「 免疫力 」一覧
幼年期教育は見ざる聞かざる言わざる 第 70 号
「心は万境(ばんきょう)に随(したが)って 転(てん)ず」人の心がその置かれた環境 によって変わる、という意味です。 私達の性格が形成されるのは、内因性(遺伝 による先天的要素)と、外因性(家庭や社会 など周囲の環境から受ける後天的要素) と、心因性(自分の現在の意志)による といわれていますが、そのうちで 多くの人が一番影響を受けやす いのは、二番目の外因性では ない...
機能性便秘と機質性便秘 第 68 号
便秘には、機能性便秘と機質性便秘があります。 機能性便秘というのは、食べ物の影響で腸の 働きが悪くなって起こる便秘です。 機質性便秘というのは、腸が炎症を起こ したり、ポリープや癒着などで、便が スムーズに出ない便秘のことです。 直腸にポリープがあると、便が小指のように 細くしか出ないと云われています。 一時的なものなら便の太さは戻りますが、 いつまでも...
免疫細胞と腸内細菌 第 65 号
便秘の改善の話をする前に、腸も賢いという話。 腸の中には、体の免疫細胞の60%が 集まっているのだそうです。 食べ物と一緒にお腹に入る確立が高いもの。 それは何となく想像が付きます。 その免疫細胞は、腸内細菌は殺さないけど、体に 危険な細菌が入ってきたと思えば、それを 攻撃する働きがあるんです。 時々免疫機能が狂ってアレルギーを起こしますが、 正常...
内臓機能が回復すると美肌になる 第 62 号
最近、冷え性の方は傾向として、ダイエット によるエネルギー不足の人がいます。 私もプチ断食をおすすめしていますが、 体重を減らすためではありません。 食べないことで、内臓を休ませ機能を 回復させるのが目的です。 それによって、肝臓の解毒機能が働くように なったり、血管がきれいになって血流が 良くなったり、お腹に溜まって いた便が出たりします。 そうして...
拝啓、がんの神様へ(後半)+風邪予防 第 59 号
思いやりの心に触れた時、なぜ私たちの 心はほわっと温かくなるのでしょうか。 不思議ですね。 それでは、前半の続きをどうぞ。 ────────『今日の注目の人』── 長堀 優(育生会横浜病院院長) × 村上 和雄(筑波大学名誉教授) ─────────────────── 【長堀】 実は彼女には肝硬変の夫がいたんです。 子供がいなくて親戚も近く...
拝啓、がんの神様へ(前半) 第 57 号
がん患者さんとの心の通った治療を 心掛けてこられたという育成会 横浜病院院長の長堀先生。 これまで患者さんとの間で数々の ドラマがあったそうです。 そこできょうから二日間は、長堀先生に とって思い出深い患者さんとのエピ ソードの一つをご紹介します。 とても素敵なお話ですよ。 ────────『今日の注目の人』── 長堀 優(育生会横浜病院) ...
疲れない冬の過ごし方”腰痛” 第 54 号
現代人の80%が腰痛に悩んでいると 云われています。 つまり、5人いたら4人が腰痛で悩んで いると云うことになるんですね。 そうやって考えると、自分は「だから なのか」と思ってしまいがちです。 でも、意識を腰痛持ちの仲間に合わせるの ではなく、健康な人に合わせる ことが大切ですね。 食事が正しければ腰痛とは無縁。 私のような生活に支障をきたす腰痛...
笑って免疫力UP 第 47 号
笑う門には福来たる!! 免疫は小腸に 宿ると言われている。 ( ここから引用 ) 免疫力の話の中で、笑うと免疫が上がると いうことは聞かれたことがあると思います。 先日、脳科学の村上和雄先生の講演を聞いた 時には、吉本興業とチームを組んで笑いと 血糖値の研究をしたときには、糖尿病の 方の数値が下がったというので、学会 に発表したとおっしゃっていました。 ...
老化を早める活性酸素+α 第 36 号
老化とは「身体が酸化し、錆び付いてしまう こと」です。 具体的には、全身の細胞から発生する活性 酸素が身体を酸化させてしまうのです。 ですから身体が酸化するのを防ぐ、すなわちこの 活性酸素の発生を抑えることができれば、老化を 食い止めることも可能ということです。 活性酸素の発生を抑える作用のことを、 抗酸化作用と呼んでいます。 そしてありがたいことに...
新酒・甘酒の効用 第 31 号
米と米麹のうまみ成分が溶け出した酒の粕。 又、酒蔵によっては厳選した乳酸菌と酵母菌を 同時発酵させ、何十種類ものうまみや酸味 成分を含み、芳醇な香りがほのかに残る 酒の粕で作る「甘酒」は体に良いのは 確かです。 甘酒は、酒粕とお砂糖の飲み物ではなく、 米麹を低温でゆっくりと発酵させた ものを必ず使って下さい。 それでないと、せっかく甘酒を飲んでも 腸内環境を整...