやり続けること = 2-2 = 第 987 号
交渉相手の批判は「宝の山」である。 批判されてこそ次の手が見えてくる。 批判に応え、さらなる批判を封じ込める。 相手の批判に真面目に応えるだけで、 相手にダメージを与えられる。 誰よりも早く発言して議論を引っ張る。 議長になって会議を仕切る。 誰に話を聞くかで流れが変わる。 日本人スタッフの地位向上をはかる。 分担金の大きさと比べ...
当たり前のことを当たり前に淡々とやり続けること = 2-1 = 第 986 号
「世界が尊敬する日本人100人」(日本版 『Newsweek』)に選ばれたタフ・ネゴ シエイターが明かす国際交渉の真実。 堂々と渡り合い、交渉でイニシア ティブをとるためのヒントが満載。 私は20年も長きにわたり国際交渉のただ 中にあって、その前線で仕事をしてきた。 多くの上司に恵まれてきた。 1985年から、私はアメリカとの 日米漁業交渉の担当になった...
型がある人間が型を破ると型破り.型がない人間が型を破ったら形無し = 2-2 = 第 984 号
一流は「形」から入る。 本当の美しさは、形を学んでから。 型やルールや、秩序や基準がある からこそ、それを跳び越えた 先に「自由」がある。 無着成恭さんは、こうおっしゃって いた。「型がある人間が型を破る と型破り、型がない人間が 型を破ったら形無し」 姿勢のよさは、「丹田」で決まる。 茶道では、相手を敬い、思いやりの 心を残すことを「残心」と...
型がある人間が型を破ると型破り.型がない人間が型を破ったら形無し = 2-1 = 第 983 号
昔の武士と、現代のビジネスパーソン には、たくさんの共通があります。 「松平家の教え」が、時代を越えて なお受け継がれてきたのは、いつ の世でも色褪せない、再現性 を持っているからです。 大日本茶道協会の流祖である新沼先生 は、次のようにおっしゃっている。 「茶道は昔は武士のたしなみだった。 戦場においても平静に茶を楽しむ 心、これを陣点という。 ...
例外を1つ作ると.ルールはあっという間に形骸化していく = 2-2 = 第 982 号
三洋電機の買収に総額8600億円を投じた パナソニックが手に入れたかったのは、 車載電池事業と太陽電池事業 だったとされる。 特に車載電池の技術力では三洋電機が パナソニックを大きく上回っていた。 パナソニックが金融3社から三洋電機の 優先株を買ったとき、パナソニックは 「絶対に辞めさせてはいけない人 材リスト」を作っている。 それ自体は特別なことではなく、...