「 世間動静全般 」一覧
公平無私で交渉に臨んでいるから相手の底意がよく見える 第 2,435 号
幕末、日本とロシアの間で締結された日露和親 条約。千島列島と樺太の領有を目論むロシア側 に対峙したのが、勘定奉行の 川路聖謨(かわじ・としあきら)でした。 川路が日本の外交史に残した功績、 そこに学ぶべきこととは? ─────────────────── (PTA役員) では、これからの日本はどうしたらいいので しょうか。参考にすべき世界の国との付き合い 方、あるい...
自分の行いによってもたらされる結果を予知し日々自覚を持ち行動 第 2,434 号
2016(平成28)年、2度にわたって震度7を 観測し、熊本県を中心に甚大な被害を もたらした熊本地震。発生から早くも6年が 経ちました。 カー用品大手イエローハットの 創業者である鍵山秀三郎さんは、 当時知人から聞いたという 「地震を予知した猫」の話に関連して、 現代人がいま取り戻すべき根本的な 〝予知能力〟について語っています。 ★激動の時代だからこそ「人間力」。 ...
アフリカでトヨタより有名な日本企業 第 2,421 号
「このビィ・フォアードっていうのは一体、 何者なんだ!?」グーグルの役員会議室では、 こんな会話が飛び交ってたという。 なにしろアフリカ各国の人気サイトランキング で、グーグル、ヤフー、ウィキペディア、 フェイスブックなどと並んで、 なぜか「beforward.jp」が 軒並み上位に上がっていた。 彼らが知らなかったのは無理もない。なにしろ 日本人にもまだまだ無名の...
僅かなミスが大きな損失に繋がることがあります 第 2,416 号
28歳の時に4人で立ち上げた 日本電産を一代で世界一の モーターメーカーに育て上げた永守重信さん。 最新号「山上山また山」では、 永守さんに教育事業に懸ける思い、 心鼓舞する言葉を語っていただいた 記事の一部をご紹介します。 ───────────────── (名和) 理事長にここまでお話しいただいた 教育に対する考え方は、 まさしく日本電産を創業されて、 ...
涙と笑いがぎっしり詰まった波瀾万丈の歩み 第 2,409 号
途上国発ブランド「マザーハウス」の創業者兼 デザイナーの軌跡を綴ったノンフィクション。 等身大で飾らない著者の言葉に、読者から 「人生を見つめ直した」「夢へ一歩踏み 出した」などの声が寄せられた、心に 響く一冊です。 一歩踏み出す勇気がここにある ! イジメ、 非行……居場所がなかった青春。強くな りたいと入部したのは「男子柔道部」。 そして偏差値40から3ヵ月で一...
「富める者」と「貧する者」が2分化された世界 第 2,393 号
インドの貧困地獄から這い上がれない底辺で 生きる女たちの壮絶な日々を追う!物乞い から売春ビジネスまで、私がインドで 出会った女性たちはみんな貧困に もがいていて、そこから這い 上がろうとしてもできないのだった。 だから、この本は売春地帯の話も取り上げている のだが、そうでない話もたくさん入っている。 この本のテーマは「貧困」であり、 「貧困に生きる女性たち」だ。 ...
長期的には必ず楽観できる選択を! 短期的には慎重に悲観的に捉える 第 2,388 号
何かを計画する上で忘れてはいけないこと、 それは〈長期的〉〈短期的〉の2つの視点を 持ちながら、計画を実現していくこと――。 時事問題の論客である京都大学名誉教授・ 中西輝政氏は、日米戦争はこの視点を忘れた 悪しき典型であると述べられています。 国際情勢に限らず、あらゆる場面において 大切な原則を中西氏にご教示いただきました。 ────────────────── ...
渋沢栄一があの時代の切迫感を人一倍感じていた 第 2,369 号
最新号の特集テーマは「渋沢栄一に学ぶ人間学」。 昨今、新しい一万円札の顔として注目を集める 渋沢栄一。 『致知』では人間学という視点で 渋沢栄一という人物を掘り下げました。 明治大学教授・齋藤孝さんと、 中国古典研究家・守屋淳さん。お2人が対談で 語られた渋沢ならではの「修正力」は その人生観、仕事観が凝縮されていて 大変興味深いものがあります。 ★最新号の案内はこちら...
古典のよさは知的文化の伝統という以上に身体文化の伝統だ 第 2,368 号
平家物語は、日本語として最高の水準にあり、 最高傑作の一つです。しかも、生き方や、どう やって死を迎えるかという私たちの非常に 重要なテーマを、どの段も持っています。 …しかし…原文でなければ魅力のほとんどが 抜け落ちてしまうことがおわかりいただける と思います。そこで、この長大な物語の中 から、声に出してその世界をゆっくり味 わえる場面を、できるだけコンパクト にとりあ...
人は食べることにより死に.食べないことにより生きる = 2-2 = 第 2,363 号
ユダヤ人は、ユダヤ教の聖典である『ヘブライ 聖書』(旧約聖書)を生涯にわたって何度も 繰り返し読むことを求められます。 私がページをめくりながら実感したのは、 健康と医療、さらに食べ物を巡る情報が実に 多いことでした。 病気を避けるための正しい知識と実践方法が、 宗教の戒律という形でたっぷりと織り込まれて いるのです。 私は弁護士という仕事柄、医療を巡る最新情報に 随時...