「 出逢い 」一覧
空腹時の頭はフル回転する.朝一番に考え.頭を使え 第 2,825 号
思考がのびのびと大空を駆けるには? 自ら の体験に則し、独自の思考のエッセンスを 明快に開陳する、考えることの楽しさ を満喫させてくれる。 頭を働かせるにはまず忘れること。情報・ 知識でメタボになった頭脳を整理し、 創造・思考の手助けをするのは 忘却なのだから。以下『思 考の整理学』の続編。 忘れてもよい。忘れっぽくても、 よい頭は良い頭である。 新しいこ...
祭りの熱狂は魂のアイデンティティの確認なり 第 2,823 号
『土佐日記』の作者・紀貫之は、国司の任を 終えた送別の宴で連日、熱烈に歓待された。 酒好きが多く、酔うほどに胸襟を開く 土地柄なれば、開放的な酒宴は今 なお健在、と高知出身の著者は言う。 福沢諭吉の名言ならぬ「酒は人の上に人を造らず」 を地でいく著者は、東京の下町をはじめ、北海道、 福島、京都、愛媛、熊本など各地を訪ね、出 会った人たちと縁を結ぶ。酒場の風情と 人間模様を...
国際舞台でも力の空白は天下の大乱を招く 第 2,812 号
CIAを擁しつつも、本土への同時多発テロを 防げなかったアメリカ。その後の熾烈な情 報戦と、ビンラディン暗殺作戦を遂行し たオバマ大統領と高官の時々刻々。彼 らは何を誤ったのか?インテリジェ ンスに精通する作家が混迷の世界 を生き抜くための指針を示す。 アメリカ大統領は決まって朝8時半からインテ リジェンス・ブリーフィングを受ける。政府 部内の17を数える情報機関から選り...
失敗のマイナスを持たぬ人には成長はない 第 2,809 号
第5回WBCで3大会ぶり3度目の 世界一を掴んだ侍ジャパン。 同チームの扇の要としての活躍が 記憶に新しい甲斐拓也捕手は、 育成選手からプロ入りし、苦節を経て 史上初の記録を打ち立ててきた人物です。 幾多の恩師と書物を通じて交わり、 自己鍛錬してきた軌跡を追う中で、 甲斐選手に大きな影響を与えた一冊の本を ご紹介いただきました。 …………………………………………...
本の読み方には二通りある 第 2,801 号
戦後、政財界のリーダーたちが 師と仰いだ東洋思想家・安岡正篤師。 その没後40年を記念して師の講話録 『活学』が弊社から復刊されました。 半世紀以上前に話されたものですが、 その内容は驚くほど現代に通じる部分が 多くあります。 「活学とは何か」という『活学』冒頭の章で、 安岡先生は次のように述べられています。 本の読み方にも二通りあって、一つは同じ読む と言...
読んだものは自分の体に沁み込んでいる 第 2,797 号
日本を代表する保険会社、出版社にて重責を 担い、それぞれの道を切り開いてきた 住友生命保険特別顧問の佐藤義雄さんと、 元『新潮』編集長で現在は民俗研究に 携わる前田速夫さん。 幼い頃から読書に目覚め、その学びを人生・ 仕事に活学してきたお二人に、良書が持つ 力、読書を通じて己を磨き高める「学を為す、 故に書を読む」の要諦を語り合って いただきました。 あなたの人生を変える一...
このような危機にこそ人の真価が問われる = 2-2 = 第 2,794 号
羽柴秀長は、出世いちじるしい兄の裏方として、 つねに矢銭(軍資金)の調達に走り回っている ため、織田家中のなかには、「あやつは、い つも銭勘定ばかりしている算盤侍じゃ」と 陰口をたたく者もある。しかし、この男 の地味で着実な仕事がなければ、秀吉 の派手な活動が成り立たぬことを、 半兵衛は見抜いていた。 半兵衛の目は澄んでいた。人の命など、遅かれ 早かれ、必ず尽きる。その生...
このような危機にこそ人の真価が問われる = 2-1 = 第 2,793 号
半兵衛と官兵衛――。「生涯の友」となる 二人の運命が、いま交錯する!野望を内に 秘め、おのが才知で天下に名を残そう とする竹中半兵衛。小寺家の行く末 を織田信長に託す決意をし、軍師 としての生き様を模索する小寺(黒田)官兵衛。 毛利攻略を機に秀吉の下へ集い、いつしか「義」 という絆で結ばれていく二人。しかし三木城攻 めの渦中、謀反の荒木村重を説得に赴いた 官兵衛は、有岡城...
色々と相反する価値観を柔軟に使い分け清濁合わせ持つ民族なり 第 2,791 号
ユダヤ商人の底知れぬ力はどこからくるか。 日本通のトケイヤー氏と外交評論家加瀬氏 の名コンビが、《ユダヤ商法の強さ》 の本質を鋭く、分かりやすく説く。 家族は社会の最小の単位であるからそこで 上手く行かない人は、本当の意味での 社会の一員になれない。 愛する女性を泣かせてはいけない。神様は 流...
やはりよき縁はよき縁を呼んでくる 第 2,789 号
寄生虫病などに罹った数億人の命を救って きた特効薬イベルメクチンを開発し、 2015年にノーベル生理学・医学賞を 受賞した大村智氏。 現在発行中の『致知』7月号では、 歌手の大庭照子氏と、忘れ得ぬ出逢い、 糧にしてきた言葉や教え、 越えてきた艱難辛苦、その中から 紡がれてきたわが人生の詩について、 語り合っていただいています。 大村氏には、本を読んでいたりして、 よき...