「 価値観 」一覧
直観的.本能的に体が動くようになるということ 第 2,867 号
南海、ヤクルト、阪神、楽天の4球団の監督を 務めること通算24年。名将として、多くの選手 やコーチを育成した野村克也さん(享年84)。 生前、月刊『致知』のインタビューで多くの 金言を残しています。その中から、ビジネス パースンにも役立ちそうな15点を厳選し 再録しました。 ───────────────── ●視点を変える やっぱり人間、視点です。視点を変えると...
指導者として欠いてはならない修養を重ね危機に可能な限り対処した 第 2,866 号
太平洋戦争の敗戦要因についての研究は、歴史 家だけでなく、専門分野を超えて、これまで精 力的に進められてきた。だが、その失策に ばかり気をとられ、すぐれた能力を発揮 した軍人たちがいたことを我々は忘れ るべきではないだろう。 指揮官としての責務を果たしつつも、時局や 組織に振り回されず、人としてあるべき姿を 求め続けた指導者たち――。その人間観や 指導観に学びの視線を向け...
基礎科学の振興なくして日本復興はないとの思いがありました 第 2,865 号
祖業である電子顕微鏡で世界トップシェアを誇り、 ノーベル賞の陰の立役者と称される 理科学・分析機器メーカー日本電子。 しかし営業畑生え抜きの 栗原権右衛門氏が社長に就任した時、 同社は未曽有の経営難に喘いでいました。 そこからいかに立ち上がったのか、 経営改革の歩みに迫ります。 ★経営・仕事の極意が満載、 栗原権右衛門氏のインタビューはこちら ──────────...
人間はもともとダメだということを酒が教えてくれるのだ 第 2,864 号
「上品とは、欲望に対してスローモーな奴」。 落語界のレジェンド・立川談志が逝ってはや 10年。その活躍は多岐にわたり、多くの 著作や音源で金言・名言、芸論等を遺 してきた。没後10年の節目に、高座 などでは分からない「普段の師匠 をもっと知って欲しい」――前 座生活16年半。弟子の中で一番長く 談志のそばにいた著者だからこそ知る、 唯一無二、笑いはもちろん、ホロリ とさせるエ...
中国の超限戦が静かに進行していることを認識する 第 2,863 号
世界覇権を目指す中国が目には見えない戦争、 日本侵略への地歩を確実に進めているーー。 政府、民間企業、大学、研究機関など、 様々な領域に入り込み、巧妙な手段で 日本の軍民両用技術を盗み取っている 中国の驚くべき超限戦の実態を、経済安全保障 アナリスト・平井宏治さんに語っていただきました。 ★平井氏の論考の詳細はこちら ───────────────── (平井) ...
安心して運動できる体をつくるのが私が提唱する若返り筋メソッドです 第 2,860 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「歩行整体と縁起の理法」でした。 ※図入りはこちら 今回は〃筋トレで傷めてしまう意外な理由?〃です。 特に初級者が筋トレによって傷めることがありますが、 そのなかでも意外に知られていない理由があるので、 今日はそこにフォーカスして解説します。 筋トレが原因で傷めてしまう理由はいくつかあります。 ここで、おもな原因...
英国とフランスは非公式で大量の鉱物を支配していた 第 2,859 号
経済制裁は、国際平和を乱した国への懲罰メカ ニズムとして、近年、多用されてきた。この 経済制裁は、第一次世界大戦後の国際秩序 を構築する中で誕生したものだ。当時、 経済制裁は「経済兵器」とも呼ばれ ていた。というのも、大戦で敗者 となったドイツ帝国やオースト リア=ハンガリー帝国、中東 などで経済制裁が多くの餓死者を もたらした生々しい記憶を伴っ ていたからだ。 本書...
人と関わる上で一番重要なのは何よりも人格 第 2,858 号
『致知』2023年9月号の特集テーマは 「時代を拓(ひら)く」です。 世間的に目立たなくとも、一つの分野に おいて周りをリードし続ける会社。 また、困難に遭っても大勢の社員の 生活・家族の未来を守り、 顧客の仕事に貢献し続ける経営者。 これらはどちらも、時代を拓いていると 言えるのではないでしょうか。 その言わば両方を成し遂げているのが、 電子顕微鏡分野で世界トップシェ...
新しいことに挑戦し進歩する時には.旧来のものを捨てる 第 2,856 号
現在、日本は大きな危機に直面しています。 30余年前、世界の株式時価総額の トップ5はすべて日本企業が占めていましたが、 いまやトップ50にすら1社も入っていません。 既に世界の三流国へと凋落してしまったと、 數土文夫さんと月尾嘉男さんは警鐘を鳴らします。 問題の原因は何か、いかにして打開するか、 大所高所から論じ合う日本の未来――。 ★最新号には、數土文夫さん...
イギリスのなかにある「誇り高き国」スコットランド 第 2,855 号
イングランド、ウェールズ、北アイルランドと ともに「イギリス」を構成するスコットランド。 一七〇七年の合同法でイングランドと統合し グレートブリテン王国となったが、近年の イギリスのEU離脱に際して独立を模索 するなど、今も独自のナショナル・ アイデンティティを保つ。 ケルト文化、ヒュームやアダム・スミスに 代表される啓蒙思想、「地酒」ウイスキー、 ゴルフやフットボールな...