「 価値観 」一覧
ある年齢まで生きて次第に弱っていく相手に対し「尊敬.敬意」を自分の心に置く 第1,004号
終末期のがんで苦しむ90歳近い母親と、 そのそばに付き添う年配の息子さん。 それまで苦しそうだった母親を一瞬 にして穏やかな気持ちにさせ た、魔法の言葉とは。 ──────────── 鈴木 秀子(文学博士) × 皆藤 章(臨床心理士) ──────────── 【鈴木】 いま皆藤先生は「命に寄り添う」と おっしゃいましたけれども、...
純粋な情熱を傾けて一心不乱に取り組むそれに対し神様が知恵を授けてくれる 第1,003号
≪宇宙には「知恵の蔵」がある≫ 日本発の国際賞「京都賞」を創設し、 人類社会に多大な貢献をもたらした 人物の顕彰を続ける稲盛和夫さん。 その真意とは? ─────────────── 稲盛 和夫(京セラ名誉会長) ─────────────── ──これまで105名もの錚々たる方々を 表彰してこられたわけですけど、受賞 者に共通する点は何かござい...
天から一本の糸をもらったように感じたんです 第1,002号
14歳で暴走族の最年少メンバーになる と、21歳で逮捕されるまで様々な罪 を犯してきたという工藤さん。 いまでは地元福岡で更生保護施設を 運営し、数多くの子供たちを独り 立ちできるよう指導しています。 そんな工藤さんの転機となった『蜘蛛 の糸』を想わせる21歳の頃の あるエピソードとは。 ───────────────── 工藤 良(田川ふれ愛義塾理事長...
人という生物の不思議さと可笑しさ生きる喜び ( 人生 ) – 10 – 第1,000号
人は生まれた時に「天(宇宙)」からの 手紙(使命)を携えて、この世で 生かされると言われます。 使命は ”いのちのつかい„ と書きます。 その人が引き受けた人生を どう生きていくのか。 宇宙からお預かりしている心と体を活か し、どのように生きていくのか自身に 問いかけながら、歩んでいかなけ ればなりません。 さだまさしさんの歌に「無縁坂」があり ます...
身を捨てる覚悟で子供たちの救出活動に臨んだ先人の生き方 = 2-2 = 第 998 号
神戸に行けば何か新しいヒントがある のではないかと考えた私は、毎月3回 ほど石川から神戸に足を運び、市立 図書館に籠もっては勝田船主に 関連する資料の収集に当たりました。 1日に取るコピーの数は約百枚。 なかなか核心は掴めないまでも、私の 心は勝田船主の人物像が少しずつ 明らかになっていく喜びに 満たされていました。 一方、肝心のカヤハラ船長については 全...
身を捨てる覚悟で子供たちの救出活動に臨んだ先人の生き方 = 2-1 = 第 997 号
≪100年間埋もれていた 日本の偉人たち≫ 名利を顧みることなく、大義に生きる ことを潔しとした古きよき 日本人の男たち。 そういう男たちの実話が100年ぶり に明らかになりました。 1920年のロシア革命時、難民となって 広大なアジア大陸を彷徨っていた800 名のロシア人の子供たちとその教 職員を、貨物船を改造した大型 船「陽明丸」に...
一つの脳みそのように皆と情報を共有して道筋を明確にしていく 第 996 号
≪最高の結果を出すための チームワーク術≫ 瀕死の子供を救う小児集中治療の普及 に力を尽くす植田育也さん。 より多くの命を救えるかどうか、その 鍵を握るのが、チームワークに あると言います。 最高の結果を出すためのチーム ワーク術を学びます。 ───────────────── 植田 育也(小児集中治療のプロ) ────────...
とにかくおいしく食べてもらうのが基本です 第 995 号
福岡市内で92歳のいまも料理教室を 開いている料理家・桧山トミさん。 教室に通う生徒さんたちは、料理だけ でなく、タミさんの言葉にも 魅了されているとか。 ─────────── 桧山 タミ(料理家) ─────────── 母親として女性として、健やかな体を つくるための家庭料理こそ、私が 心から伝えたい料理の道だと 思っているんです。 ...
歴史家はその暗号に気をつけながら裏を読み解かなければならない 第 993 号
なぜ、維新の英傑の顔は消されたのか? 歴史作家・望月真司は、一枚の 古写真に瞠目した。 「島津公(しまづこう)」とされる人物を 中心に、総勢13人の侍がレンズ を見据えている。 そして、その中でひときわ目立つ大男…… かつて望月が 「フルベッキ写真」で 西郷隆盛に比定した侍に酷似 していたからだ。 この男は、若き日の西郷なのか? 写真は ないとされている西...
どんなに辛くとも苦しくとも取り乱さず.優しさと大らかさ保つには… 第 992 号
大峯千日回峰行という荒行を、1,300 年の歴史の中で、二人目に満行 された塩沼亮潤さん。 過酷な修行の先に見えてきた不動の 世界をご自身の体験を踏まえて、 お話しいただきました。 ───────────── 塩沼 亮潤 (慈眼寺住職) ───────────── 千日回峰行を満行した者は、10年目に、 9日間飲まず、食べず、寝ず、横に ならずとい...