「 戦略・策謀・計略 」一覧
「良い社員」「良い会社」「良い製品」=整理・整頓・清潔・清掃・作法・躾 第 477号
「一番以外はビリと同じ」――日本電産・永守社長 の強いリーダーシップのもと勝ち続ける秘密は何か? 倒産寸前の三協精機を従業員の意識改革により わずか半年で再生させたドラマを再現、 「永守流経営」の真髄を描く。 一流の企業と三流企業との差は製品の差ではなく、 社員の品質の差である。 それは、6S(整理、整頓、清潔、清掃、作法、 躾)がいかに基本に忠実にできているか、 ...
日本の海を守る!島が潤えば人が増え結果的に日本の島として存在感が増す= 2-2 = 第 476号
日本がこれから東アジア海域における「日本の海」 を守っていくにはどうすればよいか。 そのカギを握るのは台湾である。 日本と最も親しい外国、それは台湾だ。 台湾と交流を進めているのは、 与那国島ばかりではない。 石垣市も積極的に台湾との関係を構築している。 そんな台湾との親しい関係は、日本全体にとっ てもこれからますます重要になってくる。 北方...
日本の海を守る!島が潤えば人が増え結果的に日本の島として存在感が増す= 2-1 = 第 475号
2001年12月、冬の日本海に北朝鮮不審船が出現。 海上保安庁は戦後50余年の禁を破り、初めて"敵 性艦"に対して発砲、交戦状態となりました。 以来10年、日本の海を巡る情勢は 大きく動きました。 尖閣諸島、竹島、北方領土といった領土と周辺 領海は、常に一触即発の状況下にありますが、 "海の上の国境"は一般の人々の目に触れる こともなく、それを巡る攻防もまた、 これ...
神話の研究によって古代の出雲が強国であったことが証明されつつある 第 472号
「魏志倭人伝」によると、卑弥呼の特使である 難升米(なしめ)が洛陽まで約2000kmの航海を 行ったという。 耶馬台国が畿内の内陸にあった場合、彼らは 本当に対馬海峡を渡ることができただろうか。 またこの時代、瀬戸内海は航路が未開発であった ため通ることができず、交易は主に日本海側で 行われたと考えられる。 当時の航海技術や地形に基づき、海人(かいじん)の 身...
麻生太賀吉は吉田茂のことを実の父親のように慕った 第 464号
1866年、吉田茂の養父、吉田健三は留学を 目的に密航を企てる。 英国に2年滞在し、その間に養った語学力が 彼の人生を決定づけた。 ちょうど帰国した年に明治維新があり、健三 は自分の時代が来たことを実感する。 吉田健三が亡くなったとき、吉田茂は 11歳であった。 健三は、現在の貨幣価値にして25億円と いう莫大な遺産を残してくれた。 あろうことか...
挫折や壁は.人がより大きな任務を果たす為.天から与えられた試練 第 457号
小学生の頃から、世の中をよくすることができる のが政治家だと考え、その実現を目指して歩んで こられた衆議院議員・下村博文さん。 その原点となる二十代のご体験を 語っていただきました。 ─────────── ☆ 逆境は天から与えられた試練 ☆ 下村 博文 ─────────────────── その思いをさらに強くしたのは、...
長期的に継続される粘り強い情報活動のみが成果をあげる 第 456号
完倉壽郎(ししくら・じゅろう)氏は、 関東軍の情報参謀であった。 戦後は、ソ連の研究家となる。 1984年、韓国の情報関係者が完倉氏を ソウルに招いた。 完倉氏は非公開の研究会で、何も見ないで シベリア鉄道やウラジオストク港などの情報 を詳しく語り、韓国の参加者を驚かせた――。 1943年 3月から 45年 3月までの2年間、関東軍 情報参謀であった...
榎本の卓抜した発想を支えたのは.事実を積み上げていく実証主義 第 455号
最先端の科学知識と広大な世界観を兼ね備え、 世界に通用する稀有な官僚として外交・内政 の最前線で日本近代化に貢献しながら、幕末 維新史において軽視されてきた男。 近代日本随一の国際人。 御家人の子として江戸に生まれ育った榎本武揚は、 昌平坂学問所を卒業後、幕府が長崎に設けた 海軍伝習所に入った。 当時の最新の知識や技術を身につけた榎本は、 その後のオランダ...
せめて最期の瞬間くらいは.人間らしくと願ってのことでした 第 454号
上甲晃さんは松下政経塾の塾頭として経営の 神様・松下幸之助氏から薫陶を受けました。 松下政経塾は政治家を育てる場ですから、 我が強く、人の言うことを素直に聞か ない塾生もたくさんいたようです。 指導する上で大変な苦労をしていた上甲 さんに大きな示唆を与えたのがマザー・ テレサの言葉でした。 ─────────── ☆ 松下幸之助に学んだ人生の要訣...
外交官は国際政治史および当該地域の歴史を学ぶことが重要 第 453号
いつまで続く迎合・謝罪外交…外務省顧問の職を 辞してまで問いかけた日本外交の実態とは。 著者村田良平氏は、気骨ある外交官で外務事務 次官、駐米大使、駐独大使を歴任した。 外交機密費流用問題から始まった外務省のスキャン ダルは、北朝鮮の不審船引き揚げ問題、瀋陽の 日本総領事館での亡命未遂事件。 本書では、日本大使館の情報管理のお粗末さ、 人事制度の弊害などを、実名...