「 想像・好奇心 」一覧
口を開けて音読すると滑舌の訓練になり咀嚼・嚥下機能の維持にも 役立つ 第 2,513 号
リモートワークや、長引く自粛生活により、 人と会話をしたり、自分で声を発すること 自体が少なくなってしまった昨今……。 ひとりで声に出して文章を読み、 心身の健康を維持できる「音読」が、 いま、あらためて注目を集めています。 光トポグラフィなどの装置を用いて さまざまな状況下で脳の酸素含有量や血流量を 測定した結果、黙読より、音読中のほうが 脳は広範囲に活性化されることが...
日常というのはいとも簡単に壊れてしまうものなのである 第 2,503 号
解剖学者にして昆虫蒐集家でもある養老孟司氏。 大ベストセラーになった 『バカの壁』の著者としても有名です。 その養老氏が『致知』8月号(最新号)にて いま若者たちに伝えたいメッセージを 投げ掛けられています。 ★『致知』についてはこちらから ─────────────────── (養老) いまの20代の方々に参考になるような 若い頃の体験談を話してほしい、...
紙の本は電子書籍より豊かな情報を脳に刻んでくれるのです 第 2,502 号
「言語脳科学」の第一人者である酒井邦嘉さん は、紙媒体の本を読むことが人間の脳に よい刺激を与えることを様々な研究を通じて 明かにしてきました。 また、インターネットや 人工知能に過度に頼ることは、 人間の脳を退化させてしまう、人間は考える 力を失ってしまうと警鐘を鳴らします。 酒井さんが語る紙の本の効用、 そして自ら考え、新しい物事を 創造していく脳の作り方とは? ...
自分で物を考える大事さに気づかされたのです 第 2,501 号
月刊『致知』で「風の便り」を連載されている 占部賢志氏は、この度、致知出版社より 『文士 小林秀雄』を上梓されました。 『致知』最新号(8月号)では、 学生時代から半世紀以上にわたって、 研究を続ける小林秀雄への思いを 綴られています。 ここでは小林秀雄が『徒然草』を どのように読んだのかという 占部氏の興味深い考察について紹介します。 ★有名な人、無名な人を問わず、 ...
この呼吸法を実践すると‥‥‥股関節周りをサポートします 第 2,500 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「股関節を軟らかくする-開脚編-」でした。 座位による開脚および開脚前屈を軟らかくという内容でした。 今回は「股関節を軟らかくする-前後開脚編-」です。 股関節の軟らかさのチェックは3つの姿勢に集約されます。 1.合蹠(がっせき)座り(前屈) 膝を曲げて足の裏を合わせる姿勢で座り、そこから前屈するというチェック法で、おも...
本当にやりたい仕事を自ら掴み取った喜びから他の仕事まで楽しくなる 第 2,495 号
自分が本当にやりたい仕事を掴み取り、 それを達成した時の喜びは、 何ものにも代え難いものがあります。 今回は元アナウンサーで弁護士として活躍中の 菊間千乃さんの20代の頃の体験談を紹介します。 アナウンサーの仕事を辞めたいと 悩んでいた菊間さんですが、 自ら立てた企画を成し遂げることで、 周囲から認められる存在になっていきます。 ★『致知』最新号の案内はこちら ──...
「いい歴史」は必ずしも万人を喜ばせるものではない 第 2,494 号
世界には「歴史のある文明」と「歴史のない 文明」がある。日本文明は「反中国」をアイ デンティティとして生まれた。 世界は一定の方向に発展しているのではない。 筋道のない世界に筋道のある物語を与えるのが 歴史だ。「国家」「国民」「国語」といった 概念は、わずかこの一、二世紀の間に生ま れたものにすぎない…などなど、一見 突飛なようでいて、実は本質を鋭く ついた歴史の見方・捉...
私たち人間は何かを思考しそれを言葉で表現します 第 2,492 号
(──数学者でいらっしゃる藤原先生が 徹底して国語にこだわられるのは興味深い ことですね。) (藤原) 私が国語にこだわるのは、すべての人間に とって、国語が知的活動の基礎だからです。 数学者からしたら「算数が一番」と言ってほしい のでしょうが、私は「一に国語、二に国語、 三四がなくて五に算数」だから数学者の間で 評判が悪いのです(笑)。 だけど、彼らだって本音では分...
現在の日本では20代後半の男性の未婚率は73% 第 2,488 号
戦後の高度成長期には、世界からジャパン・ アズ・ナンバーワンと称された日本。 しかしその栄光は見る影もなく、 いまや日本はアジアの後進国になりつつあると、 東京大学名誉教授の月尾嘉男さんは言います。 日本はなぜそうなってしまったのか、 そしてどうすれば再びかつての輝きを 取り戻すことができるのでしょうか。 語っていただきました。 ───────────────── ...
自ら考えて自分が自分に最後の命令を出すもの = 2-2 = 第 2,487 号
今にして私は、ずいぶんと自由というなら これ以上の自由はないと思うのでありますが、 私の父に感謝するのであります。 中学時代からほとんど相談といっても だいたい自分で考えて 「こうしようと思うがどうでしょう」 という程度でありました。 「どちらの方がいいか」という相談は、 ほとんどしたことがないのであります。 これはまあ私には少なくとも、 たいへんありがたいことでござい...