「 戦略・策謀・計略 」一覧
自分に都合がいいような提案をするという能力に長けている英国人 第 648 号
「米国一強」で成り立ってきた世界秩序は崩壊する。 その一方で、中国、ロシアの存在が大きくなり、 再び混沌の時代がやってこようとしている。 だが世界はすぐに「新秩序構築」へと向かうだろう。 その中で、英国は”したたかな„外交手腕を 発揮するに違いない。 英国のEU離脱がなぜ起きたのかという真相を つまびらかにしつつ、日本の進むべき 道を提唱する。 第二次世...
自分の分際をわきまえ.とにかく稼ぐことだけに専念せよ 第 641 号
江戸・明治の日本で、巨万の富を築いた驚くべき 商人がいた! 「現銀安値掛け値なし」で大繁盛を 生み出した三井高利、酒造業・両替商で 大坂一の豪商となった鴻池善右衛門、 大文字屋を創業した下村彦右衛門、 みかん船や材木商で大成功した 紀伊国屋文左衛門、真珠の養殖で富を 成した御木本幸吉など。 彼らはなぜ一代で成り上がれたのか。 いかにして商売を大きくしたのか。 ...
地元とは運命共同体であり「共存共栄以外に道はない」 = 2-1 = 第 636 号
危機において企業の生死を分かつものは、 長い間育まれた企業の文化である。 危機時の緊急マニュアルの精緻さではない。 震災から三年、気鋭のジャーナリストが取り組んだ テーマは、同じ大震災に直撃されながら、東京電力 と東北電力はなぜ明暗を分けたのか、である。 人類史上最悪の事故を起こした東京電力の福島第一 原子力発電所と同じ太平洋岸にあり、より震源に 近く、大きな揺...
ジョークのない人生は無味乾燥だ!人間には休息と気分転換が必要だ! 第 628 号
本田は「私の履歴書」でこう述べている。「私がやった 仕事で本当に成功したものは、全体のわずか1%に すぎないということも言っておきたい。 99%は失敗の連続であった。 そしてその実を結んだ1%の成功が現在の私である」 自動車修理工から身を起こし、一代で巨大自動車 メーカーを築き上げ、「HONDA」ブランドを世界 にとどろかせた希有の成功が1%でしかないならば、 ...
日常的な地道な努力が「いざ」というときに効いてくる = 2-2 = 第 627 号
相性がよかったり、情報を持っていそうな人とは、 特に用事がなくても「お茶を飲みませんか」 「食事をしませんか」とこまめに会う。 日常的な地道な努力が、いざという ときに効いてくる。 私は入社当初から若い女性にはモテなかったが、 料亭の女将やクラブのママにはよく 可愛がってもらった。 ときには彼女たちが貴重な情報源に なることもあった。 その世界のキ...
日常的な地道な努力が「いざ」というときに効いてくる = 2-1 = 第 626 号
「人に会い、情報を集め、交渉し、わかりやすく 伝え、人の心を動かす」という我々が日々 行なっているこれらの作業は、 他の仕事にも通ずる。 それどころかビジネスの根幹である「人との 関わりあい」を究極的に濃密に行なって いるのが我々の仕事だ。 週刊文春がやっていることは、 極めてシンプルである。 毎週いいネタをバンバン取って きて、「フルスイング」する。 ...
経済学は.数字やグラフを使い分析したり計算したりする学問である 第 625 号
英国のEU離脱、欧州への大量移民、崩壊寸前の 中国経済、米国の過激な大統領候補、日本の 戦争リスク…世界はかつてないほど 混沌としている。 「政治・経済で本当は何が起きているのか」を 知らない人は痛い目にあう! データに基づかず に議論する学者や識者にだまされるな! 間違いだらけの新聞やテレビに振り回されるな! さまざまな問題についてデータに基づく分析を 重視する筆...
基礎知識をしっかり身につけ.特定の情報にこだわらず多くの情報を集める 第 622 号
新聞記者は現場がすべてだ!スクープを 取るには現場百回。 日経社長を告発した敏腕記者がイトマン事件 等の取材を回顧しつつジャーナリズムと 企業の関係を問う。 「刑事コロンボ」で起きる殺人事件は 物的証拠がないことが多い。 コロンボはそれを状況証拠の積み重ねで、 目星をつけた犯人を追い詰めていく。 物的証拠があれば、犯人を自白に 追い込むのは簡単である。 ...
大局を見.長期展望.方向を見定め.現状認識.それらを繋ぐ道筋を考える 第 621 号
国鉄はまさに日本国の先行モデルであり、今日の 霞が関や永田町が直面している問題は、私たちが 30年前に目前にしていた問題と同質です。 また国鉄分割民営化によるJR東海発足以降 も前人未踏の創造的作業の連続。 「読み、書き、そろばん」は小さい頃 に徹底的にやるべし。 自由な読書は基礎の知識つまり「読み書き」が 十分に習得されて初めて可能となる。 さまざま...
在日米軍基地を叩いて朝鮮半島を制圧しようと考えている 第 618 号
朝鮮半島情勢が日を追うごとに緊迫の度を 増しています。 私たち日本人はこの危機にどのように対処 したらいいのでしょうか。 評論活動で知られる西岡力さん、中西輝政 さんが警鐘を鳴らされています。 ───────「今日の注目の人」─── 中西 輝政(京都大学名誉教授) × 西岡 力(「救う会」会長) ────────────...