「 価値観 」一覧
若い頃からの心の訓練の積み重ねが生き抜く為の姿勢を決める 第 937 号
人間として生まれた以上、「老い」は 誰もが直面することになる問題です。 もし、体が思うように動かせなくなっ たり、寝たきりになったような時、そ の人にできること、人に喜ばれる ことはないのでしょうか。 シスターの鈴木秀子さんは「神は人生 の最後にいちばんよい仕事を残して くださる」といいます。 『致知』3月号の鈴木さんの連載は老い を充実させるヒントに満ちた...
目前にあるハードルを乗り越えていくための勇気は読書で学ぶ 第 936 号
稼ぐためだけの読書があってもいい。 本好きからしてみれば一見、反発 したくなる言葉かもしれない。 しかし年収はどんどん下がり、若くして 出向やリストラを余儀なくされることも 多い時代にあっては綺麗事を抜きに した“本音”の読書術が求められている。 今こうして本を書いて生きていられる のも、これまで膨大な本を読んで きたおかげだ。 つべこべ言わず、まずベスト ...
掃除が健康にどう関係しているのか.健康に悪影響を及ぼす具体例 第 934 号
長年にわたり大病院の掃除マネジメント で培ってきた掃除伝道師・松本忠男さん が説く「健康に役立つ掃除の方法」。 あなたの家の「掃除」は大丈夫ですか? ─────────────── 松本 忠男(プラナ社長) ─────────────── 健康のために、食事や運動の大切さ を説く人はたくさんいます。 しかし私は、この二つだけでは 不十分だと考...
晋作は危機的状況に直面するとその才能を遺憾なく発揮した = 2-2 = 第 933 号
品川弥二郎が、村塾の三傑といわれた 久坂、入江、晋作の人物月旦を このようにした。 晋作は学問では久坂に劣り、識見では 入江に及ばないが、冷静沈着に状況 判断し、機を見て一挙に決断する 勇気は、誰にも引けを取らない。 また一旦事を起こせば、どのような 困難や障害があろうとも、断固と してこれをなす実行力は、彼 の真骨頂であったという。 晋作なる人物について...
33年再会を願い続け見事に再会が果たされた 第 929 号
味わい深い仏法説話で知られる曹洞宗 の尼僧・青山俊董さん。 青山さんの心に残るある少女との 思い出について語られています。 そのお話を、ぜひ味読ください。 ─────────────────── 青山 俊董(愛知専門尼僧堂堂頭) × 戸澤 宗充(日蓮宗一華庵・サンガ天城庵主) ─────────────────── 【青山】 ...
「忍耐が大事」「感情を表に出さない」とか.忍者っていかにも日本的 第 928 号
忍者、忍術と聞けば、遠い昔話のような イメージがありますが、現代にそれを 受け継いでいる人がいます。 甲賀伴党二十一代宗師家の 川上仁一さんです。 川上さんが語る忍者、忍術とは、 どのようなものなのでしょうか。 ───────────────── 川上 仁一(甲賀伴党二十一代宗師家) ───────────────── ──川上さんは甲賀流忍術の伴...
客観的な目で自分を観察し.6秒間呼吸を整えて心を静める 第 927 号
誰かに嫌なことを言われて、 ついムッとする。 激しく怒られて傷つき、 落ち込んでしまう。 誰にでもそんな経験はあるはずです。 そういう時、そのマイナスの思いを 消す「六秒の奇跡」と呼ばれる 方法があるそうです。 シスターの鈴木秀子さんに解説 していただきます。 ────────────────── 鈴木 秀子 (国際コミュニオン学会名誉会長)...
大きな目標を持ち.長い目で人生を見つめることの大切さ = 2-1 = 第 925 号
サンリオ常務取締役の著者の新刊。 ハローキティをどのように世界展開 したかなどの体験談を織り交ぜなが ら、ビジネスパーソンが世界で 戦うためのハウツーを語る。 日本にいる皆様にお伝えしたい。「ぜひ、 海外に日本人として誇りをもってチャ レンジしてほしい」ということ。 学生で飛び出してもいい、語学留学 や、MBAのような大学・大学 院留学でもいい。 また3...
私たちが進めるのは一本道、しかも後戻りはできません 第 924 号
多額の借金を抱えた老舗旅館を僅か2年で 黒字化した温泉旅館女将の宮﨑知子さん。 女将になるつもりはなかったという宮﨑 さんがなぜ女将になり、どのような改 革をしていったのでしょうか。 ─────────────────── 宮﨑 知子 (鶴巻温泉元湯陣屋旅館女将) ─────────────────── ──女将になられたいきさつを 教えてくだ...
満州の首都.実態は諜報活動とアヘン取引を両輪とする極秘特務機関 = 2-2 = 第 923 号
里見はその後、天津の邦字新聞 「京津日日新聞」の記者となる。 彼はここを足がかりに軍の信頼を勝ち 取り、やがて日本内地のメディア統合 の先駆けとして、現在の電通と共同 通信を誕生させる発端ともなる、 満州国通信社を立ち上げることになる。 そして同文書院時代、中国の奥地深く まで探査したように、中国大陸のもう 一つのメディアともいうべき阿片の 世界に没入していくこと...