「 想像・好奇心 」一覧
人がきわめて豊かなのはシステムの操作方法をよく理解しているから 第 2,717 号
超富裕層(スーパーリッチ)の生態から見えて くる、繁栄と腐敗の構造、政官財の癒着、蔓 延する縁故主義、地方政界にまで及ぶ金権 政治――スーパーリッチの生態を通して インド社会の諸相を描いた傑作。 経済自由化以降の急激な成長によって誕生 した超富裕層の実態に深く切り込み、イン ドの経済・政治・社会の諸相を、ときに 魅力的に、ときに生々しく描き出した ノンフィクション。 ...
時代が変わろうと変わらない真理がある 第 2,716 号
『致知』3月号が発刊されました。 テーマは「一心万変に応ず」。 心の持ち方ひとつで、 人生の様々な変化や苦難を乗り越えていける という意味の言葉です。 その巻頭では、『致知』でお馴染みの 鈴木秀子先生(文学博士)、 數土文夫先生(JFEホールディングス名誉顧問)、 横田南嶺先生(臨済宗円覚寺派管長) に「心の力をいかに高めるか」について お話し合いいただきました。 こ...
圧倒的な自然美は訪れる人々を魅了する 第 2,713 号
私たちは、本書で、それぞれの地域に住む 人々が何を考え、何を生業としているのか、 どのような政治・経済・社会的問題に関 心があるのか、人々の生活をできる だけ分かりやすく、10の地域別 地図とともに紹介しました。 単なる印象やイメージではなく、最新の調査 結果に基づき事実を記しています。今まで 抱いていたアメリカ合衆国のイメージ とは異なる新たな発見があること を切に願...
オーストラリアでは肩書よりも人格を重んじる 第 2,707 号
オーストラリアは、日本が必要とする食糧、 鉱物・エネルギー資源の供給国で、日本の 将来に不可欠な国である。このオースト ラリアをとことん、まるごと知ろうと 体験から学んだ、あらゆる分野を カバーした紹介本である。 オーストラリアという国は、ラッキー・カン トリーであり、ハッピー・カントリーである。 その背景には、無尽蔵の鉱物、天然資源に 恵まれており、この国の宝を海...
とにかく”気働き”気が走らないとやっていけません 第 2,706 号
文楽人形遣いの道を50年以上歩み、 人間国宝に認定された三世桐竹勘十郎さん。 勘十郎さんはいかに自らの芸を 磨き高めてきたのでしょうか。 若き日の修業のエピソードから、 仕事の極意を教えられます。 ★最新号には桐竹勘十郎さんがご登場。 ───────────────── (――師匠から学んだことで 印象に残っていることはありますか。) (桐竹) 昔から基...
心を尽くして耳を傾ける修業を始めた = 2-1 = 第 2,704 号
沖縄は、見かけとはまったく違う社会である。 なぜ、日本で最も援助を受けている 地域が、最も貧困なのか。 沖縄の根本原因を突き詰める旅は、日本の 根本原因を突き詰める旅であり、そして、 私たち自身を見つめる旅である。 優しい沖縄人、癒しの島‥‥‥沖縄に魅せら れた多くの人が、その最大の魅力は、島の人 の穏やかさ、温かさ、だと口をそろえる。 またその一方、沖縄社会に...
善き思いを心に抱き.善きことを実行していく 第 2,703 号
平均寿命は男性81.25歳、 女性87.32歳とされるいま、 定年後の過ごし方が問われています。 京セラ創業者・稲盛和夫さんは、いずれ 訪れる“新しい旅立ち”に備え、「魂を美しく 磨き上げる」ことを説いてきました。 ───────────────── (稲盛) ちょうど60歳になった頃でしたが、 私は一つの思いを抱きました。 私もやがては死を迎える。 その時にどう...
人口減少とは「静かなる有事」なのだろう 第 2,702 号
日本が人口減少社会にあることは「常識」。 だが、その実態を正確に知る人はどのくら いいるだろうか?人口減少に関する日々 の変化というのは、極めてわずか。 ゆえに人々を無関心にする。だが、それ こそがこの問題の真の危機、「静か なる有事」である。 書店には、人口減少・少子高齢社会の課題を 論じた書物が数多く並ぶ。しかし、テーマを 絞って論じるにとどまり、恐るべき日本の...
皆が参加することで循環型社会は実現できるんです 第 2,697 号
天然資源に乏しく、その大部分を 他国に依存している日本。しかしそんな 中で、数百の大企業や自治体と提携し、使い 終わった古着やペットボトルなどの資源を 独自の仕組みと技術で新品とほぼ同等品質に 再生する企業がJEPLANです。 若いベンチャーでありながら奮闘する同社の 共同創業者・岩元美智彦さんに、事業発展の要因、 これからの日本企業が進むべき道を伺いました。 ─────...
信長は茶会をメディアとして利用していく 第 2,696 号
室町から戦国にかけて、武士の文化として発展 した「茶」。しかし、それは一方で政治の ツールとしても活用されました。 なかでも信長は「名物」とされた茶道具を家臣 たちに分け与えることで、自らの信頼の証とし、 家臣統制に活用します。またそれは外交の ツールでもあり、茶の文化をリードした 堺の商人たちと深く交わる手段でもありました。 そのなかで、信長に重用された一人が、千利...