「 戦略・策謀・計略 」一覧
国民は悪夢から覚めたように冷静になったのも事実だろう 第1,207号
日露戦争の戦費調達を命じられた高橋 是清は、ロンドンで日本国債を売り 出し、英語力と人脈を駆使し て成功を収める。 蔵相、首相をも歴任、金融恐慌の鎮静 化にも尽力するが、経済を破壊する 軍国主義の波が押し寄せる。 相場というのは、世の中の変化をもっと も敏感に察知し、先を争って動くものだ。 ロスチャイルド家の情報網は別格だった。 19世紀の三大通信社はどれ...
忍者のルーツである修験道は冶金術とも深く結びついている 第1,206号
服部半蔵、風魔小太郎、真田十勇士…… 豊臣秀吉も松尾芭蕉も「忍び」だった ――忍者はどこから来て、どこへ 消えたのか? 戦国時代に暗躍 し、徳川幕府の支配体制 を影で支えたインテリ ジェンス組織「忍者」。 川中島の戦い、桶狭間の戦い、第一次 信長包囲網、第二次信長包囲網、 本能寺の変、関ヶ原の戦い、 関が原諜報戦、大坂城 内部崩壊工作―情報 機関、工作機関としての忍...
芸予諸島は.海上交通の要衝と難所が混在するところ 第1,203号
知られざる海の武将「村上武吉」が 史実から蘇る! 「海賊研究」の決定版。 激動の戦国時代、織田信長、毛利元就 を翻弄し、瀬戸内を縦横無尽に 駆けた「村上海賊」。 彼らはいかに生き、 戦ったのか? 海賊は4つの顔を持っている。 これは、長らく海賊とは何かを問い 続けて私がたどり着いたささ やかな結論である。 第一は、土着的海賊。いわば略奪者 と...
中国は底流に非常にアメリカ的なものを持っている 第1,202号
中国はバブル崩壊とともに凋落するのか? それとも世界No.1の大国となるのか? 10年後、20年後の世界の行く末を 読み、日本の世界戦略を提言!! 中国「国家資本主義」の偽り なき実像に迫る。 国際社会では「カネで友情を買う」など 憎まれ口も耳にするが、即断即決ドーン とカネを突っ込めば必ず返ってくる という合理的な割り切り方は、 やはり中国ならではだ。 ...
日本の良さを世界に広める手段として英語力が活用できる 第1,198号
僕は予感した。これは、かつて日本で 行われたことのない実験になる。 7000人以上の日本人が、2年間で英語を マスターするなんてことが、本当に 実現できるだろうか。 僕は狂っているのかもしれない。しかし、 この実験を成功させることでしか、楽天 も、そして日本も生き残れないと思っ た。さあ、実験開始だ。 なぜ楽天は社内公用語を 英語に変えるのか。 その...
生き抜くユダヤ系はお金になるなら何でもやって食いつないだ 第1,191号
「負けるが勝ち」という倒錯の達人、 成功を読み解く30の遺伝子。 従来の「ユダヤ本」を超越。長年、研究 に携わってきた著者が初めて明かす、 苦境を財産に変える錬金術。 ユダヤ系の世界的「離散」の開始は、 カルデア王ネブカドネザルによる バビロン捕囚、およびローマ 帝国による滅亡以後だ。 この離散こそ世界各地に寄留国を保持、 相互に連携しあって、国際的通商ネッ...
強力な軍を持てたのは経済戦略の賜物だといってもいい 第1,188号
信長は金融改革でデフレ解消。龍馬は ニセ金で倒幕資金を調達。歴史上の 「謎」のほとんどは、「お金の 動き」で説明できる! 明治の日本が他のアジア諸国に見られ ない急速な文明開化ができたのは、 政府高官たちが賢かったから、 だけではない。 実は江戸時代のころから、それなりの 産業力、経済力、金融制度の土台 を持っていたのである。 古代から日本は技術立国だった...
情報は「聞く耳を持つ人」のところに集まる 第1,187号
アメリカ対日戦略の壮大な仕掛け、北朝鮮 のクラシカルな交渉手法、中国のアメリカ をも翻弄した二枚腰外交、利害・駆け 引きが絡み合う外交現場は、最高 のビジネステキストである。 成功事例、失敗事例も含め、これまで 外務省の中だけに蓄積されてきた貴重 な交渉経験と、そこから導かれた 知恵の数々を、初めて一般に 公開したという意味でも、画期的な一冊! 大切なのは、日本人...
時間は人生でもっとも貴重な資源である 第1,184号
著者は元ソフトバンク社長室長で、長年 にわたり孫正義社長の右腕として孫社長 から下される鬼のようなむちゃぶりの 嵐を見事に処理・解決してきました。 猛烈、スピード、朝令暮改、思いつき、 毀誉褒貶、前例なし、同時にあちこち に手を出す……こんなイメージの ままの孫社長の仕事ぶりですが、 それを管理・調整して、処理、 解決する原動力となった のが本書で紹介する時間術です。 ...
国際情報社会の日本におけるボスだった1,179号
迫り来る国家の危機。主役たちの陰で、 「不世出の官房長官」は何を語ったか ―著者畢生の平成危機管理史。 後藤田正晴という老政治家の人生の 幕引きは、我もかくありたしと思う ばかりの心憎いまでに見事な「男 の美学」に彩られたものだった。 この生き馬の目を抜く情報化社会の時代 に、なんと2日間も喪を秘し、本当に 親戚関係だけの密葬・焼骨を すませていたのである。 ...