「 出逢い 」一覧
常にあらゆる環境を楽しむことで人生を生き抜く秘訣がある = 2-1 = 第 2,751 号
2023年4月5日、〝ムツゴロウさん〟の愛称で お馴染みの作家・畑正憲さんが亡くなられ ました。87歳でした。 世界の秘境へ挑み、インドの泥水さえ飲み 込んで、さらに獰猛な巨大動物と触れ合う。 畑正憲さんの人生は、常に死ぬか生きるかの 厳しい戦いと共にあったと言えるでしょう。 生きとし生きるものすべてに惜しみない愛情を 注ぎ、多くの人々に生きる力を与えてくださった 畑さん...
料理の世界は嗜好の世界だから = 2-1 = 第 2,741 号
各界の一流たちが訪れる中華の 名店・四川飯店の二代目・陳建一さんが 2023年3月11日に67歳でお亡くなりに なりました。 陳さんは「中華の鉄人」としてメディアに出演 し、雑誌、料理学校の講師など幅広い分野で 活躍されました。 陳さんを偲び、弊誌掲載の対談記事をご紹介 いたします。 ※対談の御相手は、新宿割烹 中嶋の二代目 店主・中嶋貞治さんです。 ────────────...
驚きや新たな発見を数多く体験し続けることは大切です 第 2,732 号
成功の鍵は"仮説力"にある物事に対してさま ざまな仮説を立てることで、発想の幅が広が ります。"仮説力"を鍛えることで、物事に 対する判断力がつき、ビジネスの場面 でも優位に立つことができます。 科学的エピソードから"仮説力"を養う 本書で紹介している「仮説」は次のような ものです。 «2回転はゼロ回転? «ライト兄弟は本当は飛行実験に成功して いない? ...
美しい言葉は読書から生まれる 第 2,726 号
アサヒビールの社長、会長を務めた 福地茂雄氏(現・アサヒビール社友)は、 人生や経営の処し方を読書から学んだ とお話しされています。 『致知』3月号の「巻頭の言葉」では、 幼少期から青年期、また経営者として どのような本に影響を受けたかを 振り返られています。 ─────────────────── (福地) 私に読書の習慣をつけてくれたのは、母でした。 物心のつ...
この月刊誌は我に返る時間を与えてくれる 第 2,721 号
本誌でお馴染みの3人の先生方が 「心の力をいかに高めるか」をテーマに 語り合われています。 鈴木秀子先生(文学博士) 數土文夫先生(JFEホールディングス名誉顧問) 横田南嶺先生(臨済宗円覚寺派管長) のお話はどれも人間学の本質を突き、 味わい深いものですが、 座談会の終盤、話題は『致知』のことに及びます。 先生方は『致知』の役割をどのように 感じていらっしゃるのでしょ...
子供たちと命の真剣勝負をすることが求められます 第 2,718 号
いじめ、不登校、引きこもり、自殺……。 児童精神科医の渡辺久子さんは、 半世紀にわたり、 心の病を抱える子供たちに 向き合ってこられました。 渡辺さんによると、 子供たちが抱えている心の問題は 近年、非常に複雑化してきているといいます。 ここでは渡辺さんが治療に当たった 12歳の拒食症の少女の話を紹介します。 ─────────────────── (渡辺) 私...
時代が変わろうと変わらない真理がある 第 2,716 号
『致知』3月号が発刊されました。 テーマは「一心万変に応ず」。 心の持ち方ひとつで、 人生の様々な変化や苦難を乗り越えていける という意味の言葉です。 その巻頭では、『致知』でお馴染みの 鈴木秀子先生(文学博士)、 數土文夫先生(JFEホールディングス名誉顧問)、 横田南嶺先生(臨済宗円覚寺派管長) に「心の力をいかに高めるか」について お話し合いいただきました。 こ...
好きなんだからしょうがないんですよね 第 2,712 号
『致知』2023年3月号「一心万変に応ず」。 表紙を飾っていただいたのは、 日本を代表する盆栽作家・小林國雄さんです。 最高賞の内閣総理大臣賞に4度も輝きながらも、 一時は自らの命を絶つことを考えるほどの 辛酸を嘗めたという小林さんに、 一流プロの仕事の流儀を語っていただきました。 ───────────────── (――小林さんが手掛けられた盆栽や美術館を 鑑賞さ...
心を尽くして耳を傾ける修業を始めた = 2-1 = 第 2,704 号
沖縄は、見かけとはまったく違う社会である。 なぜ、日本で最も援助を受けている 地域が、最も貧困なのか。 沖縄の根本原因を突き詰める旅は、日本の 根本原因を突き詰める旅であり、そして、 私たち自身を見つめる旅である。 優しい沖縄人、癒しの島‥‥‥沖縄に魅せら れた多くの人が、その最大の魅力は、島の人 の穏やかさ、温かさ、だと口をそろえる。 またその一方、沖縄社会に...
人口減少とは「静かなる有事」なのだろう 第 2,702 号
日本が人口減少社会にあることは「常識」。 だが、その実態を正確に知る人はどのくら いいるだろうか?人口減少に関する日々 の変化というのは、極めてわずか。 ゆえに人々を無関心にする。だが、それ こそがこの問題の真の危機、「静か なる有事」である。 書店には、人口減少・少子高齢社会の課題を 論じた書物が数多く並ぶ。しかし、テーマを 絞って論じるにとどまり、恐るべき日本の...