「 仕事・職 」一覧
所くんはお菓子づくりをしている時が一番楽しそうだね 第 2,507 号
年間2700万個の売り上げを誇る パステルの「なめらかプリン」。 その成功の背景には、一人の菓子職人の 熱意とアイデアがありました。 『致知』7月号「致知随想」にご登場いただいた 菓子道代表取締役・所浩史氏のお話の一部を 紹介します。 ─────────────────── (所) 「人生と仕事で大切なことは すべてプリンから学んだ」 それが、パティシエと...
日本人は日本人のように考え行動してこそ世界で本当の価値を発揮できる 第 2,506 号
数学者として知られる藤原正彦さんは長年、 日本の国語教育のあり方に 警鐘を鳴らし続けてきました。 読書力の低下で、文学や詩歌など 美しい国語に触れない日本人が増え、 同時に人間としての大切な情緒が 失われつつある現状もその一つです。 そうなった背景は何なのか、 失われた日本語をこれからどのように 取り戻していけばいいのか。大局的な視点 から藤原さんにお話しいただきました。 ...
自分の心を示すために言葉と行動があるんだよ = 2-2 = 第 2,505 号
そうすると、真っ暗な押し入れの中に 一時間くらい放り込まれた後、 再び神仏の前に正座させられ、母が 「心はどこにある」 と聞くんです。 僕は 「……うーん……どっか、このへん」 と自分の胸の辺りを指します。 すると母は、ビシッと、 「どこだか分からないから、自分の心を 示すために言葉と行動があるんだよ! 言葉と行動そのものがあんたの心!! ...
自分の心を示すために言葉と行動があるんだよ = 2-1 = 第 2,504 号
さまざまな情報が溢れる時代だからこそ、 子育てをするお母さんたちに、良い言葉を 伝えたい。 母と子の幸せな人生のために、 いつの時代にも変わらない 人間学のエッセンスを届けたい――。 そんな想いから2019年に誕生した 『致知別冊「母」』。 「幼児期に一番大切なのは、子育てのノウハウや 知識の詰め込みではなく子どもが愛情を感じ られることだ、と改めて気づかせて ...
日常というのはいとも簡単に壊れてしまうものなのである 第 2,503 号
解剖学者にして昆虫蒐集家でもある養老孟司氏。 大ベストセラーになった 『バカの壁』の著者としても有名です。 その養老氏が『致知』8月号(最新号)にて いま若者たちに伝えたいメッセージを 投げ掛けられています。 ★『致知』についてはこちらから ─────────────────── (養老) いまの20代の方々に参考になるような 若い頃の体験談を話してほしい、...
紙の本は電子書籍より豊かな情報を脳に刻んでくれるのです 第 2,502 号
「言語脳科学」の第一人者である酒井邦嘉さん は、紙媒体の本を読むことが人間の脳に よい刺激を与えることを様々な研究を通じて 明かにしてきました。 また、インターネットや 人工知能に過度に頼ることは、 人間の脳を退化させてしまう、人間は考える 力を失ってしまうと警鐘を鳴らします。 酒井さんが語る紙の本の効用、 そして自ら考え、新しい物事を 創造していく脳の作り方とは? ...
自分で物を考える大事さに気づかされたのです 第 2,501 号
月刊『致知』で「風の便り」を連載されている 占部賢志氏は、この度、致知出版社より 『文士 小林秀雄』を上梓されました。 『致知』最新号(8月号)では、 学生時代から半世紀以上にわたって、 研究を続ける小林秀雄への思いを 綴られています。 ここでは小林秀雄が『徒然草』を どのように読んだのかという 占部氏の興味深い考察について紹介します。 ★有名な人、無名な人を問わず、 ...
この呼吸法を実践すると‥‥‥股関節周りをサポートします 第 2,500 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「股関節を軟らかくする-開脚編-」でした。 座位による開脚および開脚前屈を軟らかくという内容でした。 今回は「股関節を軟らかくする-前後開脚編-」です。 股関節の軟らかさのチェックは3つの姿勢に集約されます。 1.合蹠(がっせき)座り(前屈) 膝を曲げて足の裏を合わせる姿勢で座り、そこから前屈するというチェック法で、おも...
妹と弟の存在がようやく私を支えてくれたのでした 第 2,499 号
森進一さんの名曲「おふくろさん」。 この歌を歌う時、森さんの心には、 亡き母親の思い出が去来するといいます。 苦労をして子供たちを育てた森さんの母親は ある日突然自ら命を絶ってしまいます。 森さんは、この現実をどのように受け止め 人生を切り開いていったのでしょうか。 ─────────────────── (森) 幸運は思わぬところからやってくるもので、 新人作...
まるで五重塔がそびえるように重心が定まって力みが必要なくなる 第 2,497 号
何かにつけて 「楽をしていきたい」と思うのが 私たち人間の常です。 禅ではこの「楽」について どのような捉え方をするのでしょうか。 月刊『致知』で「禅語に学ぶ」を連載中の 臨済宗円覚寺派管長・横田南嶺氏が 「楽道」について語られた文章の一部を 紹介します。 ─────────────────── (横田) そもそも「楽」というのはどういう意味で あろうか。漢...