「 情熱・熱意 」一覧
俳優の魂の高貴さと高い技術があれば舞台は光り輝く 第 2,384 号
劇団四季の俳優として活躍する石波義人さん。 61歳で劇団四季に入団、『美女と野獣』 のキャストとして活躍していた頃、 大きな壁に直面します。 石波さんの真摯さと共に 浅利さんの厳しくも温かい人柄が伝わってくる エッセイ(致知随想)の一部をお届けします。 ─────────────────── (石波) オーディションに合格したことを機に劇団 四季に移籍したのは2...
渋沢が人々に慕われ多くの協力者を得ることができた理由 第 2,383 号
2020年に生誕180年、2021年に没後 90年を迎えた日本の偉人・渋沢栄一。 渋沢はなぜ「日本資本主義の父」として歴史 に残る偉業を成すことができたのでしょうか。 渋沢史料館館長として長年研究に 取り組んできた井上潤氏と、 評伝『乃公出でずんば 渋沢栄一伝』を 刊行した作家の北康利氏に、渋沢の歩んだ道、 そしていま私たちが学ぶべき教えについて 語り合っていただきました...
人を励まし応援することで得られる様々な効果 第 2,381 号
駅前でチアリーディングを行い 通勤途中の方々を励ます「朝チア」の活動で 知られる朝妻久実さん。 その「応援」の力は多くの人の心に 明るい灯をともしてきました。 『致知』最新号では、 「応援学」の普及に力を尽くしている朝妻さんに、 これまでの人生の歩みを語っていただきました。 ─────────────────── (─朝妻さんは、早朝の駅前でチアリーディング を行い...
人間学を伝える種々の書物が生き残ってきたという事実 第 2,379 号
脳の覚醒下手術で日本屈指の実績を持つ、 東京都立駒込病院脳神経外科医長の 篠浦伸禎(しのうら・のぶさだ)さん。 脳のスペシャリストとして、 様々な研究をされてきましたが、 中国古典『論語』の教えは、科学的にも 脳の働きを大きく活性化するそうです。 多くの人が学校で慣れ親しんだ『論語』が持つ、 知られざる効能とは――? ─────────────────── 脳の機能...
いかに人間を育てるかを考えて今日までやってきました 第 2,378 号
渋沢栄一の『論語と算盤』は いまや人々に広く知られるようになりましたが、 その火つけ役となったのが 当時、北海道日本ハムファイターズ監督だった 栗山英樹さんです。 栗山さんは大谷翔平をはじめとする選手たちに この本を推奨。 人間的成長のための道標とするよう伝えて こられました。『致知』4月号の記事の中から、 栗山さんの思いが伝わってくる箇所を ご紹介します。 対談のお相手...
仕事で大事なことは信頼関係であり「約束を守る」ことが最も大切だ 第 2,377 号
創業200年以上の歴史を誇る清水建設。 売上高1兆4千億円、社員数1万人を超える 国内有数の大手総合建築会社です。 その社長、会長を歴任する宮本洋一氏 (掲載当時:社長)に伺ったビジネス人生の 礎を築いた20代当時の貴重な体験談を お届けします。 ─────────────────── 〈宮本〉 いまでも鮮烈に記憶していることがある。 ある現場で、鉄筋圧接工の親方に、 ...
物事を成すには上に立つ者が人々に尽くさなければならない 第 2,375 号
2020年9月には、監督として通算600勝 という球界に名を残す功績をあげ、 これからは侍ジャパントップチームを率いる 重責を担う栗山英樹監督。 その栗山監督の根底には、固定観念に 捉われない采配や、選手の能力を最大限に 引き出す指導哲学がありました。 ─────────────────── ――栗山監督はプロ野球選手になりたいという 夢は、いつ頃からお持ちでしたか。...
姿勢は改善!浅い呼吸が深い呼吸となり精神の安定に繋がる 第 2,371 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「片足立ちの効用と若返り筋」でした。 若返り筋の一番簡単な筋トレとそのやり方でした。 今回は「呼吸筋の若返り筋トレ2種」です。 図入りはこちら ・呼吸のリズムで違う筋トレになる 若返り筋と呼んでいるインナーマッスルは、 姿勢筋であり呼吸筋でもある重要な筋群です。 これは体幹のインナーユニットと、 その奥にあ...
渋沢栄一があの時代の切迫感を人一倍感じていた 第 2,369 号
最新号の特集テーマは「渋沢栄一に学ぶ人間学」。 昨今、新しい一万円札の顔として注目を集める 渋沢栄一。 『致知』では人間学という視点で 渋沢栄一という人物を掘り下げました。 明治大学教授・齋藤孝さんと、 中国古典研究家・守屋淳さん。お2人が対談で 語られた渋沢ならではの「修正力」は その人生観、仕事観が凝縮されていて 大変興味深いものがあります。 ★最新号の案内はこちら...
古典のよさは知的文化の伝統という以上に身体文化の伝統だ 第 2,368 号
平家物語は、日本語として最高の水準にあり、 最高傑作の一つです。しかも、生き方や、どう やって死を迎えるかという私たちの非常に 重要なテーマを、どの段も持っています。 …しかし…原文でなければ魅力のほとんどが 抜け落ちてしまうことがおわかりいただける と思います。そこで、この長大な物語の中 から、声に出してその世界をゆっくり味 わえる場面を、できるだけコンパクト にとりあ...