「 戦略・策謀・計略 」一覧
中国の秘密結社が現体制を破壊して天下を取るための基本公式 = 2-2 = 第 2,133 号
ときに権力に接近し、ときに地下に潜って 勢力を広げ、さらに社会主義革命や市場 経済化やIT化の大波に襲われても しぶとく生き残る。 秘密結社の異常なまでの生命力は、中国人の 世界において、それだけ他者との助け合い や自分の魂の救済が強く求められて いることを想像させる。 秘密結社を使った「中国の壊し方」。なぜ 中国共産党は他の秘密結社とは違い、 中華の大地を制覇で...
中国の秘密結社が現体制を破壊して天下を取るための基本公式 = 2-1 = 第 2,132 号
天安門事件、新型コロナ流行、香港デモ、 薄熙来事件、アリババ台頭、孔子学院―。 激動する国家にうごめく「秘密結社」 を知らないで、どうやって現代 中国がわかるのか? 清朝に起源を持ちいまなお各国に存在する チャイニーズ・フリーメーソン「洪門」、 中国共産党の対外工作を担う「中国 致公党」、カルト認定され最大の 反共組織と化す「法輪功」など。 大宅壮一ノンフィクショ...
新型コロナ危機は新しい形の「戦争」だ 第 2,131 号
競争メカニズムを形成するというよりも、戦争 の原因になった大資本の解体による日本の経済 力の弱体化が目的であった」(「第1章」より)。 アフター・コロナの「戦後」において、日米欧 は中国共産党の独裁・統制主義の経済に対峙 すべく、自由主義による経済再生に全力 を尽くさなければならない。「100年 に1度」の危機を乗り越える方向性を示す。 懸念すべきことは二点ある。一つ...
そこを勝ち抜かなければ自然界に居場所は与えられない 第 2,129 号
雑草は、過酷な場所をあえて選んで生えていま す。このような場所の特徴は、「予測不能な 激しい変化」が起こることです。こうした 環境に適応する雑草の生き方は、 日々 激変する世の中で生きる現代人に とっても参考になる点が多々あるはずです。 「雑草魂」という言葉があるように、日本人 は雑草に対して生きる力を見出してきま した。そんな日本人だからこそ腑に 落ちる、雑草のしたたか...
意思決定に関与した文書はすべて貴重なのです 第 2,128 号
アーカイブという言葉は、なじみが無いかも しれませんが、「公文書管理」という言葉は 聞いたことがあるでしょう。公文書管理は アーカイブの一部です。 アーカイブとは文書管理のことです。 本来の文書管理は、きわめて中立的なのです から。アーカイブは、政府与党にも野党&マ スコミにも、国民全員に対して公平です。 その文書を使って議論を戦わせることはあっ ても、文書の...
プーチンには知力があり.強い意志と非情さもある 第 2,126 号
プーチンが仕掛ける新冷戦がアメリカの覇権 を終焉させる !? 資源開発現場で得た最新情報 をもとに、世界激震の背後にあるプーチンの したたかな資源戦略を洞察、目前に迫る ドル崩壊の危機を予測して全米ベスト セラーとなった戦慄の書 ! プーチンの新興財閥に対する態度は、ロシア の将来設計(グランドデザイン)と 深く関係している。 彼のグランドデザインには 以下の10...
困難に耐え抜くことができれば多くの事を成し遂げられる 第 2,125 号
このたび、致知オンラインショップでは、 数ある東洋古典の名著の中から、 激動の時代を生き抜く上で 身に着けておきたい教えが詰まった 『ポケット菜根譚』についてのご紹介です。 『菜根譚』は、儒教、道教、仏教の、 東洋の三大思想を融合した処世哲学書です。 ………………… 平素の鍛錬 ………………… 忙処に性を乱さざらんとせば、 須らく閒処に心神を養い得て清か...
世界帝国を築いた七人の悪党の手練手管 第 2,118 号
辺境の島国イギリスを、世界帝国へと押し 上げたのは、七人の悪党たちだった。 六人の妻を娶り、うち二人を処刑したヘンリ 八世。王殺しの独裁者クロムウェル。外国人 王のウィリアム三世とジョージ三世。砲艦 外交のパーマストン。愛人・金銭スキャ ンダルにまみれたロイド=ジョージ。 そして、最後の帝国主義者チャーチル…。 イギリスでは、歴史を動かすのはあくまでも 人間とその決...
共倒れのようなつぶし合いをさせて見事に生き残る 第 2,112 号
アメリカ、中国、韓国が「文明」を理解でき ない国だとするならば、ロシアは「熟知した うえで破る」国。殺戮、粛清、謀略――血 塗られたヨーロッパ史において何度も 這い上がってきたサバイバル術と は? 一度の敗戦で70年も敗戦 国のままにされている日本に とって、学ぶべきヒントはロシアにあった 本書でロシアの歴史、彼らが何をやってきた かを通観する前に、「ロシアの法則」 を...
あらゆる危機に対する準備ができていなければならない 第 2,107 号
陸海空の自衛隊から「平成の名将」が集結、 軍人の常識で語り尽くした「今そこにある 危機」。令和日本の最も重要な戦略的 課題は、力による現状変更に躊躇 しなくなった中国の封じ込めである。 台湾有事は現実の懸念であり、その際には尖閣 諸島や沖縄も戦場になる可能性がある。自衛隊 は本当に国土・国民を守り切れるのか。日米 同盟は機能するのか。そして国民に「有事 への備え」はあるの...