「 生きる 」一覧
落語は人の心をつかむ術を身につけるツールとなっている 第 1,743 号
株式会社ワコールに入社。3年間のサラリー マン体験を経て、1991年に立川談志18番目 の弟子として入門。前座名は「立川ワコー ル」。2000年に二ツ目昇進を機に、立 川談志師匠に「立川談慶」と命名さ れる。2005年、真打ち昇進。慶応 大学卒業の初めての真打ちとなる。 “元ビジネスマン”異色の経歴を持つ落語家 が教える「落語」と「日本の伝統 芸能」の知識。 吉田...
這いつくばっての人生にも意味がある 第1,735 号
1988年にダイヤモンド映像を設立すると、 またたく間に年商100億円を突破。有名 女優に囲まれ、クルーザーを保有した 最盛期から一転、投資に失敗し、 負債総額50億円で倒産した。 その後、命すら危うい過酷な取り立て、医師 に「1週間以内に死にます」と宣告された病 を経て、借金完済。そんな酸いも甘いも、 天国も地獄も味わってきた男だから こそ、わかったことがある。 ...
吉田総理の見識に恐れ入ったものである 第1,734 号
内閣調査室は本当に日本を親米反共国家に するための謀略機関だったのか―創設から 70年近くたった今日でも、なお闇に包ま れた戦後史最後の謎を解き明かす第一 級の史料 ! この物語の主人公の志垣民郎氏は、吉田茂 首相が国家地方警察本部警備課長だった村 井順に命じ、内閣総理大臣官房調査室を 創設した際の四人の配下の一人である。 志垣氏の主な仕事とは、優秀な学者・研究者 ...
誹謗中傷にさらされている人物を弁護するのは難しい 第1,728号
「松岡外交が太平洋戦争の引き金を引いた 元凶だ! 」というのが、昭和史を読む上で の“お約束"の理解であった。だが、事実 を調べていくと安易にその理解に従っ ては間違えるのではないかという 疑いが出てくる。 本書は、従来から、「松岡外交」の真意を 探ってきた著者が、満を持して書下ろした、 定説への挑戦状である。松岡洋右は、「 自分の最大目的は、日米戦争を避ける ことにあ...
人間の見識や行為は難しい理論を語ってレベルが高いというわけではない 第1,716号
本日は、福沢諭吉の名著『学問のすすめ』の 一節をご紹介します。 ---------------------------------------------- ◎理解と実践は別物である ---------------------------------------------- 先ほど「いまわが国民のことで、 私が最も心配しているのは、 その見識が浅くて狭いことだ」と言いました。 ...
ドイツはイギリスやフランスほどの階級社会ではない 第1,715号
戦後の泥沼から理想を掲げて這い上がり、 いまや世界最強国家の1つになったドイツ。 しかし、その理想主義に足をとられてエ ネルギー・難民政策に失敗し、EUでも 「反ドイツ」の動きが止まらない。 「民主主義の優等生」は、どこで道を間違 えたのか?ドイツ在住の作家がいま、 日本人に伝えたいこと。 いずれにしても、ドイツと 中国の結束は固い。 ときにドイツは中国を「...
仲間が自分の分も頼むぞと思って守ってくれた 第1,714号
茶道の普及のために国内外を飛び回る 裏千家前家元の千玄室氏、数え年98。 その力の源泉はどこにあるのか。 1月25日に東京プリンスホテルで開催した 新春特別講演会(弊社主催)での ご講演内容をもとに追加取材を行い、 その人生観、仕事観を特別講話として 『致知』4月号に紹介させていただきました。 ─────────────────── 私は自分がいくつまで生きようとか、...
見識が立たないとどうも物事はきまらない 第1,713号
『佐藤一斎「重職心得箇条」を読む』の内容の 一部をご紹介します。 ─────────────────── ★17条に込められたリーダーの心得★ 『佐藤一斎「重職心得箇条」を読む』 安岡 正篤・著 ─────────────────── これを読んでみますと 実に淡々として少しもこだわらずに 極めて平明に重...
志士と商人の「持ちつ持たれつ」の関係 = 2-2 = 第1,712号
彼がほかの志士たちと違って、経済感覚に 優れていたのは、その生い立ちが大きく 関係している。彼には、商人の血が 半分入っているのである。 近代に入ってから坂本家は、商人になってい た。高知城下に出て「才谷屋」という質屋を はじめ、のちに造り酒屋も開く。当時の、 造り酒屋というのは、豪商と同義語だ。 酒造りというのは、酒蔵などの大規模な設備 が必要であり、しかも大量の...
自分にとって大切なのは.いまこうして生きているということ 第1,706号
2020/03/19 (木) 7:35 俳聖・松尾芭蕉は道元禅を 深く学んだ求道者でもありました。 厳しい漂白の旅の中で、歴史に残る 多くの秀句を詠み続けた芭蕉が求めた 世界とはどのようなものでしょうか。 禅の教えに造詣が深い東洋思想家の 境野勝悟氏にお話しいただきました。 …………………………………… 確か大学三年生の時だったと思います。 一つ上の先輩から「これを...