「 価値観 」一覧
2人は混沌と矛盾がまじりあった時代!不思議な運命の糸で結ばれていた = 2-2 = 第 775 号
佐治敬三という男は、まさに太陽の ような存在であった。 いや、太陽であろうと努力した人であったと 言ったほうがいいかもしれない。 彼もまた、じつは開高同様の繊脆さを 内に秘めていたのである。 だからこそ理解しあえる部分が あったのは間違いあるまい。 豪快に見えて、気配りは人一倍である。 情にもろく、人一倍笑ったが、 人一倍涙も流しもした。 ...
2人は混沌と矛盾がまじりあった時代!不思議な運命の糸で結ばれていた = 2-1 = 第 774 号
1人は勝算なき「ビール事業」に挑み、もう1人は ベトナム戦争の最前線に身を投じる。 生産量世界一のウイスキーをつくったサントリー 佐治と無頼派作家開高の不思議な友情 がかなえた、巨大な夢。 開高健(かいこう・けん)という男は、表面上 豪快にふるまっていたが、むしろ壊れやすい ガラスのような感性を持ち、アメリカの 国民作家アーネスト・ヘミングウェイ にも似て、性格の根...
小さなことの積み重ねは.やがて目に見えない自信となる 第 773 号
本書は一流プロ6,000人の取材を通じて得た、 生き方を好転させる心の工夫の仕方が もりだくさんの一冊です。 ─────────────────── ●『生き方のセオリー』(藤尾秀昭・著) ─────────────────── 2016年の『致知』1月号に、世界的テニス プレイヤーとして活躍した杉山愛さんの お母さんの杉山芙沙子さんの話が出ています。 ...
鍛え抜いた知能から生み出されてくる 第 772 号
「負けるが勝ち」という倒錯の達人、ヘブライ的 時間、偶像否定で頭がよくなる因果関係、「現世 利益」気質、高度管理社会を動かす数学的言語、 神聖なる日常生活のマニュアル化、「エクソ ダス(脱出力)」、強烈な平等主義否定、 ニューリッチ量産、リスク志向、他…。 成功を読み解く30の遺伝子。 従来の「ユダヤ本」を超越。 長年、研究に携わってきた著者が初めて 明かす、苦境...
「困った状況は楽しい時間」その仕事観・人生観とは? 第 771 号
小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の生還が 大きな感動を呼んだ日のことをご記憶 の方も多いでしょう。 プロジェクトマネジャーを務めた 川口淳一郎さんが開発までの ご苦労をお話しくださいました。 ───────「今日の注目の人」─── 川口 淳一郎 (宇宙科学研究所・宇宙飛翔工学研究系教授) × 齋藤 孝(明治大学教授) × 石黒 浩(大...
一心不乱に読んでいく.その短時間集中力たるや恐ろしい 第 769 号
新聞社の政治部記者時代に田中角栄と出会い、 以後23年間、敏腕秘書として勇名を馳せた 著者が、政治の舞台からプライベート まで、天才政治家の生の姿を活き活きと描く。 田中角栄の毎日は凄かった。 たとえば、オヤジは夜9時になると 寝てしまう。パタンキューだ。 それで夜中の12時ごろに起き、2時間ぐらい の間、役所から届いた資料、数字やら、 読みかけの本やらを読む...
将来の知的競争力を育む土台を築くことが大切 第 768 号
ノーベル賞受賞者の3割を占め、ビジネス界 でもトップ経営者が多数輩出するユダヤ人。 その成功の秘密である教育と 学習メソッドを紹介する。 物事に疑問を持ち、自分の力で独創的な 答えを導き出す思考力の伸ばし方。 65億人の人間が地球にいるが、その中で ユダヤ人はわずか1400万人しかいない。 それなのに学問やビジネスで大きな 存在感を示している。 ...
「生き者」は「生き物」をつくらなくてはいけない 第 766 号
書や絵画、作陶、篆刻など幅広い分野の美術 作品を創作する美術家の清水義光さん。 自然と人間ということを強く意識した芸術 感は、とてもユニークです。 ───────「今日の注目の人」─── 清水 義光(美術家) × 髙﨑 正治(建築家) ─────────────────── 【清水】 僕もまた、自然と人間ということを強く 意識しながら仕事をして...
艦の安全を保ち.仲間や自分の身を守るための生活技術 第 765 号
英国王立海軍兵学校「ダートマス」流の ジェントルマンシップと武士道を融合し、 米国海軍兵学校「アナポリス」流の 卓越したリーダーシップを和の 精神のなかに取り入れた「究極の人間教育」! 海軍兵学校「最後の生徒」として、徳川家の サムライの伝統を身につけた著者だから こそ見えた「人間教育の要諦」を本邦初公開。 海軍の「5分前の待機」は、単なる精神教育 ではなく、艦の安全を...
確実に動いている時代!!次にどんな手を打っていけばいいのか 第 764 号
ブランディング戦略によって、成長を続ける 300年の老舗企業中川政七商店の中川 社長と、パートナーの水野さん。 お二人のお話からブランディング戦略の イロハを学びます。 ───────「今日の注目の人」─── 水野 学(クリエイティブディレクター) × 中川 政七(中川政七商店社長 十三代) ─────────────────...