「 世間動静全般 」一覧
野外で即時通信できる機能を保有する軍隊は世界的に数少ない 第 671 号
防衛事務次官として現場で指揮を執ってきた 著者が解き明かす、国家防衛の内実。 日本列島の軍事的価値、陸海空の守りの現場、 そして防衛省・自衛隊の見えざる組織とは? 中国軍の狙い、在日米軍の戦略、北朝鮮 の兵器開発などの情報も詳述。 体験・知見、加えて詳細に綴っていた記録を 基に、国民には見え難い姿を明らかにする。 中国は国家の威信を示すためには米国と並ぶ 海軍...
人様の話に静かに耳を傾けられるようになる 第 669 号
父が息子のために書き残した「親父の小言」。 そこには、息子に対する親の深い愛情が 伝わってきます。 心の琴線に触れる「親父の小言」を「父の日」 に送ります。 ─────────── ★ 「親父の小言」 ★ 青田 暁知(大聖寺住職) ─────────────────── 「親父の小言」をご存じでしょうか。 ご存じでない方でも 「火は...
胃と肝臓が丈夫でなければ駐在員はつとまらない 第 668 号
パリ支局長が追い続ける圧倒的「リアル」なパリ、 フランス。政治、外交、社会、世相、文化、 ライフスタイル…フランスのすべてがわかる。 ドゴール将軍は第二次世界大戦中、議員や高級官僚 が国益を忘れ、対独協力に走った事実を憂慮して、 国益を最優先とする本来の官僚のあり方を徹 底的に叩き込むために高級官僚の養成所、 国立行政学院(ENA)を創設した。 フランスのエリートの中...
人が動機付けで仕事をすれば組織はいきいきと動く 第 661 号
戦後の政界、官界、学界、経済界には、かつての 調査部員の存在があり、彼らが「経済成長」の 青写真を書いた、といっても過言ではない。 つまり、日本は敗戦とともに「満鉄」をはじめ数 多くのハードウェアを中国に置いてきたが、「頭脳」 というソフト・ウェアはすっかり引き揚げてきたのだ。 その時代と人間にとって、大きな象徴がある。 「赤い夕陽」に染まりながら1万2000キロ...
挫折の繰り返しが後年.現実の改革や大事業を成し遂げる闘争能力を培った 第 658 号
否定的なイメージの「挫折」だが、それを経験した 人間だけが、ビジネスで最も必要な「打たれ強さ」 を手に入れられる。 そして、何より、「己を知る」ことができ、 それこそが成長への近道となるのだ。 本書でいう「挫折力」とは、この「挫折を愛し、 乗り越え、活かしていく力」なのである。 数々の企業を再生させたプロフェッショナルによる、 不安定な時代を愉快に生き抜くための希...
新しいことを生み出すのは一人の孤独な熱狂である 第 657 号
ネットバブル崩壊、業界の低迷、再びのネットバブル。 絶頂の中、発生したライブドア事件、親友・堀江氏 の逮捕、株価暴落、そして社長の退任を賭けて 挑んだ未知の領域…。 その時、起業家は何を考えていたのか?抱えた苦悩 と孤独、そして心に沈めてきた想い。 焦り、嫉妬、不安、苛立ち、怒り、絶望―。 すべての真相を、今ここに。 魂をゆさぶる衝撃の告白。 人とは違う生き方...
そもそも外交の世界に純粋な人道支援など存在しない 第 655 号
『自壊する帝国』で第38回大宅ノンフィクション 賞受賞した佐藤優、衝撃のデビュー作。 外務省、検察庁、永田町を震撼させ「国策捜査」 を日本中に知らしめた告白手記! 外務省元主任 分析官は、政治と外交の最前線で何を見たのか? 有能な外交官にして傑出した情報マン──。 国を愛し、国のために尽くしたにもかかわらず、 すべてを奪われた男が、沈黙を破り、「鈴木 宗男事件」の真実...
英国との絆を必死に取り戻そうとした人間の姿 第 653 号
ヒロヒトの全てを報告せよ----。インテリ ジェンス先進国の英国は、かつて七つの海 を支配した情報網を駆使し、敵対関係と なった太平洋戦争前後も、わが国を 冷徹に見つめ続けていた。 とりわけそのターゲットとなったのは、 日本のトップ、"天皇裕仁"だった。 退位計画、カトリック改宗説、 皇室の資産隠匿疑惑。 そして、天皇の"名代"として動いた、 吉田茂、白洲次...
知っていると奢る指導者ほど過ちを犯しやすい 第 651 号
世界はにわかに動乱の季節を迎えた。 日本周辺海域の波はことさら高い。 「北」のミサイル、空母を持った中国、混迷の中東、 通貨危機とTPP、そして黄昏れゆく日米同盟―。 表に出てこない裏事情、報道レベルを数段超えた インテリジェンスで「今そこにある危機」を分析 しつつ、縮みゆく日本を毅然として回復 させる道筋を示す黙示録的一冊。 「係争の地は指導者の器量を洗い出...
堅強であるものは死.柔弱であるものこそが生の仲間 第 649 号
「大器晩成」「上善は水の如し」「和光同塵」 「怨みに報いるに徳を以ってす」――日本人 に親しみ深いこれらの金言・警句は、 みな『老子』が出典である。 二千数百年もの昔に著され、わずか五千余字から なる書物の言葉が、なぜ日本人の生き方・考え 方に深い影響を与えたのか。 本書は、『老子』をめぐる基礎知識の解説と、 全文の訳注を完備した、その独特の思想世界 を理解する上で...