「 生きる 」一覧
とにかくあまりにも受け入れがたい神の仕業でした‥が‥‥ 第 517 号
今回は、『致知』を読み始めるようになって、 お父様の死を受け入れられるようになったと語る、 京都府の福知山公立大学准教授杉岡秀紀さんの 「致知と私」と題する文章をご紹介します。 ─────────────────── 雑誌『致知』を教えてくれたのは二人の 「父親」でした。 一人目は実の父親。 父親は私の最も尊敬する人であり、仕事も 趣味も大事にし、...
継続することが物事を成就させるために一番大事だと思いますよ 第 515 号
現代日本を代表する書家 星 弘道さん、72歳。 そんな星さんを導いた人生の師、そして人生で 最も大切なこととは── ─────────── ☆ 人生の師に学んだこと ☆ 星 弘道(全日本書道連盟理事長) ─────────────────── それから三人目の師は、私に漢詩、漢文を教えて くださった猪口篤志(あつし)先生。 ...
距離感が縮まってきたと感じた頃.空が白々と明け始めたのが分かる 第 514 号
比叡山の「三大地獄」と呼ばれる行の一つに 看経(かんきん)行があります。 この行を終えた高山良彦(りょうげん)さんに、 修行の様子を振り返っていただきました。 ─────────── ☆ 「看経地獄」を遂業して見えてきたもの ☆ 高山 良彦(比叡山延暦寺一山・戒光院住職) ─────────────────── 天台宗の総本山である...
毎日を悔いのないように生きるお天道様は見ておられる 第 512号
東京都の都立小山台高校教諭で野球部助監督の 田久保裕之さんにとって、『致知』は 日々の仕事の支えです。 その田久保さんは、亡くなった野球部員が 赤トンボに姿を変え選手たちを励ます 様子を何度も目の当たりにされます。 田久保さんが書かれた感動的な「致知と 私」の文章をぜひご一読ください。 ─────────────────── 「どんな20代30代がい...
杉原がハルビンで情報収集活動をするのに絶好の身分であった 第 509号
「国境と向かい合った近代の日本人」が 本書のモチーフです。 いわゆる「島国根性」から遠いところにいた人々。 とはいえ、ハルビン学院と満洲国は、歴史教科書 の一部としてみるに、まだまだ鮮度の高い生モノで あり、あの時代の都市と国家、そして日本人たちの 相貌は、世界のあちこちで国境線が引き直されて いる冷戦後の現代と交錯します。 そして、私たちに「国って何だ?」とい...
人という生物の不思議さと可笑しさ生きる喜び(生きる) – 9 – 第 500号
”光陰矢の如し„今年も過ぎ去ろうとしている。 朝夕、あれこれ忙しい中にも自身と静かに 向き合う時間は充分にある。 今年は暖かかったのか寒かったのか、人には それぞれ感じ方が違い一概には言えない。 つい最近も、枯葉が舞う冬めいた日があるかと 思えば、小春日和で日差しのぬくもりを感じ 心がほっこりする時間を過ごした。 宇宙からの自然、太陽や月の動きから 感じる生活...
自分が何か困った時.このおっさんなら助けてくれるんじゃなかろうか 第 492号
ガソリンスタンド経営の傍ら、20年にわたり 140名に及ぶ非行少年たちを更生へと 導いた野口義弘さん。 非行少年たちに積極的に関わるように なった原点とは──。 ─────────── ☆ 16歳の少女が教えてくれたこと ☆ 野口 義弘(野口石油社長) ─────────────────── うちに来る子供たちは100人100様で...
不揃いこそ、社会のかたちとしては安定感があり強い!! 第 487号
西岡常一棟梁の内弟子の小川三夫親方が主宰する 宮大工を育成する「鵤(いかるが)工舎」。 ここには、年齢も性格も能力も学歴もまちまちの 26人の若者が寝食を共にして修業に励んでいる。 彼らを束ねる親方の型破りの教育論。 民家ではなく、寺社を中心に手がける宮大工 ですが、木を拵(こしら)え、組み上げていく 作業は、ふつうの大工と同じです。 大工の仕事は実作業です。...
物を考える人としての脳は 積極的に寝てしまっている 第 482号
東北大学教授で、脳科学者でもある川島隆太 さんが、『致知』12月号で驚くべき データを紹介されています。 ズバリ、SNSは子供たちの脳にどのような 影響を与えるのか、についてです。 その記事の一部をご紹介します。 ─────────── ☆ 素読のすすめ ☆ 川島 隆太(東北大学加齢医学研究所所長) ──────────────────...
日本の海を守る!島が潤えば人が増え結果的に日本の島として存在感が増す= 2-1 = 第 475号
2001年12月、冬の日本海に北朝鮮不審船が出現。 海上保安庁は戦後50余年の禁を破り、初めて"敵 性艦"に対して発砲、交戦状態となりました。 以来10年、日本の海を巡る情勢は 大きく動きました。 尖閣諸島、竹島、北方領土といった領土と周辺 領海は、常に一触即発の状況下にありますが、 "海の上の国境"は一般の人々の目に触れる こともなく、それを巡る攻防もまた、 これ...