「 価値観 」一覧
ああ、あの子の家族はこうなっているんだな = 2-2 = 第 2,534 号
――健さんは初めての一人旅だったそうですね。 〈美谷島〉 あの年頃の子に一人で 旅をさせるのは冒険ですけれど、 上の子たちも同じ頃に一人旅をしていたので 「健ちゃんも行く?」と聞いたら 「行ってみたい」と。 新幹線がいいかなと思いましたが、家から 羽田が近いので飛行機で行くことになって……。 主人と二人で羽田まで送って行って搭乗口で 「バイバーイ」と手を振ってね。 あの時...
ああ、あの子の家族はこうなっているんだな = 2-1 = 第 2,533 号
昭和60年8月12日、520人の命を一瞬にして 奪った日航ジャンボ機墜落事故が発生しました。 世界の航空史の中で最多の犠牲者を 出したこの事故で、美谷島邦子さんは 次男の健さんを失います。 以来37年、多くの遺族が集まる 「8・12連絡会」の事務局長として 会報や文集をつくり続け、 講演活動で遺族の声を届け、 紙芝居や絵本で命の大切さを訴えてきた 美谷島さんが見つけたも...
生き物など大自然は豊かな人生を生きる上でとても大切です 第 2,532 号
文学博士の鈴木秀子先生が9月号で取り上げら れたのは佐藤春夫の『西班牙(スペイン) 犬の家』という作品です。 この小説には、「夢見心地になることの 好きな人々のための短篇」という副題がつけ られているように、読み進めるうちに別世界 へと誘われる不思議な作品です。この小説 から私たちは何を感じ取ったらよいのか。 鈴木先生のお話の一部を紹介します。 ─────────────...
ご自身の満洲での姿と少年の姿が重なったのですね 第 2,531 号
作家の青木新門さんが8月6日、お亡くなりに なりました。先の大戦から75年が過ぎ、 当時の記憶を語り継ぐ人が少なくなっている 一方、コロナ禍に見舞われた現代社会には 新たな悲しみが生まれてもいます。 青木さん最後の登場となった『致知』2019年 11月号から、曹洞宗僧侶・中野東禅さんと それぞれの戦争体験を交えて〝悲しみとどう 向き合うか〟を語り合っていただいた 貴重な内容を...
体を鍛える習慣が広がれば日本全体が元気になりますね 第 2,529 号
増え続ける成人病、膨らみ続ける医療費、 深刻化する介護問題…… いま日本人の健康問題の解決が 喫緊の社会課題なっています。 その救世主となるのが、 「筋肉を鍛える」ことであると、 筋肉研究の第一人者で 現役のボディビルダーでもある 岡田隆さんは言います。 最新号掲載のインタビューで、 筋肉が私たちの心と体に どのようなよい影響を与えるのか、 科学的な知見とご自身の実...
生きているとこんな人達(男)もいるのだ 第 2,528 号
男性。Twitterで恋愛についてつぶやいていた ところ、「フォローすれば自己肯定感が 上がる」と話題となり、人気急上昇。 現在、フォロワーは約75000人にものぼる。 Twitterでの発信のほか、stand .fmのラジ オ公式パートナーとしても活躍。また、 カウンセラーとして電話にて恋愛・ 人生の相談をおこない、これ までの相談件数は700人以上となる。 クズ...
自分達の人間力を高めて仕事の質を向上させる 第 2,527 号
本日ご紹介させていただいくお話は、 第4回社内木鶏全国大会で【感動大賞】 を受賞された、株式会社ヤマサコウショウの 佐々木社長様が発表された内容の一部です。 ================= (佐々木) 私が社内木鶏会を導入したのは平成22年の 10月です。 最初は不慣れだった発表も回を重ねるごとに 上手になり、社員から木鶏会が楽しみとか、 やって良かったという意見が...
今!人と人との繋がりが薄れ心が置いてきぼりになっている 第 2,526 号
どんな商品でもたちまち売ってしまう 「カリスマ販売員」として、 全国の企業や販売員の指導、セミナーや 講演活動に当たっている橋本和恵さん。 最新号では、橋本さんに誰もが実践できる 販売・営業の極意を語っていただいています。 ───────────────── (――橋本さんはどんな商品でも 売ってしまう〝カリスマ販売員〟として、 全国から販売指導や講演依頼が 殺到し...
混迷の時代を逞しく生き抜くには人間力が求められます 第 2,525 号
「きょうの感染者数は○○人」 「先週を○○人下回る」 「○曜日では○か月ぶり」。 数年前からは考えられないほど、 こうした報道にも見慣れた感があります。 しかし、これらの情報に一喜一憂することに 意味はあるのでしょうか。 厚生労働省元医系技官の木村盛世さんは、 具体的な論拠と共に、社会全体を覆う "病„の存在を指摘されます。 ───────────────── (...
その生気漲る青春期に思いを馳はせたものでした 第 2,524 号
倫理運動の創始者・丸山敏雄先生と 〝国民教育の師父〟と仰がれる森信三先生は、 直接の交流はないものの、 同じ時代を生き、共に現代人の指針となる 教えを世に広められました。 丸山敏雄先生の令孫である倫理研究所理事長 の丸山敏秋氏は若い頃、森先生と交流し、 その教えに傾倒していたといいます。 丸山理事長にとってお二人は どのような存在だったのでしょうか。 ─────────...