「 生きる 」一覧
自ら考えて自分が自分に最後の命令を出すもの = 2-2 = 第 2,487 号
今にして私は、ずいぶんと自由というなら これ以上の自由はないと思うのでありますが、 私の父に感謝するのであります。 中学時代からほとんど相談といっても だいたい自分で考えて 「こうしようと思うがどうでしょう」 という程度でありました。 「どちらの方がいいか」という相談は、 ほとんどしたことがないのであります。 これはまあ私には少なくとも、 たいへんありがたいことでござい...
自ら考えて自分が自分に最後の命令を出すもの = 2-1 = 第 2,486 号
脳神経解剖学の世界的権威であり、 第16代京都大学総長を務められた平澤興先生。 今年で没後33年になるいまなお、 その教えは色褪せることなく多くの人々に エネルギーを与えています。 「人間には無限の可能性がある」 「人間には140億個の神経細胞があるが、 それを全部使い切ったものは一人もいない」 人間に秘められた大いなる力と可能性を 生涯にわたり探究し続けた...
貧乏のどん底をずっと生きていたわけです 第 2,485 号
「にんげんだもの」などの作品で知られる書家・ 相田みつを氏。いまでこそ、その独自の作風や、 心を潤す詩の数々は広く知られていますが、 作品がほとんど売れなかった時期もあったと いいます。 ご子息の一人氏によると、 みつを氏の最大のピンチは40代後半。 みつを氏はこの時期をどのように 乗り越えられたのでしょうか。親子でなく ては知り得ないエピソードを交えながら お話しいただき...
治安がものすごく悪化している要因はいくつかある 第 2,484 号
日本在住の親日家であり、国際情勢、 インテリジェンスに精通する 歴史研究家のマックス・フォン・シュラーさんと、 政治学博士のロバート・D・エルドリッヂさん。 最新号「これでいいのか」では、 マックスさんとロバートさんに、 「アメリカはこれでいいのか!」をテーマに 緊急対談していただきました。 その緊急対談から、日本にいては分からない 分断と崩壊の道を辿っているアメリカの現...
幼い頃の環境がピカソの才能を育んだのである 第 2,483 号
十組の父と子がいれば、 十通りの向き合い方があります。それは優れた 業績を残した偉人にもいえることです。 ここでは、評論家・木原武一さんが語る ピカソの才能を開花させた父親の姿を 紹介します。 ─────────────────── (木原) フランスの劇作家モリエールは、 「学ばずしてすべてを知ることが、偉大な 芸術家の特徴の一つである」と言っているが、 人間の...
正しい人間としての生き方を学ぶ 第 2,482 号
44年前に東京・目黒で 空手道場「瀬戸塾」を立ち上げ、 子供たちへの空手指導、さらには生き方 教育に注力してきた瀬戸謙介さん。 高校教師として様々な問題を抱えた 子供たちに向き合い、 現在は「もののふの会」を通じて 戦後教育の立て直しに尽力する中村正和さん。 最新号「これでいいのか」には、 お二人の熱い教育談義を掲載。 その一部をご紹介します。 ───────────...
“自分の最善を尽くしなさい”だけで十分 第 2,481 号
今回は『致知』2018年8月号で紹介された 感動実話をお届けします。 どん底の中で、人生を大転換させた 父親の話です。 ─────────────────── 父は中学校の校長をしていた。 自分が負けず嫌いだったから、 娘に対しても小さい時から 「偉くなれ」と言って育ててきた。 大きくなると、さらにその上に、 「人よりも偉くなれ」と育てた。 小学校から高校ま...
停戦後の世界秩序も混迷の道を辿ることになるでしょう 第 2,478 号
いまだ終わりの見えない ロシア・ウクライナ戦争。 最新号「これでいいのか」では、 憂国の論客、中西輝政さんと 櫻井よしこさんに最新情勢を交えつつ、 今後、戦争が辿るシナリオと日本興国への 道筋を語り合っていただきました。 ───────────────── (中西) 読者の方々が本号を手に取られる頃には 事態がもっと進展していると思いますけれども、 今後の展開として...
静かで清らかな気が人の心ばかりか表情にまで影響を与えている 第 2,477 号
八木重吉の詩には、人の心を癒やし励ます力が あると文学博士の鈴木秀子先生は語られます。 今回は『致知』好評連載「人生を照らす言葉」 の中から、鈴木先生が八木重吉の詩を解説 されるくだりを紹介します。 ─────────────────── (鈴木) 最近、致知出版社に寄せられた 女性読者の声を拝見する機会がありました。 その方は目がご不自由になり、 お知り合いの...
人間の心は弱いものだから常に磨き続けなければいけない 第 2,471 号
「国語力」の大切さを説くお茶の水 女子大学名誉教授の藤原正彦さんの トップインタビューをはじめ、教育再生に 情熱を注ぐ瀬戸塾塾長の瀬戸謙介さんと 元高校教師の中村正和さんの教育対談、 稲盛和夫氏の側近であり日本航空元会長補佐 専務執行役員・大田嘉仁さんと一橋大学ビジネス スクール客員教授・名和高司さんによる 「働き方」に関する対談などを掲載。 日本が直面する課題とその解決...