「 価値観 」一覧
日々笑いと精進を積み重ねることで前向きな発想が出来る = 2-2 = 第 251 号
後世の弟子たちは、宇宙の理法を ”法 身仏(ほつしんぶつ)„ 、それを悟った 歴史的人物である釈尊を ”応身仏(お うじんぶつ)„、そのはたらきを伝 える阿弥陀仏を ”報身仏(ほうじ んぶつ)„ と一応区別していま すが、ちょうど壺にもその 素材と形と用途の別が あるように、元来 は同一物の三側面といえます。 したがって私達は、宇宙の理法を悟った 釈尊の教えを通して、...
身近な人たちとの関わりを 大事にしなくてはいけない 第 248 号
『論語』というと、どこか堅苦しい イメージがありますが、その教え はとてもシンプルです。 本日はあまり知られていない孔子 の家庭観を紹介します。 ─────────── ★ 孔子が求めた徳治政治 ★ 安岡定子(こども論語塾講師) ─────────────────── 孔子は言います。 「若者たちよ。家庭にあっては親に孝行 し、外では目...
体の中の魂と共鳴する自然の恵みである食事こそが最上の健康 第 245 号
近年話題になっている「サーチュイン 遺伝子」。 人間の生命力を司るこの遺伝子のスイッ チをオンにするための条件が「空腹」。 つまり空腹時でないとこの遺伝子 は作動しないのだ。 ところが現代人の生活は、お腹がすかな くても時間になれば食事をしてしまう。 そんな飽食に対して人間の体は対応でき るようにはつくられていないため、様々 な弊害を引き起こしているの...
人々も自然も 時間の流れも穏やかな日本!! 今は ? 第 243 号
古き良き日本の心を、独特な感性と偏見の ない公平な眼差しで、克明に書き記した 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)。 明治以降、失われゆく日本の心を八雲は どのように見ていたのでしょうか。 ─────────── ★ 小泉八雲が目指したもの ★ 池田雅之(早稲田大学教授) ─────────────────── 八雲がバンクーバーを出航して横浜港に 到...
生かされている自分を大切に毎日最善の努力をし感謝して生きる = 2-2 = 第 241 号
釈尊は『賢愚経(けんぐきょう)』で弟子 たちに次のように語っています。 過去を追うことなかれ。未来を追う ことなかれ過去はすでに過ぎ去れり。 未来はいまだ来ざりきゆえに、ただ今 なすべきことを、そのところにおいて よく観察し揺(ゆ)らぐことなく、動ずる ことなく、よく見極めて実践せよただ 今日なすべきことを、よくなせ 誰か明日の死あることを知らん ...
生かされている自分を大切に毎日最善の努力をし感謝して生きる = 2-1 = 第 240 号
心安きときは体(たい)安し 私達が毎日、汗水流して一所懸命働いて お金を蓄えるのは、自分や身内の、生 活の安定のためと考えられます。 確かに、私達の生活は不安定であり、 毎日遊びにふけっていては、いくら お金があっても足りず、ましてや、 蓄えのない生活は将来が不安です。 したがって現在したいこともしないで蓄財 し、保険に加入などして、いくらかでも 将来に備...
旬のタケノコ変に小細工をしないで本物の味を味わってもらう 第 237 号
NHKテレビ「プロフェッショナル」でも 紹介された日本料理・未在の石原仁司さん。 その料理へのこだわりは半端ではありません。 本日はそのこだわりが分かるお話を紹介します。 ─────────── ★ 日本料理の道を極める ★ 石原 仁司(日本料理・未在店主) × 岩本 光治(虎屋 壺中庵店主) ─────────────────── 煮物椀...
人はおカネの匂いを嗅ぎ付けて寄ってくる = 2-2 = 第 235 号
動けば、偶然が必然に変わる。 自分でも、本当に不思議だなと感じるの だが、とにかく走り続けていれば、しか るべきタイミングでしかるべき人が あらわれて力になってくれる。 いったん走り出せば「偶然」のほう から歩み寄ってくる。 そして、その偶然がやがて 必然に変わってくる。 本人が夢中で楽しそうにやっていれば、 人は自然と吸い寄せられる。 問題は山積...
いろんな積み重ねが あっていまがあるわけです 第 233 号
イタリア料理の名店「アルポルト」。 オーナーシェフの片岡さんは、かつて 料理長を務めていたお店で6年連続 満席を続けるほどの腕前を披露 されていたそうです。 その成功の秘訣とは── ─────────── ◆ 食の喜びを求め続けて ◆ 片岡 護(リストランテ・アルポルト オーナーシェフ) × 落合 務(ラ・ベットラ・ダ・オチアイ オーナーシェフ)...
健全な精神は健全な肉体に宿る = 2-1 = 第 230 号
過ぎたるはなお及ばざるが如し 冒頭の句は、孔子(こうし)が二人の弟子 である子張(しちょう)と子夏(しか)とを 比較して、その生き方や考え方が、ど ちらも偏っているので、中庸(ちゅう よう)を保つことの大切さを述べた 言葉です。 何事を行うにも、他人の言うなりになり、 世間の慣習に従っていれば無難であり、 気楽には違いないでしょうが、それ では世間に押し流されて平...