「 価値観 」一覧
奪うに益なく譲るに益あり.譲るに益あり奪うに益なしこれが天理 = 2-2 = 第1,146号
もし町村のうちで一人この道をふむ者 があれば、人々はみんな分を越えた 過ちを悟るだろう。 人々がみんなこの過ちを悟って、分度 を守ってよく譲れば、その町村は富み 栄えて平和になること疑いない。 古語(大学)に「一家仁なれば一国 仁に興る。」といっているのは、 このことだ。 よく心得なければならない。 仁というものは人道の極致であるが、 儒者の説明はや...
奪うに益なく譲るに益あり.譲るに益あり奪うに益なしこれが天理 = 2-1 = 第1,145号
尊徳の身辺で4年間暮らした門人・福住 正兄が翁の言行をまとめた不朽の名著 『二宮翁夜話』が、報徳記念館初 代館長・佐々井典比古氏の読 みやすい現代語訳となっ て甦りました。 本書には、広く知られる、水車やたらい の水、積小為大の説話はもちろん、「家 を興すのも積小から」「貧乏神・疫 病神の住所」「変事に備える道」 などなど、人々の心田を耕し、 人生を繁栄に導くための ...
日本語の語彙は.他言語に比べても非常に豊富である 第1,144号
その一言に知性は滲み出る。 誰でもできる珠玉の言葉 を血肉にする技術。 語彙が豊かになれば、 見える世界が変わる。 教養あふれる大人になるための、 実践的「語彙力向上講義」。 語彙力を鍛えれば、一目を 置かれる存在になれる。 夏目漱石を音読する。 ウディ・アレンの映画をまとめて観る。 海外ミステリーを読む。 などといったトレーニング方法...
人間は閑職にある時こそ何かと得られるところが多い = 2-2 = 第1,143号
大平の対米基軸は、大磯に隠棲して いた吉田茂から意識的に継承した ものでもあった。 外相になってからも大平は吉田を足しげ く訪ね、帰国報告も欠かさなかった。 大平は、「天衣無縫というか、屈託の ない吉田さんのユーモアに富んだお話 をうかがうのを楽しみにしていた。 大磯の吉田邸には、内外の要人の往訪 が多く、引退後も吉田さんは依然と して、隠然たる政治的影響力...
人間は閑職にある時こそ何かと得られるところが多い = 2-1 = 第1,142号
外交をライフワークとする 政治家・大平正芳。 対米関係とアジア外交との均衡を重ん じ、現在にも通じる対外構想を描い た大平の理念と外交はどのよ うなものだったのか。 その実像をたどることで、戦後 日本政治を問い直す。 外交は国家の命運を左右する。 資源なき島国の日本とすれば、 なおさらのことである。 外交をライフワークとする政治家を 外政家と...
『士』とは完全なる独立性の下でこそ社会から負託された職務を果たし得る 第1,139号
有罪から一転、10年経って逆転無罪と なった“長銀、日債銀粉飾決算事件”、 著者が冤罪と見る“ライブドア事件”、 投資の含み損の「飛ばし」に端 を発した長期にわたる“オリ ンパス粉飾決算事件”、 原発企業ウエス チングハウス 買収が巨額損失隠しに つながった“東芝粉飾決算”。 元公認会計士が、犯罪会計学を駆使して 5大粉飾事件の深層を解明!『公認会計 士vs特捜検察...
子どもの貧困問題が継続的に注目されれば.支援の機運が高まっていく = 3-3 = 第1,138号
問題解決に向けて 一人 ひとりができること。 子どもの貧困問題は、「ジブンゴト」 と捉えるべき問題である。 子どもの貧困を放置した場合、一学年の 生涯にわたってもたらされる社会的 コストは2兆9000億円である。 子どもの貧困問題はこれまで 見てきたように非常に規模 の大きく、複雑な問題である。 その解決のためには、資金や物資、人材、 知見などのあら...
子どもの貧困問題が継続的に注目されれば.支援の機運が高まっていく = 3-2 = 第1,137号
大きな台風24号、皆さんの安全を お祈りいたします。 社会的損失は所得が40兆円超、 財政収入が16兆円失われる。 子どもの貧困が改善された場合は、 もたらされる財政収入は約6兆 8000億円だが、子どもの 貧困が放置された場合 は約5兆7000億円 まで減少し、その 差は1兆1000億円である。 貧困状態に置かれた子ども全員が現状の まま放置されてしま...
「困った時は大自然を見てごらん」と『易経』は語りかけている = 2-2 = 第1,135号
『易経』は、私たちが大人になっても 頭を抱えてしまうような悩みを、一瞬 でスパッと解決してくれるのです。 いつまでたっても勉強が 好きになれないわが子に。 自分のことが好きになれず、 泣いてばかりいる女の子に。 あっ! 友達とけんかして、ふて腐れて いる男の子も、読んでくれたら嬉しいな。 おとなだけでなく、子供たちが自ら 『易経』を読んで、解決策を...
「困った時は大自然を見てごらん」と『易経』は語りかけている = 2-1 = 第1,134号
いまから約5,000年前に中国で生まれた、 世界最古の書物『易経(えききょう)』。 時代や環境が変化していく中で起こる、 あらゆる出来事の解決策になる知恵が 記され、孔子や孫子から、当代の指 導者層まで、多くのリーダーたち がバイブルとしたとしてきました。 そんな書物を大人だけでなく、子供にも 役立ててほしいと、『易経』研究の第一 人者である竹村亞希子さんと都...