「 戦略・策謀・計略 」一覧
彼は組織の動かし方や根回しが怖いほどうまい 第 263 号
敗戦、シベリア抑留、賠償ビジネス、防衛庁商戦、 中曽根政権誕生…。元大本営参謀・瀬島龍三の足跡は そのまま、謎に包まれた戦中・戦後の裏面史と重なる。 エリート参謀は、どのように無謀な戦争に突っ走って いったのか。 なぜ戦後によみがえり、政界の「影のキーマン」と なりえたのか。 幅広い関係者への取材により、日本現代史の暗部に 迫ったノンフィクション。 日本推理作家...
人生の真の意義をつかんだ人はどれほど幸福か知れぬ (3-2) 第 258 号
日本のマスコミは、課題が多い。 そこには、イギリスのBBC放送のように、 世界的な視野を持ったニュースキャスターに よる落ち着いた内容や分析は存在しない。 日本の報道は、日本国民のみが見ているの ではなく、世界の人々も見たり読んだり して日本を評価しているのである。 私は、歴史博物館のようなロンドンの街並みを 眺めるたびに、何世紀ものあいだ変わらずに ある、冷厳な...
人生の真の意義をつかんだ人はどれほど幸福か知れぬ (3-1) 第 257 号
マッカーサーは日本の無実を知っていた!― 戦争犯罪人の汚名を着せられながら命と引き替えに 守った日本人の誇り。 戦争は、その国の育んできた歴史を凝縮する。 その国のインテリジェンスの総体であり、 ヒューマニズムの総体でもある。 事実、大東亜戦争を戦った東條、ルーズベルト、 チャーチルは、それぞれの国の最高の 教育を受けて育った。 いいかえれば、東條と向き合うこと...
夢に向かって爆走する桁外れの野心家 = 2-2 = 第 256 号
彼はペンシルベニア大学で物理学を専攻したが、 彼ほど物理学的思考を実際のビジネスで、縦横無尽 に活用した経営者は他にいないかもしれない。 物理学ではモノマネでなく、「原理」から思考を 展開する。 ペイパル社にまつわる「ペイパル・マフィア」 という言葉をご存じだろうか。 ペイパル社出身者の多くがその後、大活躍して いることを表している。 ペイパル社の卒業生はみ...
何が本当かわからないが注意が必要!! 転ばぬ先の杖 (2-1) 第 246 号
中国の成長率は、やはり、とんでもない デタラメだった!! それどころか、日本は いまでもGDP世界2位の経済大国、中 国には「失われた100年」が待っている!? ソ連崩壊まで、そのGDPについて、 世界は騙され続けた。 公表していたGDPも、実際は その半分程度だった。 かつ、国民所得の伸びに至っては10倍 以上に偽装されていたことが判明した。 共産主...
問題解決には一つの共通点があり考えれば無数に方法がある 第 244 号
私たちは、生きていく中で時に「もう 駄目だ」という壁に直面すること があります。 しかし、ペンタゴン(米国防総省)の人々 は、どのような厳しい状況にも可能性を 見出して前進していく使命を帯びて います。 彼らはどのように可能性を見出して いくのでしょうか。 現役空軍少佐カイゾン・コーテさん のお話を紹介します。 ─────────── ★ ペンタ...
時は進化!!立体の3D映画や画像に合わせて座席が動く4D映画まで 第 227 号
複数の作品を常に上映しているシネマ コンプレックスは、いまや私たちの 生活に身近な存在です。 実はこのシネマコンプレックスを陰で 支えるのが、牛尾治朗さんが会長 を務めるウシオ電機。 驚くべき日本の技術について紹介 された対談記事を紹介します。 ─────────── ◆ 絶えず視座を高めて道を開いてきた ◆ 牛尾 治朗(ウシオ電機会長) ─────...
大志を抱いている者ほど小さな物事にも力を尽くす (2-2) 第 208 号
大きく広げ、細事にこだわる。大志を抱い ている者ほど小さな物事にも力を尽くし、 遠大な考えを持っている者ほど、 細かいことを疎かにしない。 GEのイメルトは、こう言った。「今日 の激変する世界で成功を左右するのは、 何を知っているかではなく、どれ だけ早く学べるかである」 大いなる素人集団のなかで、孫さんは率先し て猛スピードでその分野について学び、まず はグルー...
大志を抱いている者ほど小さな物事にも力を尽くす (2-1) 第 207 号
孫正義曰く「我々は松下幸之助より幸運だ」。 松下幸之助の薫陶を受け、孫正義の「参謀」 を務める著者、書き下ろしの最新刊。 「水道哲学」「貧乏の克服.人々の幸福と楽土 の建設」「250年計画」と松下幸之助が使命 を掲げれば、「原発ゼロ」「30年後に時価 総額200兆円規模」「300年続く企業を 創ろう」「情報通信革命を遂行し、 世界中の人々を幸せにする」と 著者はまえ...
人間は自分にとって都合のいいことだけ信じやすいものだ 第 204 号
本書は、いわゆる「佐々メモ」に基づく 政治家閻魔帳ともいうべき本です。 政治家でもあった佐々さんの祖父(友房)や 父(弘雄)をはじめ、幼少の頃から遭遇し、 学生時代に教えを請い、官僚になって から職務上接触したさまざまな内外 の政治家を取り上げています。 よくいわれる話ですが、政治家には、 「政治家」(ステーツマン)と 「政治屋」(ポリティシャン) の二種類があり...