「 生きる 」一覧
酒蔵通りのさかばやし 第 2,293 号
今年も新型コロナに明け暮れましたが当西宮の 各酒蔵では、厄難が“すぎ(杉=過ぎ)„去るよう にと願いを込めて酒林(さかばやし=杉玉)が 各酒造所の軒下に吊るされました。 これは竹で編んだ丸いかごに杉を差し込み剪定し 形を丸く整えます。青々とした杉の葉が清々しく 香る酒林、酒の熟成に合わせるように茶色に 色づいていきます。 今年も1年「生きる・食」をご愛読いただき、 ...
職場の空気こそ本当に大切だということです 第 2,289 号
これまでに3,000社を超える企業の研修、 教育活動に取り組んできた志践塾社長の 戸谷益三さん。 その体験の中で、成功されている方、 伸び続けている組織には ある共通点があることが分ったといいます。 ★最新号「死中活あり」には、 この混迷を深める時代を生き抜くヒントが 満載です!気になる豪華ラインナップはこちら ─────────────────── (戸...
国民に富があってこそ.真の文化が創造できる 第 2,286 号
1944年に発刊されたこの書物は、すでに ベルリンの壁崩壊という歴史的大転換の 要石となる思想を提供していた。にも かかわらず、日本ではその意義が まだ十分に理解されずにいる。 いまこそハイエクを読み直すべきである。「自由 主義こそが経済繁栄を生む」「自由は民主を凌駕 する」「統制と保護は発展を阻害する」「権力 者は未来を見通せない」「福祉国家という 罠」――経済が統制さ...
自分の中に眠る無限の生命力を信じる 第 2,284 号
豊富な経営体験に基づき、 より良い人生や仕事を全うするための心の技法 を唱導する田坂広志氏。 氏の活動の原点は、30代の頃の闘病体験に ありました。死をも覚悟する病の中で、いかに 活路を見出したのか。『致知』最新号の 記事の一部をお届けします。 ─────────────────── (田坂) 「死中活あり」という今回の特集のテーマを 踏まえて、最初に、私が生死の境...
『古事記』を本当に知る旅の始まり 第 2,283 号
読みだしたら止まらない古事記講義! 脱線だ らけ! 抱腹絶倒! ? 爆笑また爆笑、脱線につぐ 脱線の前代未聞のスーパー講義を書籍化! 20世紀を代表する歴史学者アーノルド・トイン ビーは、「12.3歳くらいまでに民族の神話を 学ばなかった民族は必ず滅ぶ」と言っている。 その真の理由を、ぜひ知っていただけばと思う。 『古事記』『日本書紀』には国の正式な 歴史認識が描かれ...
「どうしたら解決できるのか」 呪文のように自問自答する 第 2,281 号
膨大な量の情報が、秒単位で目に飛び込んで くる現代社会。何が正解で、何が嘘なのか。 多くの人は、間違えた考えや、他人に刷り こまれた常識に踊らされ、「うまくいか ない……」と嘆きます。そんな現代 社会を生きる私たちに必要ことは、 本質を見抜く力……つまり 「洞察力」を身につけることです。 1「独立・起業」 2「集客」 3「セールス」 4「仕事術」 5「人の感情」...
独立した個人こそが国家を支える基盤となるという考え方 第 2,279 号
孔子はある時、弟子から「知とは何ですか」と いう質問を受けます。その答えは、いかにも 人間通である孔子らしいものでした。 以下は、『論語』を分かりやすく説くことで 定評がある、作家で元高校教師の佐久協氏の お話の一部です。 (『致知』2011年12月号 特集『孔子の人間学」より) ─────────────────── (佐久) (一説に孔子の...
日本旅券の所持者は世界の国々から歓迎され.また信頼されている 第 2,278 号
食文化、モノづくり、日本語、和の心、あらゆる 日本文化に好意が寄せられている。それなのに 自分の国を愛せなくなったのはあまりにも悲しい。 日本のポップカルチャーの先駆者は「浮世絵」。 「クール・ジャパン」は日本のポップ カルチャーから始まった。 漫画・アニメは世界に向かって開かれた日本 文化の入り口。子供時代に接する文学や映像 が、人格形成に決定的な影響を及ぼすこと ...
支える側が支えられ.生かされていく 第 2,277 号
誰の人生にも必ず訪れる大切な人との別れ。 その現実を受け入れ、新しい一歩を 踏み出すことは簡単ではありません。 詩人の藤川幸之助氏は、 認知症になった母の壮絶な介護に向き合い、 その実体験から人々の心を支える 珠玉の詩を数多く紡ぎ出してきました。 本日は皆さまの心の糧になることを願って、 藤川氏初の自選詩集 『支える側が支えられ、生かされていく』より、 詩「あなたは歩き...
現代のような「多忙な時代」に待ったをかける独自の迫力と深さ 第 2,272 号
深く問う、とはこういうことだ。個から国家 までを貫く思索の轍(わだち)をたどる。 本質的にとことんまで考え、向き合った 吉本隆明の格闘の記録でもある。「個人 幻想」「対幻想」「共同幻想」という 3つのキーワード。吉本の主著と され、戦後、日本人が国家について 考えた最高峰とされる『共同幻想論』、 その現代的意義に寄りそいながら読み解く。 同時代を生き、『共同幻想論』...