「 出逢い 」一覧
昭和天皇は戦後独自の情報ネットワークを構築していく 第 2,015 号
「米国人は立憲君主をまったく理解していな い」「君主は単にゴム印を押す存在ではな い」(英外務省内部文書)戦後、GHQに よって「象徴」とされた天皇のあり 方について、立憲君主制の老舗の 英国は、そんな表現で、日本の 宮内庁に助言をしていた。 そこで、昭和天皇はどう動いたのか――。 田中清玄を批判する者がいる一方で彼を「国士」 「愛国者」と評価する人々がいたのも事実だ。 ...
海峡を越えて活動する原動力にもなった 第 2,008 号
「闇社会の帝王」と言われた戦後最大の フィクサー・許永中の自叙伝。 イトマン事件、石橋産業事件で逮捕される など、数多くの経済事件でその名が取り 沙汰されてきた許が、自身の半生 を初めて綴った。 日本と韓国を股にかけ、極道から巨大商社、 銀行、テレビ局まで、縦横無尽に駆け 抜けた許は、そのとき何と戦い、 何を願っていたのか。 大阪で過ごした幼少期の原風景、日...
悲惨な境遇に置かれても己を捨て.人のために生きようとする 第 2,006 号
神奈川県の県立高校教師(当時)中村正和 さんは2011年の東日本大震災後の夏休み、 陸前高田市などで瓦礫を拾うボランティア 活動に参加。 ─────────────────── 私は、被災地で得た体験を、ぜひとも生徒たち と共有したいと考え、震災にまつわる様々な 情報を集めて授業を行いました。 その際「九歳の男の子」の話を知って、私は 衝撃を受けたのです。 それは、ユー...
精進の中の楽しみを味わい尽くす人生を生きたい 第 2,003 号
『致知』編集長が贈る 人間学のバイブル「人生の法則」 本日は『人生の法則』から内容を 一部ご紹介いたします。 ………………………… 精進の中に楽あり ………………………… 名人達人と言われる人たちがいる。 そういう人たちには共通した資質がある。 それは対象と一体になっている、 ということである。 鉄砲撃ちの名人は 遠くの獲物も一...
アホの定義は「不可能なことはない!」と思っていること 第 1,996号
潰れかかった会社をクレジットカード業界一位 に育て上げたクレディセゾン・林野宏さんと、 一流の成功者の能力開発に携わってきた サンリの西田文郎さん。 様々な困難を乗り越え成功を掴んできた お二人に、運を呼び込む人材の共通点を 語り合っていただきました。 ─────────────────── (西田) 世の中には大きく分けて二種類の人間しか いません。 どうせ自分なんてこんな...
穏やかな声.控えめな表情.丁寧な言葉で語る 第 1,995号
古代ローマ最強の論客が解き明かした「人を 動かす技術」。 欧米の知識人に多大な影響 を与えてきたキケローの名著『弁論家に ついて』をベースに、〈伝え方〉〈話 の通し方〉〈納得させ方〉の“奥義" をわかりやすくまとめ、あらゆる 人を動かす技術の大元であり、 なおかつグローバルエリートの基本 教養であるキケロー『弁論家について』は、 人生のさまざまな場面に使える「言葉の 技術」の...
児玉機関では陰で独特の工作や取引があったのかもしれない 第 1,994号
”怪物”とは、一口にいうと、平凡人の頭では 簡単に因数分解できそうもないようなメンタ リティをもった人物のことである。したが って、善人とか悪人とかいう道徳的な 基準によったものではない」(p.297)。 戦後の日本で、なにか異常なことが起こる ごとに、マスコミの矢面に立つことは少な いが、その陰でいわゆるクチコミの世界 で、いつもヒソヒソとささやかれるの が、児玉誉士夫...
その凄まじい面貌は男を惚れさせずにはいない 第 1,993号
「運とツキ」を高める法則を『致知』の 記事の中からご紹介します。 ★このコロナ禍を乗り切る「人間力・仕事力」 を高めよう。『致知』にはあなたの人生・仕事 を発展に導く珠玉の体験談・教えが満載の 月刊『致知』! ご購読・詳細はこちら ─────────────────── 新潮社を創業した佐藤義亮氏に、 浅草で商いを手広く営む知人があった。 ある晩、その人の店が全焼し...
物事を分析する能力に長け.考えを明確に言葉にすることができる 第 1,983号
著名な企業と慈善団体の設立者でありながら、 その生涯は多くの謎と沈黙に包まれている ロックフェラー。南北戦争直後にアメ リカ人の生活を一変した資本主義 革命を誰にもまして体現して いた大企業家の実像に迫る。 ジョン・デイヴィソン・ロックフェラー・ シニアの生涯は、多くの謎と沈黙に包ま れている。当時としては最大級の企業 と慈善団体の設立者でありながら、 彼自身の人物像は...
君は生きながらにして仏様を彫ってもらったんだ 第 1,977号
本日は、『致知』掲載当時大きな反響を呼んだ 銘菓「博多とおりもん」の 誕生秘話をご紹介します。 ……………………………………………… 「人」という字を刻んだ息子 秋丸由美子(明月堂教育室長) ……………………………………………… 関東・関西の菓子業界を主人と行脚していて、 忘れられないのが、神戸のある洋菓子店に 飛び込んだ時のことです。 そのオーナーさんは忙しい...