「 情熱・熱意 」一覧
自分の行動が徳に適っているかどうかを確認する 第 2,353 号
上に立つ者の必読書として知られる 古典の名著『大学』する 古来、「初学徳に入る門」―― 徳を身につけようとする人が 最初に読むべき本といわれ、 2,000年以上にわたり読み継がれてきました。 孔子より46歳年下の曾子が著したとされ、 『論語』『中庸』『孟子』とともに 「四書」のひとつに数えられる 文字通りのロング&ベストセラーです。 その『大学』の教えを東洋思想に 基...
正しい心を整え.身体を正し.腰骨を立てることは重要である 第 2,352 号
哲学者・森信三先生は生前、立腰教育の大切さを 一貫して説かれました。立腰については『致知』 でも時折紹介していますから、ご存じの方も いらっしゃるでしょう。 腰骨をシャンと立てて正座をしたり、古典を 素読したりする園児たちの様子がそれです。 禅の道一筋に歩まれてきた 臨済宗円覚寺派管長・横田南嶺氏も ご自身の連載「禅語に学ぶ」11月号にて、 立腰の大切さを綴られています。 ...
まず第一に肛門を締め同時に肩の力を抜いて下腹部に力を充実させる 第 2,351 号
心を積極的観念で満たし、 人生を好転させていく 独自の方法を説いた哲人・中村天風。 その教えはいまも経営者やアスリートなど、 分野を問わず多くの人に影響を与え続けて います。 上智大学名誉教授の渡部昇一さん(故人) は、ストレスについて探究していく中で、 天風氏が呼吸の調整によって 心身の健康を保っていたことに気づかれます。 ─────────────────── ...
宇宙の根源と人間との関わりをこんなにも単純明快に書いた本 第 2,349 号
人間学のバイブル『大学』×『書経』。 1月1日に発刊された『致知』には、 その著者である田口佳史氏にご登場いただき、 広島県教育委員会教育長の平川理恵氏と 『大学』をテーマに対談をしてくださいました。 平川氏は、田口氏のもとで 長年、古典を学んできた塾生のお一人。 トップ営業社員、起業家、 民間人校長などの経歴を経て、 現在は広島県にて様々な教育改革の陣頭指揮を 執...
誇りを持てる歴史観とは.驚く事実が見つかる 第 2,346 号
「学校教育でたどり着かないから知らない」 「マスコミや教師は今もGHQに支配されて いる」「歴史は雑学、動画で充分」「世 界から尊敬を受ける日本」……では、 教科書では実際にどう教えている のか? 真に「誇りを持てる歴史 観」とは何か? 陰謀論を卒業 するためにこれだけは知っておきたい。 インターネットの普及以降、断絶しつつある 日本人の近現代史観。しかし実は、教科書の ...
認められるようになった時すべては自分だと気づいたのです 第 2,345 号
脳性麻痺のため話すことも 体を動かすことも 思うようにできない堀江菜穂子さん。 しかし、堀江さんはベッドに寝たきりの 生活を送りながら、これまで筆談により 数多くの詩を紡いできました。 堀江さんはなぜ詩をつくり続けるのでしょうか。 ─────────────────── 私はテレビを見ながら 「面白い」と感想を言おうとしても、 それを話すことができません。 朝起き...
歌二百 読み聞かせ一万 賢い子 第 2,343 号
三男一女全員を理系最難関の 東大理Ⅲへ進学させた佐藤亮子さん。 我が子の笑顔を第一に試行錯誤を重ね、 愛情の限りを尽くして 実践した家庭教育の柱の一つが、 一万冊の絵本の読み聞かせだったそうです。 最新号では、佐藤さんに実体験から掴んだ 子育ての極意を語っていただきました。 ─────────────────── (――ご家庭での基礎学習の柱に なったのが童謡と...
驚きこそが知を愛することの始まりだ = 2-2 = 第 2,342 号
現行の小学校の国語教科書を見渡してみると、 絵や写真が多すぎて活字が足りません。 載っている文章も、とくに古典などの 硬い読み物が足りません。 全体として、知性の精度が もっと高くてもいいのではないかと感じます。 決して現在の教科書の内容が悪いわけでは ありません。 多くの教科書には、それぞれの 文章に対して課題があり、その課題を こなすための文章が掲載されてい...
若返れる人の条件は.それなりの努力を継続した人 第 2,340 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「人生100年時代の治療家とは」でした。 今回は「健康まで導くのが治療家の使命」です。 図入りはこちら 人生100年時代の治療家として必要なのは、 治療家+トレーナーというか、 スポーツ選手専属トレーナーの簡略版のような感じで、 治療もコンディショニングもでき、 日常のセルフケアまで指導できる事だと思います。 (健...
人間の基本となる生き方.大義を説く『大学』の教え 第 2,335 号
本日は『致知』最新号に登場されている 東洋思想研究家・田口佳史さんのお話を紹介 します。今回、田口さんが語られているのは 東洋古典の『大学』。 私たちは現在、大きな事件が起きると 「政治が悪い」「経済が悪い」と声を大に しますが、『大学』は一人ひとりが身を修める 努力をしない限り、家庭も整えられないし、 社会の平和も訪れないと説きます。『大学』に 触れることで自らを省みる機会...