「 情熱・熱意 」一覧
この修業をやり抜くしかないんだと覚悟を決めた 第 2,878 号
17歳で天才落語家・立川談志に入門。 両親の反対により新聞配達をしながら、 「上の者が白いと云えば黒いもん でも白い」世界での落語家前座 修業が始まる。 三日遅れの弟弟子は半年で廃業。なぜか築地 市場で修業を命じられ、一門の新年会では 兄弟子たちがトランプ博打を開帳し、 談志のお供でハワイに行けばオネーサン に追いかけられる……。様々なドタ バタ、試練を乗り越え、談春は...
プラスになるんだって百%信じて行動する 第 2,877 号
日本中に歓喜の渦を巻き起こし、 勇気と感動を与えてくれました。 チームを率いた名将・栗山英樹監督が 予てお会いしたかったという横田南嶺氏と共に、 悲願達成までの舞台裏を振り返りつつ、 その最大の勝因、今大会を通して得た学び、 さらにはいかなる出逢いによって自己を磨いて きたか、指導者としての哲学を縦横に語り合って いただきました。 野球と禅――異色の組み合わせながら、 ...
ビジネスの本質は極めて人間くさいもの 第 2,876 号
凄腕の経営コンサルタント計介。彼は、学生 時代に父親の工場が倒産、しかし、手を差し 伸べてくれる者は誰もおらず、一家離散 となった体験から、人を信じる心を 失ってしまっていた。しかし、あ る女性に小さな会社の再建を 依頼されてから、何かが変わり始める…。 ドラマチックなストーリーを追っているうちに、 いつのまにか損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、 キャッシュフロー計...
見習い.付き人は相手が何を求めているか察知能力が問われる 第 2,874 号
落語界の舞台裏からみえてくる悲喜こもごも の人間模様。立川流直伝人たらしの極意。 落語の世界を知れば人間がみえてくる。 ドジでマヌケな話ほど、面白い。 落語は、問題を処理、解決するためのアイ デア、工夫なども提供してくれる。 落語の誕生には、仏教の影響も大きい。 仏教には「節談説教」というものがある。 浪花節の原型。 仏の教えを物語のように語る。ここから...
父は現状維持を拒み昨日の自分を超えようとしていた 第 2,873 号
史上最高齢の80歳で世界の最高峰 エベレスト登頂に成功した、三浦雄一郎さん。 90歳になったいまなお、その挑戦心は衰えず、 富士山登頂へ挑んでいます。 三浦さんの挑戦心の根本には何があるのか、 語っていただきました。 ───────────────── 〈三浦〉 2003年5月、私は目標としていた 70歳でのエベレスト登頂に成功しました。 頂上からの素晴らしい眺めに感動した...
小言を言わないというお墨付きがどんなに私を勇気付けたことか 第 2,869 号
製粉や乾麺製造・販売で群馬県内を代表する 星野物産グループを築き上げた星野精助氏。 その星野氏が、いまから約30年前の 『致知』に登場してくださった際の 心に残るお話をご紹介します。 …………………………………………………… 「向こう一年間、小言を言ってはならない」 星野精助(星野物産会長) …………………………………………………… 母は、一燈園の教...
『源氏物語』は世界屈指の名作だ 第 2,868 号
世界中の多くの人たちが平和な世界を希求して いるものの、戦争のない世界はいまだに実現 していない。とりわけウクライナ戦争は 終わりが見えず、戦後最大のグロー バル・リスクになっている。 同時代に生き、平和を愛する私たちが、国と国、 そこに生きた人と人との間に「友好」の歴史が あったこと、そしてその「友好」が今日でも 続いていることをきちんと知っておくこと は、大切なことで...
直観的.本能的に体が動くようになるということ 第 2,867 号
南海、ヤクルト、阪神、楽天の4球団の監督を 務めること通算24年。名将として、多くの選手 やコーチを育成した野村克也さん(享年84)。 生前、月刊『致知』のインタビューで多くの 金言を残しています。その中から、ビジネス パースンにも役立ちそうな15点を厳選し 再録しました。 ───────────────── ●視点を変える やっぱり人間、視点です。視点を変えると...
指導者として欠いてはならない修養を重ね危機に可能な限り対処した 第 2,866 号
太平洋戦争の敗戦要因についての研究は、歴史 家だけでなく、専門分野を超えて、これまで精 力的に進められてきた。だが、その失策に ばかり気をとられ、すぐれた能力を発揮 した軍人たちがいたことを我々は忘れ るべきではないだろう。 指揮官としての責務を果たしつつも、時局や 組織に振り回されず、人としてあるべき姿を 求め続けた指導者たち――。その人間観や 指導観に学びの視線を向け...
基礎科学の振興なくして日本復興はないとの思いがありました 第 2,865 号
祖業である電子顕微鏡で世界トップシェアを誇り、 ノーベル賞の陰の立役者と称される 理科学・分析機器メーカー日本電子。 しかし営業畑生え抜きの 栗原権右衛門氏が社長に就任した時、 同社は未曽有の経営難に喘いでいました。 そこからいかに立ち上がったのか、 経営改革の歩みに迫ります。 ★経営・仕事の極意が満載、 栗原権右衛門氏のインタビューはこちら ──────────...