「 戦略・策謀・計略 」一覧
日本人はアメリカ政治について知らないことが多い 第 2,215 号
アメリカの「保守主義者」たちがリベラル派 といかに戦い、政治の主導権を奪還したのか、 その経緯が詳しく描かれた本書は、「保守 主義者」たちの運動のバイブルなのだ。 同時に減税、規制改革、そして民間シンクタ ンクがなぜ重要なのかを解き明かした政治 入門書でもある。一読すれば、恐らく これまでとは全く違った政治との かかわり方が見えてくるはずだ。 アメリカは、世界最大の...
「減税実現」するには有権者が束になって動くことが大事 第 2,214 号
日本は世界に先駆けて少子高齢化が進み、財政 状況も悪化。社会保障費は増え、自然災害も 毎年のように日本を襲う。であれば「増税 はやむなし」なのか? 規制と税金に 苦しむ日本が打つべき手とは? 俊英の政治アナリストが、私たちに 刷り込まれた「洗脳」を解く。 「談合とヤラセ」が、規制と増税をもた らす。日本の政治経済の本質。 日本の再生には、減税と規制廃止が不可...
中国はますます不安定さを増し.国際的にはむしろ弱くなっている 第 2,212 号
ますます緊張を高める米中関係。「習近平は、 完全に全方位敵対路線に入った」と著者は語 る。「最後の皇帝」習近平は何を目指すのか? 軍事レベルにおいて、日本は2国間での演習 などには慣れている。それを多国間 に拡大するのである。 海上自衛隊の艦艇は、イギリス、フランス、 オランダだけでなく、ドイツの港にも寄港 すべきだ。欧州近辺への艦船の派遣や、 欧州における軍事演習...
連鎖的に訪れる「危機」に対応することができる 第 2,192 号
米中戦争は超危険領域へ…非情を抱えてタフ に生きろ。非合理な日常で感性を鍛えよ。 金融や資金調達と訳されるファイナンスは 理論構築をすることではなく実務だ。 不動産への投資行動、資金調達と移動、 もちろん株式投資もすべてファイ ナンスに内包される。 日本の銀行員は会社が定めた部門に所属し、 不動産、株という特定のジャンルで働いて いる、いわば「集団縦割りファイ...
家康はこの大湿地帯の下に眠る大穀倉地帯を見抜いた 第 2,188 号
街はどのようにつくられ、賑わったか!? 東日本 へ行く要の地/モンゴル軍を破った福岡の地形/ 「信玄堤」という画期的な治水事業/信長が 戦った比叡山と大坂の地形/今も現役の 「太閤下水」/家康が関東で発見した 宝/安倍川がつくった鉄壁の軍事 都市/日本堤と墨田堤の仕掛 け/幕末に広重が描いた 風景/全国の森林が消失する危機 日本とベトナムとの統一戦線。13世紀、 モンゴ...
自国の学術や芸術の伝統を守ろうとする人も多かった 第 2,187 号
日本におけるスコットランド史研究の第一線 専門家が、最新の知見をもとに新たに提示す る通史。有史以来さまざまな圧力にさらさ れながらも独自の社会・文化を生みだし、 世界に影響を与えてきた北国の流れを 総覧した決定版。図版、コラム多数。 スコットランドは南のイングランドと隣接 していることから、両国の間には政治、 経済、社会、文化などあらゆる面 で、深い関係を持ち続けた。 ...
海人たちのエネルギーは.歴史を動かす原動力になった = 2-2 = 第 2,185 号
「商社は、もしかすると古代から存在していた のではないだろうか?」筆者は、そう古代 商社についての仮説を立てた。 広い範囲の商品を扱い、多くの事業を手掛け、 それらに関わる多機能を有する総合商社と いう業態は、日本にしかない。韓国にも 類似した業態はあるが、日本の総合 商社のように多機能を持つとは思えない。 古代、遠距離を移動する術を身に付けた海洋民 たちは、お互い...
海人たちのエネルギーは.歴史を動かす原動力になった = 2-1 = 第 2,184 号
神話の時代から国家の誕生まで―。歴史に 隠されたミステリーに迫る。古代史には 知られざる多くの謎が残されている。 ヤマト建国に尽力しながらも歴史の闇に葬ら れた出雲勢力の恨みとは?「古代史最大の 悪人」とされる蘇我氏は、実は大和 朝廷の中央集権化を進めた改革派だった! 本書では、通説の裏に隠された数々の謎と その真相を、図解とともに鮮やか に描き出していく。 ...
ほとんどの国は相続税がゼロで所得税や法人税も安いことである 第 2,179 号
現在の日本はどういう状況になっているのか。 ひとことで言えば、「中途半端な国」になっ ているのである。人材の質も中途半端で、 人件費が高いのに付加価値力や特にサー ビス業の生産性は低い。 一方、今世界で繁栄している国はふたつの タイプがある。ひとつは「ボリューム国家」 だ。経済規模が巨大で、人口・労働力の ボリュームと低コストの人材費を強み として工業国家モデルで急成長し...
国民に富があってこそ.真の文化が創造できる 第 2,178 号
今日の日本の税制は、封建時代の最悪のもの より苛酷である。日本は「一律10%」の税率 でも充分にやっていけるのではないか…。 古今東西の歴史を俯瞰し、「富」と「税金」 の問題を本質的に考察する。 「生産よりも収奪」がスペイン没落の理由なり。 土地支配の次の段階の商業支配に本格的に気が 付いたのは産業革命後のイギリスだった。 「国民の富」を奪えば、国は自滅す...