「 願望・欲望 」一覧
日本人は日本人のように考え行動してこそ世界で本当の価値を発揮できる 第 2,506 号
数学者として知られる藤原正彦さんは長年、 日本の国語教育のあり方に 警鐘を鳴らし続けてきました。 読書力の低下で、文学や詩歌など 美しい国語に触れない日本人が増え、 同時に人間としての大切な情緒が 失われつつある現状もその一つです。 そうなった背景は何なのか、 失われた日本語をこれからどのように 取り戻していけばいいのか。大局的な視点 から藤原さんにお話しいただきました。 ...
日常というのはいとも簡単に壊れてしまうものなのである 第 2,503 号
解剖学者にして昆虫蒐集家でもある養老孟司氏。 大ベストセラーになった 『バカの壁』の著者としても有名です。 その養老氏が『致知』8月号(最新号)にて いま若者たちに伝えたいメッセージを 投げ掛けられています。 ★『致知』についてはこちらから ─────────────────── (養老) いまの20代の方々に参考になるような 若い頃の体験談を話してほしい、...
紙の本は電子書籍より豊かな情報を脳に刻んでくれるのです 第 2,502 号
「言語脳科学」の第一人者である酒井邦嘉さん は、紙媒体の本を読むことが人間の脳に よい刺激を与えることを様々な研究を通じて 明かにしてきました。 また、インターネットや 人工知能に過度に頼ることは、 人間の脳を退化させてしまう、人間は考える 力を失ってしまうと警鐘を鳴らします。 酒井さんが語る紙の本の効用、 そして自ら考え、新しい物事を 創造していく脳の作り方とは? ...
この呼吸法を実践すると‥‥‥股関節周りをサポートします 第 2,500 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「股関節を軟らかくする-開脚編-」でした。 座位による開脚および開脚前屈を軟らかくという内容でした。 今回は「股関節を軟らかくする-前後開脚編-」です。 股関節の軟らかさのチェックは3つの姿勢に集約されます。 1.合蹠(がっせき)座り(前屈) 膝を曲げて足の裏を合わせる姿勢で座り、そこから前屈するというチェック法で、おも...
妹と弟の存在がようやく私を支えてくれたのでした 第 2,499 号
森進一さんの名曲「おふくろさん」。 この歌を歌う時、森さんの心には、 亡き母親の思い出が去来するといいます。 苦労をして子供たちを育てた森さんの母親は ある日突然自ら命を絶ってしまいます。 森さんは、この現実をどのように受け止め 人生を切り開いていったのでしょうか。 ─────────────────── (森) 幸運は思わぬところからやってくるもので、 新人作...
こういう状況で助かった人を見たことがありません 第 2,498 号
「賢者は歴史に学ぶ」といいます。 いまを生きる私たちに貴重な 知恵を授けてくれる歴史。 そこには、母親のお手本となる 素晴らしい女性も数多く登場します。 「博多の歴女」として、 日本の歴史や文化の伝承活動に 取り組む白駒妃登美さんに、 子育てに奮闘する女性に ぜひとも知っていただきたい 歴史エピソードをご紹介いただきました。 ───────────────── ...
「生き残る」ことの 意味を深く噛み締めました 第 2,496 号
酸素ボンベをつけず、 体力と精神力を鍛え上げることで 8,000メートル級の山々を踏破してきた、 無酸素登山家の小西浩文氏。幾度も命の危機に 遭遇しながらもそれを見事に回避、 その体験を通じて独自の危機管理術を会得した 小西氏の「心の習慣」に迫ります。 ───────────────── (小西) 危機に直面し生き残るための習慣について、 登山家としての経験を踏まえなが...
本当にやりたい仕事を自ら掴み取った喜びから他の仕事まで楽しくなる 第 2,495 号
自分が本当にやりたい仕事を掴み取り、 それを達成した時の喜びは、 何ものにも代え難いものがあります。 今回は元アナウンサーで弁護士として活躍中の 菊間千乃さんの20代の頃の体験談を紹介します。 アナウンサーの仕事を辞めたいと 悩んでいた菊間さんですが、 自ら立てた企画を成し遂げることで、 周囲から認められる存在になっていきます。 ★『致知』最新号の案内はこちら ──...
「いい歴史」は必ずしも万人を喜ばせるものではない 第 2,494 号
世界には「歴史のある文明」と「歴史のない 文明」がある。日本文明は「反中国」をアイ デンティティとして生まれた。 世界は一定の方向に発展しているのではない。 筋道のない世界に筋道のある物語を与えるのが 歴史だ。「国家」「国民」「国語」といった 概念は、わずかこの一、二世紀の間に生ま れたものにすぎない…などなど、一見 突飛なようでいて、実は本質を鋭く ついた歴史の見方・捉...
それが僕の誰にも負けないと思える努力です 第 2,493 号
米大リーグ通算3089安打という偉業を成し 遂げたイチロー選手。人々に大きな夢と感動を 与え続けてきた、その〝超一流〟プロとしての 生き方に学ぶべきこととは? 若き日のイチロー選手の専属打撃投手として、 練習に打ち込む姿を間近で見てきた という奥村幸治さんにお聞きしました。 ───────────────── (奥村) これは私が打撃投手に区切りをつけ、 トレーナ...