「 価値観 」一覧
堅強であるものは死.柔弱であるものこそが生の仲間 第 649 号
「大器晩成」「上善は水の如し」「和光同塵」 「怨みに報いるに徳を以ってす」――日本人 に親しみ深いこれらの金言・警句は、 みな『老子』が出典である。 二千数百年もの昔に著され、わずか五千余字から なる書物の言葉が、なぜ日本人の生き方・考え 方に深い影響を与えたのか。 本書は、『老子』をめぐる基礎知識の解説と、 全文の訳注を完備した、その独特の思想世界 を理解する上で...
自分に都合がいいような提案をするという能力に長けている英国人 第 648 号
「米国一強」で成り立ってきた世界秩序は崩壊する。 その一方で、中国、ロシアの存在が大きくなり、 再び混沌の時代がやってこようとしている。 だが世界はすぐに「新秩序構築」へと向かうだろう。 その中で、英国は”したたかな„外交手腕を 発揮するに違いない。 英国のEU離脱がなぜ起きたのかという真相を つまびらかにしつつ、日本の進むべき 道を提唱する。 第二次世...
控えめに振る舞うことを「粋」とする彼らの行動 第 647 号
1965年、東京都生まれ。細川護熙首相の公設秘書 を経て、執筆活動に入る。 その一方で日本文化の普及につとめ、書籍編集、 デザインのほか、さまざまな文化イベントの プロデュースなども手がける。 父方の祖父母は実業家の白洲次郎と随筆家の 白洲正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。 子どもの頃から、僕には友達が少なかった。 僕の人付き合いの仕方は、広く浅くで...
足に合う靴を履いて生活することは健康を維持していく上で必要不可欠 第 645 号
日本に靴を修理して履く文化を根づかせ ようと奮闘する酒井宏明さん。 その情熱の根源はどこから生まれてくる のでしょうか。 ───────「今日の注目の人」─── 酒井 宏明(靴商店インターナショナル社長) ─────────────────── 海外のお取引先様には「クレイジー集団」 と言われていますが(笑)、そのくらい 皆で情熱を...
社会に役立つことを選択した方が.最終的には自分も得をする 第 643 号
脳科学の権威、苫米地英人氏がすべてのビジネス マンに送る脳力UPの秘訣! ますます情報化が進むストレス過多な現代を生き 抜くには、「スピード」が命! 迷いなく賢明な 即決即断そして行動で成果を出せる脳を つくるための行動習慣ヒントが満載。 実際、即断即決ができるようになると、 あなたの人生は変わる。 スーパーマーケットで買い物に1時間かけている 人は、ネットで...
自分の分際をわきまえ.とにかく稼ぐことだけに専念せよ 第 641 号
江戸・明治の日本で、巨万の富を築いた驚くべき 商人がいた! 「現銀安値掛け値なし」で大繁盛を 生み出した三井高利、酒造業・両替商で 大坂一の豪商となった鴻池善右衛門、 大文字屋を創業した下村彦右衛門、 みかん船や材木商で大成功した 紀伊国屋文左衛門、真珠の養殖で富を 成した御木本幸吉など。 彼らはなぜ一代で成り上がれたのか。 いかにして商売を大きくしたのか。 ...
話がうまい人は関心があらゆる方面に散らばっている 第 638 号
寡黙でほとんど取材を受けることがなかった、 高倉健さんのインタビュー集を日本で唯一出版。 日本を代表するノンフィクション作家として、 ポール・マッカートニーさん、柳井正さん、 孫正義さんをはじめ、3000人を超える 超一流と「会話」をするなかで得た 技術やコツを、ポイントを押さえ、わかりやすく紹介。 話に抱いていたあらゆるネガティブ要素が消え、 自分が変わり、人生が変...
地元とは運命共同体であり「共存共栄以外に道はない」 = 2-2 = 第 637 号
東日本大震災にあっても、そのDNAは10代目 社長の海和誠に受け継がれていた。 カネに糸目をつけずに一刻も早く停電を解消し、 潤沢な電気をとどけることによって、人々の 暮らしと経済を立て直しを支援する という道を選択させた。 釜石は過去に何度も強大な津波に襲われた歴史を 持つだけに、古くから「地震が来たら、津波が 来る。てんでんに(それぞれに)安全な 場所へ逃げろ」...
地元とは運命共同体であり「共存共栄以外に道はない」 = 2-1 = 第 636 号
危機において企業の生死を分かつものは、 長い間育まれた企業の文化である。 危機時の緊急マニュアルの精緻さではない。 震災から三年、気鋭のジャーナリストが取り組んだ テーマは、同じ大震災に直撃されながら、東京電力 と東北電力はなぜ明暗を分けたのか、である。 人類史上最悪の事故を起こした東京電力の福島第一 原子力発電所と同じ太平洋岸にあり、より震源に 近く、大きな揺...
決めたことは必ず通す強い精神力の 持ち主 第 635 号
ハマのミナトとともに歩んだ、おやじ・藤木幸太郎 の波乱のドラマと、せがれ・幸夫の人間味溢れる 生き様を率直な語り口で描く。 平成16年3月~8月『神奈川新聞』に掲載された 「わが人生・藤木幸夫」をもとにまとめる。 親父は、祖父の八百屋の仕事をしていた。 御用聞きのように裏口へまわる仕事をしている と、応対に出る主婦や女中の言動、態度など で、家庭の内情が自然とわ...