「 戦略・策謀・計略 」一覧
真の独立国への第一歩を踏み出す 第1,648号
北村淳氏は指摘する。日本人は願望と現実 を混同してしまっている……と。「中国軍 は弱くあってほしい」「中国が攻めてき たら、米軍が守ってくれるはず」とい った、事実から目を逸した「平和 ボケ」を続けている。 南シナ海の大半をコントロール下に置いた 中国。フィリピン、ベトナム、インドネシ アの抗議も虚しく軍事拠点化を急速にす すめている。そして次に狙うのは、東 シナ海。い...
ケチの手元に良質の情報は集まらない 第1,647号
先見力で巨利を生み、巨利をモノに換えて 殖やし続けた天才事業家―逝って初めて 解ったその人づかいの全ノウハウ! 「決して神風など吹かない」「果報は寝て 待つものではない」小佐野賢治はそれを 口癖にし、自ら事業経営の姿勢とした。 小佐野氏個人について言えば、 総資産、約10兆円。 小佐野氏の超リッチぶりは憶測に憶測を呼び、 生前の代名詞が「戦後最大の錬金術師」「...
トップに君臨する人は常に孤高を保っている 第1,642号
孤独に自分を磨き、自分だけのトップを目指 す。これこそが究極の独学である。仕事、 地頭、お金、恋愛…みんなが遊んで いる間に“実力”アップ!「これ ぞ最高の独学の武器」と 最近の私がすっかり ハマっているのは、 音声や動画による勉強である。 お金持ち本は、自分の理想とする稼ぎ方 をしている著者の本を読む。 細かい知識は忘れていいから、人生の どこかで簿記3級を取...
マネーの本質は「情報」だということ 第1,641号
実用段階に入った仮想通貨とブロックチェーン について、全体像をコンパクトに解説。これ までのしくみとどこが違うのか、なぜ注目 を集めているのか、ビジネスにどのよう なインパクトがあるのか、規制のあり 方や弱点についてなど、幅広くまとめました。 ブロックチェーンは金融のあり方を大きく変え るだけでなく、さまざまな分野への応用が期待 されています。不動産や契約、著作権管理を ...
世界の海軍力つまりシーパワーを一貫して支配している = 2-2 = 第1,638号
これこそ英国の諜報活動やプロパガンダ の真骨頂で、たとえばBBC放送は、第二 次世界大戦もほとんど真実を放送して いた。そのためドイツ人も含め、正 確な戦争のニュースを知るため、 世界中の人はいつもBBCを聞いていた。 ところが決定的な瞬間、ここで負ければ 戦争そのものがイギリスの敗戦に終わる といった場面で、BBCはあえて嘘をつ いた。それがノルマンディ上陸作戦だ。 ...
世界の海軍力つまりシーパワーを一貫して支配している = 2-1 = 第1,637号
人気の京大講義録。日本が見える! 世界 情勢がわかる! 大人のための新しい 国際政治・文明論。 新聞の大きな効用は、一番大事なニュース を一面トップで大きな見出しで取り上げて る点。新聞は、やはり読んでください。 大事なのは、やはり語学。最低限、英語 のメディアには触れてください。 国際政治学はまだ「錬金術のレベル」。 現実主義の起源はルネサンス。外交関...
賭ける人にあわせて変幻自在に姿を変える砂漠 = 2-2 = 第1,632号
カジノの歴史。肥沃な草原に開いたパンドラ の箱ラスベガスでは、いくつものカジノ が栄え、そして衰えて行った。 そもそもネバダ砂漠のオアシスとして発見さ れたとき、ラスベガスはまだアメリカ合衆国 ではなかった。ゴールドラッシュにわく 1848年、メキシコから割譲されて アメリカ合衆国になった。 転機は大恐慌と同時にやってきた。1931年の カジノ合法化は、ネバダ州の税...
冗談には必ずある程度の真理がある = 2-2 = 第1,625号
できるだけ貸しを作り、借りをつくらない というのが、情報屋の職業文化だ。 永田町用語で、「行儀が悪い」とは、「ゴリ 押しをする」「不正を強要する」という意味だ。 情報屋の基礎体力は、まずは記憶力だ。私の 場合、記憶は映像方式で、なにかきっかけ になる映像が出てくると、そこの登場 人物が話し出す。書籍にしてもペー ジがそのまま浮き出してくる。 実は情報の世界では...
冗談には必ずある程度の真理がある = 2-1 = 第1,624号
1991年ソ連消滅。エリツィン大統領の台頭 から、その後の大混乱の時代を経て、プー チン氏への政権委譲へと続く90年代激 動のロシアを縦横無尽に駆け回り、 類い希な専門知識と豊富な人 脈を駆使して、膨大な情 報を日本政府にもた らした男、それが元主任分析官、佐藤優だ。 2000年までの平和条約の締結と北方領土の 返還という外交政策の実現を目指して、ロシ ア外交の最前線で...
安心して子供を産み.育てられる制度が必要 第1,615号
北朝鮮が核弾頭小型化に成功、米中経済戦争 の激化、韓国との衝突、少子化と財政難… 内憂外患の危機を「戦争と戦士の 文化」がチャンスに変える。 日本人たちにとって最も重要なものは、 子どもの数を増やさなければなら ないということだ。 とりわけ多くの老人たちを支える人間の数が 少ないのは致命的だ。だからこそ、本書で 説かれる戦略、戦争、そして平和とい うのは、子どもた...