「 仕事・職 」一覧
救いは脳にではなく心に宿るものだと初めて知りました 第 2,339 号
『致知』2月号(最新号)でひときわ 大きな感動を呼んでいる記事があります。 カトリック長崎大司教区司祭・古巣馨さんの 「愛と祈りと報恩に生きて」です。 古巣さんは神父として、長年、名もなき市井の 人たちの苦しみや悲しみに静かに寄り添って こられました。 この記事には、そのいくつかの感動的な体験が 紹介されています。読まれた方からは 「電車の中で読んでいて、涙を堪えるのが必死 ...
しからば慶喜公のことは自分が一身に責任を負いましょう 第 2,338 号
学校の歴史教科書にあまり記述はありませんが、 幕末の江戸城無血開城に大きな役割を果たした 人物がいます。その名は山岡鉄舟。 幕府と新政府軍との交渉役を務め 江戸を火の海から救ったばかりでなく、 剣、書、禅の達人としても知られています。 『致知』2月号では臨済宗円覚寺派管長の 横田南嶺さんと、臨済宗国泰寺派全生庵住職 の平井正修さんがそんな鉄舟の功績や人柄を 語り合っています。...
人間の基本となる生き方.大義を説く『大学』の教え 第 2,335 号
本日は『致知』最新号に登場されている 東洋思想研究家・田口佳史さんのお話を紹介 します。今回、田口さんが語られているのは 東洋古典の『大学』。 私たちは現在、大きな事件が起きると 「政治が悪い」「経済が悪い」と声を大に しますが、『大学』は一人ひとりが身を修める 努力をしない限り、家庭も整えられないし、 社会の平和も訪れないと説きます。『大学』に 触れることで自らを省みる機会...
一歩一歩努力すれば.いつの間にか高いところでも上がっている 第 2,334 号
弊社から刊行している語録集の ベストセラーシリーズ「一日一言」。 先哲の金言を366厳選収録し、 いつでもどこでも開いて気軽に読める ポケットサイズが人気を呼んでいます。 ………………………………………………………… 『鈴木大拙一日一言』 (横田南嶺・監修/蓮沼直應・編) ………………………………………………………… 世界に禅の神髄を説き、 “人類の教師”とも称...
軍は.平和を維持するために利用するもの 第 2,333 号
今年1年の世界を振り返る時、8月15日、 アフガニスタンの首都カブールが、イスラム 原理主義勢力・タリバンに制圧されたことは 衝撃的な出来事として人々の記憶に焼きついて います。 この時、現地の日本人を救出するための日本政府 の対応は後手に回り、大きな批判を浴びました。 なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか。 元空将の織田邦男氏に登場いただいた『致知』 12月号の連載...
えっ!この子.こんなにニコニコした顔で話すんだ 第 2,332 号
表紙を飾っていただいたのは広島県 教育委員会教育長の平川理恵さんです。 教育長と聞いて、長年、学校現場で 子供たちと向き合ってきた人なのかな、 と思いきやそうではありません。 大学を出てリクルートの情報誌で トップ営業社員になった平川さんは退職後、 自ら留学生斡旋の会社を立ち上げます。 さらに横浜市の民間人校長公募により、 女性で初めて公立学校の民間人校長になります。 ...
年齢に比べ若い高齢者が増えてくる社会これが近未来の姿 第 2,331 号
2022/01/11 (火) 7:00 こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「技術を究める過程はプロセスに過ぎない」でした。 今回は「人生100年時代の治療家とは」です。 図入りはこちら 今回は人生100年時代の治療家像について、 今感じていることを語ってみます。 (人生100年時代の治療家とは) 1974年からテレビで放映されているアニメで、 ...
社会に有用な存在となり.社会に恩返ししたくなってくる時 第 2,330 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「健康寿命を伸ばし生涯現役を支援する」でした。 今回は「技術を究める過程はプロセスに過ぎない」です。 図入りはこちら 今回は岡田が目指す治療家像について、 治療家人生40年を振り返りながら語ってみます。 (技術を究める過程はプロセスに過ぎない) 鍼灸学校を卒業して間もない頃は、 素人に毛が生えたような状態からのスター...
その目は燃えるような人恋しい孤独のどん底にいる目でした 第 2,329 号
浄土真宗の僧として、 また篤志面接委員として、 刑に服する人々に生き方を説き続ける 真宗大谷派浄真寺副住職の西端春枝さんは、 一燈園の三上和志さんから聞いた話が いまでも忘れられないと言います。 病に冒され、余命幾ばくもない ある少年が最期に残した言葉とは。 ─────────────────── 〈西端〉 これはもう60年以上も前の話ですが、 ある夜、お隣の佐藤さん...
私たちはもっと子どもたちの可能性を信じるべきだ 第 2,328 号
齋藤孝先生が 全国民に贈る国語教科書 子どもたちに 一生の宝となる日本語力を身につけ、 知性を身につけてもらう。 それこそが次の世代にできる 最高の贈り物である――。 そんな信念のもと、齋藤孝先生が 1年半の歳月と、渾身の思いを込めて作った 「理想の小学国語教科書」。 手に取られた方は、その分厚さに驚かれ、 子どもには難しいのではない...