「 仕事・職 」一覧
周りの人の支えや助けがあって初めて物事はうまくいく 第 2,728 号
再生医療を可能にするiPS細胞を世界で初めて 発見し、2012年にノーベル生理学・医学賞を 受賞した京都大学iPS細胞研究所所長の 山中伸弥さん。 その山中さんの世界的な研究を成功に導いた ものは何だったのでしょうか。お父様とお母様 から学んだという仕事と人生の要諦とは。 ───────────────── 〈山中〉 私の父親は東大阪で小さな町工場を経営して いました。...
新規事業の芽を見つける努力を愚直に繰り返す 第 2,727 号
ファイナンスという"考え方„を身につけると 何ができるのか? ファイナンスがしっかりビジネスに活用できる 法体制や環境が整ってきたのは、実は ここ20年のこと。 しかし、ビジネスで実際に使えるファイナンス の技術をもっているのはごく一部の人だけです。 急速に発達したファイナンスに、今はビジネス パーソンが追い付いていない。 「ファイナンスは武器になる」12年...
美しい言葉は読書から生まれる 第 2,726 号
アサヒビールの社長、会長を務めた 福地茂雄氏(現・アサヒビール社友)は、 人生や経営の処し方を読書から学んだ とお話しされています。 『致知』3月号の「巻頭の言葉」では、 幼少期から青年期、また経営者として どのような本に影響を受けたかを 振り返られています。 ─────────────────── (福地) 私に読書の習慣をつけてくれたのは、母でした。 物心のつ...
玉石混淆な情報のなかから.有用な情報を選び出す能力 = 2-2 = 第 2,725 号
叩き上げの情報専門家、杉原千畝は、 1900年岐阜県に生まれた。かれは 学費にこと欠く苦学生だった。 たまたま目にしたのが外務省留学生試験の 募集記事であった。語学の勉強を続けなが ら、生活も安定する道が見えたのだ。 杉原は中国の満州北部に位置するハルビンに 向かった。同地には、革命以前から多数の ロシア人が暮らしていたので、ロシア 語を学ぶには好適な地であった。 ...
玉石混淆な情報のなかから.有用な情報を選び出す能力 = 2-1 = 第 2,724 号
日本が大戦へと向かう中、自らの目で世界を 見つめ、外交交渉の最前線で闘った男たち がいた。ユダヤ人迫害の危機が迫る中、 本国からの警告を無視して渡航許 可証を発行した杉原千畝。日本 が第二次大戦前へと向かう中、 杉原だけでなく多くの日本 人外交官が世界各地で戦争と戦っていた。 日中戦争初期、本国の訓令を待たずにラジオ で平和的解決を訴えた斎藤博。国際連盟事務 次長を務め...
満鉄調査部は日本の学問の発展に大きく 寄与した 第 2,722 号
日清戦争が始まった1894年(明治27年)から、 ソ連からの引き揚げ船が舞鶴に入港する 1956年(昭和31年)までを歴史学者・ 宮脇淳子氏が完全解説。 「なぜ満洲と呼ばれるのか?」といった素朴な 疑問から、「旅順虐殺の真相」「関東軍の謀略 は本当にあったのか?」「日本と欧米の植民地 政策の大きな相違点」など、日本人と中国人 の歴史観のギャップによって見えなくなっ てきた...
これだけでも回数を重ねることで若返り筋の筋トレになります 第 2,720 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「姿勢が悪い人向け五つのステップ」でした。 今回は「第一のステップ 若返り筋のドローイン」です。 図入りはこちら ・五つのステップについて 五つのステップは、歩行整体(回復から自立までのしくみ)では、 回復まは治療家の仕事ですが、 補強から自立までは認定トレーナーが担当しています。 回復後は補強が必要ですが、 ...
子供たちと命の真剣勝負をすることが求められます 第 2,718 号
いじめ、不登校、引きこもり、自殺……。 児童精神科医の渡辺久子さんは、 半世紀にわたり、 心の病を抱える子供たちに 向き合ってこられました。 渡辺さんによると、 子供たちが抱えている心の問題は 近年、非常に複雑化してきているといいます。 ここでは渡辺さんが治療に当たった 12歳の拒食症の少女の話を紹介します。 ─────────────────── (渡辺) 私...
人がきわめて豊かなのはシステムの操作方法をよく理解しているから 第 2,717 号
超富裕層(スーパーリッチ)の生態から見えて くる、繁栄と腐敗の構造、政官財の癒着、蔓 延する縁故主義、地方政界にまで及ぶ金権 政治――スーパーリッチの生態を通して インド社会の諸相を描いた傑作。 経済自由化以降の急激な成長によって誕生 した超富裕層の実態に深く切り込み、イン ドの経済・政治・社会の諸相を、ときに 魅力的に、ときに生々しく描き出した ノンフィクション。 ...
常に連絡をとって関係を保っておくことが大事である 第 2,715 号
「忍術を志す者は、毛頭も私欲のために忍ぶ ことなく、また無道の君主のために謀る ことはしてはならない―」。今日では、 奇術や卓越した身体能力で注目され ることの多い忍者だが、根幹と なる精神性がなければ見せ物 と変わらなくなってしまう。 忍術を「道」に高めるために必須な精神とは いったい何だったのか。『万川集海』ほか、 貴重な忍術書を具体的に読み解き、誰も 知らなかった忍...