「 癒す・感情・神経 」一覧
ああ、あの子の家族はこうなっているんだな = 2-2 = 第 2,534 号
――健さんは初めての一人旅だったそうですね。 〈美谷島〉 あの年頃の子に一人で 旅をさせるのは冒険ですけれど、 上の子たちも同じ頃に一人旅をしていたので 「健ちゃんも行く?」と聞いたら 「行ってみたい」と。 新幹線がいいかなと思いましたが、家から 羽田が近いので飛行機で行くことになって……。 主人と二人で羽田まで送って行って搭乗口で 「バイバーイ」と手を振ってね。 あの時...
ああ、あの子の家族はこうなっているんだな = 2-1 = 第 2,533 号
昭和60年8月12日、520人の命を一瞬にして 奪った日航ジャンボ機墜落事故が発生しました。 世界の航空史の中で最多の犠牲者を 出したこの事故で、美谷島邦子さんは 次男の健さんを失います。 以来37年、多くの遺族が集まる 「8・12連絡会」の事務局長として 会報や文集をつくり続け、 講演活動で遺族の声を届け、 紙芝居や絵本で命の大切さを訴えてきた 美谷島さんが見つけたも...
姿勢が悪くなるのと股関節が硬くなるのは相関しています 第 2,530 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「『歩行整体』という仕組み」でした。 今回は「姿勢改善のポイントは股関節にある!」です。 ・図入りはこちら ・姿勢が悪い人の大半は股関節が硬い 治療現場で長年観察していると、 腰痛やギックリ腰、股関節痛、坐骨骨神経痛、 ひざ痛、足の痛みなどに悩まされている人の多くは、 股関節が硬いという現実があります。 また、...
かたよらない心.こだわらない心.とらわれない心 第 2,518 号
臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺さんは 「坐禅は心を空っぽにする修行である」と 説かれます。 心が張り詰め、たくさんの概念や情報、 感情で頭がいっぱいになった時、 どうすれば鏡のように澄んだ心を取り戻せる のでしょう。 ───────────────── 〈横田〉 自分中心なわがままな物の見方が執着を生みだし、 争いを起こし、苦しみの原因になってしまう。 そのように様々な...
自分の心を示すために言葉と行動があるんだよ 第 2,515 号
1978年にデビューして以来、 「乾杯」「巡恋歌」「とんぼ」 「MOTHER」など数々のヒット曲を 世に送り出し続けている シンガーソングライターの長渕剛さん。 『致知別冊「母」2022』では お母様との心温まるエピソードや、 音楽家としての原点、名曲誕生秘話 を語っていただきました。今もなお 長渕さんの心に残る母の教えとは――。 ───────────────── ...
日本本来の意味や成り立ちに無自覚であることは多くある 第 2,514 号
「日本はなぜ『日本』というのか」 「日本の国旗はなぜ『日の丸』なのか」 このような質問をされた時、 あなたはきちんと答えられますか? 同様に、普段何気なく使っている 「お父さん」「お母さん」 という言葉がどのような意味を 持っているのかご存じですか? 月刊誌『致知』でお馴染みの 境野勝悟先生は、こうした質問に答えられる 日本人は極めてすくないでし...
僕には夢がいっぱいあって時間が足りないんだ 第 2,508 号
体の自由がだんだんと奪われていく 難病・筋ジストロフィーと闘いながら、 歌手として多くの人々に生きる勇気を 与え続ける小澤綾子さん。 人生の歩みを振り返っていただきながら、 心の支えになった出逢い、活動の原点となった エピソードを語っていただきました。 ───────────────── 〈小澤〉 ……堪え続けた違和感の正体が ようやく判明したのは、20歳の頃。 手す...
自分の心を示すために言葉と行動があるんだよ = 2-1 = 第 2,504 号
さまざまな情報が溢れる時代だからこそ、 子育てをするお母さんたちに、良い言葉を 伝えたい。 母と子の幸せな人生のために、 いつの時代にも変わらない 人間学のエッセンスを届けたい――。 そんな想いから2019年に誕生した 『致知別冊「母」』。 「幼児期に一番大切なのは、子育てのノウハウや 知識の詰め込みではなく子どもが愛情を感じ られることだ、と改めて気づかせて ...
停戦後の世界秩序も混迷の道を辿ることになるでしょう 第 2,478 号
いまだ終わりの見えない ロシア・ウクライナ戦争。 最新号「これでいいのか」では、 憂国の論客、中西輝政さんと 櫻井よしこさんに最新情勢を交えつつ、 今後、戦争が辿るシナリオと日本興国への 道筋を語り合っていただきました。 ───────────────── (中西) 読者の方々が本号を手に取られる頃には 事態がもっと進展していると思いますけれども、 今後の展開として...
静かで清らかな気が人の心ばかりか表情にまで影響を与えている 第 2,477 号
八木重吉の詩には、人の心を癒やし励ます力が あると文学博士の鈴木秀子先生は語られます。 今回は『致知』好評連載「人生を照らす言葉」 の中から、鈴木先生が八木重吉の詩を解説 されるくだりを紹介します。 ─────────────────── (鈴木) 最近、致知出版社に寄せられた 女性読者の声を拝見する機会がありました。 その方は目がご不自由になり、 お知り合いの...