「 世間動静全般 」一覧
地獄から自力で這い上がってきた人間の顔はいい表情をしている 第 293号
インプット&アウトプット法を、勉強、人脈、仕事、 お金、人生の全5章、各10節ずつの構成にしていて、 文章量も全然多くはなく、良く言えば少ない文章量で 各節を端的に論述しています。 悪く言えば、この文章量なら3日で書けても 不思議はない、とも言える文章量です。 大量インプット&アウトプットの極意は、呼吸にあり。 呼吸のポイントは、吐くことである。 息を完全に吐...
宇宙自然の法則に則った生き方に従うことが自他を生かす 第 290 号
郷に入りては郷に従う 私達がこの世で生きてゆくには、なるべく苦痛の ない快適な環境や状況の中で過ごすことを好み、 苦痛や不快感のあるところをなるべく避けたいとする 自己保存の本能があります。 したがって、今まで人間は苦痛や不快感をなくし、 快適な環境や状況をつくるために努力してきた訳です が、完全に解決したとは言えません。 これからも、おそらくそうした理...
ギブすべきことを極力減らしてテイクだけを求めたら互いの信頼関係を失う 第 289 号
防衛大学で講義した米国の軍事動向、インテリ ジェンスの実体、戦略の方向性、シンクタンクの役割、 そして日米同盟のあり方についてを1冊に まとめた本である。 アメリカの数々の軍事的な報告書や戦略報告書に ついて、ここ数年の移り変わりを丁寧に拾い集めて いて、極めて網羅的な内容になっている。 いかなる同盟も冷厳なギブ・アンド・テイクに よって成り立っている。 日本...
生きることに必要な財産を管理するため.それに関して記録する 第 281 号
近年、ビジネス教養のひとつとして脚光を浴びて いる会計学だが、これを勉強しようと思うと、 その退屈さに音をあげたくなる。 けれども、その「歴史」を追ってみると、ひょっと しておもしろく会計を学べるかもしれない。 「複式簿記」「期間計算」「発生主義」など会計学の 重要概念誕生の経緯から、「会計士」がどんな仕事を こなし、どんな社会的地位を占めてきたのかまでを 辿り、会計...
包丁の研ぎ方一つで料理の味は変わるんだよ = 2-2 = 第 279 号
中西は1970年に東京大学工学部を卒業、 日立に入社した。 「入社した頃から社長候補」と言われ、 30代の初めにはスタンフォード大学院に留学。 大みか工場副工場長、日立ヨーロッパ社長、 北米総代表、欧州総代表も務めるなど、約束された エリートコースを歩んできた。 中西は物腰は穏やかだが、クールで頭が切れる。 そんな彼は5年前にはこの壇上に立つことは予想 していなかっ...
包丁の研ぎ方一つで料理の味は変わるんだよ = 2-1 = 第 278 号
事業構造の転換にとまどった日立は低空飛行を 続けました。そして、訪れたリーマンショックの痛撃。 世界的な需要減によって日立は存亡の危機に 直面しました。 1999年、日立製作所の副社長川村隆は、北海道 への出張のため全日空新千歳行き61便の飛行機に 乗り込んだ。 その飛行機は、旅客機マニアの犯人にハイジャック された。 犯人は、機長を殺害し、副機長を外に出し、 ...
多くの専門的な知見に触れながら.素人感覚を持ち続ける 第 274 号
経世会は、のちに自公政権の礎を築いた "策士″ 野中広務と小渕総理急死の首相臨時代理から "参議院のドン″となる青木幹雄という 「衆参のドン」となる官房長官を輩出する。 現職官房長官・菅義偉の師匠・梶山静六の知ら れざる戦略家のDNAは、菅に受け継がれたのか。 「安倍政権の最大のキーマン」菅義偉内閣官房 長官の次なる一手、此の男の政権戦略が 日本政治を震わす! ...
人はなにかに、誰かに、必要とされることを必要とする 第 270 号
心を開き誠を見(あら)わす 「このせち辛い競争社会にあって、自分の心の内を 見せたら足元をすくわれ、実もフタもなくなってしまう」 と心のフタを閉める人を見かけますが、こういう人に とっては、おそらくこの章の句のように 『本心を露わにして誠意をもって相手に接する』など 笑止千万(しょうしせんばん)なことでしょう。 最初から相手を信用していないのですから、そんな...
複合的な価値観を(「自然観」「死生観」「歴史観」)どう捉えるか 第 264 号
現存する国家のなかで世界最古の歴史をもつ日本。 なぜ日本だけが、二千年以上も存続し、繁栄する ことができたのか?それは国体(国のかたち)を 守りつづけることができたからである。 「日本の建国精神とは何か?」 「伝統には必ず重要な意味がある」 「なぜ京都御所は無防備なのか」 「天皇主権と国民主権は両立する」 「『古事記』の叡智は世界の役に立つ」 「お金を超えた“日本の宝...
やるべき事はキチンと実行する⇒⇒信用が得られる = 2-1 = 第 260 号
事(こと)に敏(びん)にして 言(げん)に慎(つつし)む 「君子は言に訥(とつ)にして、行いに敏ならん ことを欲す」という句と同じように、実行すべきこと は速やかに実行し、言葉は控えめにして余計なことは 言わない、という意味です。 私達は、とかく文明の利器(りき)のお蔭で、自分の 頭や手足を働かせないで、なるべく機械に頼り、その分 だけ休んだり、...