「 生きる 」一覧
俺はこう生きるんだ.こういうことを成すんだと情熱を燃やす人になる 第 559 号
江戸時代の思想家石田梅岩をご存じですか? 梅岩に造詣が深い田中真澄さんが、梅岩に ついてのお話の中で興味深いお話をされています。 ───────「今日の注目の人」─── ☆ 石田梅岩『都鄙(とひ)問答』に学ぶ ☆ 田中 真澄(社会教育家) × 城島 昭彦(作家) ─────────────────── 【城島】 梅岩の教...
丁稚奉公の辛さが身に沁みておられた創業者は大変嬉しく思われた 第 547号
松下幸之助さんが幼い頃、丁稚奉公に出された 話は有名ですが、厳しい奉公を続けた背景 にはお父さんの存在があったといいます。 幸之助さんの秘書を務めた六笠正弘さんが そのことをお話しされています。 ───────「今日の注目の人」─── ☆ 松下幸之助に学んだこと ☆ 六笠 正弘(松下幸之助氏元秘書) ─────────────────── ...
自然の風土や歴史信仰などの背景が料理となって表れる 第 545号
型破りな義父母との日常は、仰天の連続。 愛娘を奪った「宿敵」である著者が、ぶれない 白洲夫妻のシニカルで愛ある肉声を交えながら綴る、 知られざる白洲家の物語。 第一線を退いてからの白洲次郎は、いくつかの 会社の顧問や相談役をしたり、海外の知人に よる日本進出の相談に乗ったりしていた。 鶴川にいる時間も増え、もっぱら家族に頼まれた テーブルや収納箱などを作っていた。 ...
私たちの幸せの原点が.些細な日常にあることを教えられます 第 544号
人によき影響を与え、心を大きく変えるのは 何も特別な行為ではありません。 ここで紹介する一人のお祖母さんの話は そのことを教えてくれています。 ───────「今日の注目の人」─── ☆ あの笑顔をもう一度 ☆ 鈴木 秀子(国際コミュニオン学会名誉会長) ─────────────────── 私の親しい方のお母さまが100歳で ...
魂に情熱の火をつけ自分の力を最大限引き出してくれる人に会う 第 541号
一介の英語教師から身を起こし、50歳にして プロの音楽家に転身した異色の指揮者を ご存じでしょうか。 青年期から苦しめられた躁うつ病を克服し、 幾度の困難を音楽の力を信じて乗り越 えてきた根本昌明さんです。 その命懸けの演奏は、聴衆の心だけでなく、 オーケストラや合唱団のメンバーの魂にも 火つけるだけの迫力があるそうです。 ”一音入魂„に徹した指揮者の半生を、...
とにかくあまりにも受け入れがたい神の仕業でした‥が‥‥ 第 517 号
今回は、『致知』を読み始めるようになって、 お父様の死を受け入れられるようになったと語る、 京都府の福知山公立大学准教授杉岡秀紀さんの 「致知と私」と題する文章をご紹介します。 ─────────────────── 雑誌『致知』を教えてくれたのは二人の 「父親」でした。 一人目は実の父親。 父親は私の最も尊敬する人であり、仕事も 趣味も大事にし、...
継続することが物事を成就させるために一番大事だと思いますよ 第 515 号
現代日本を代表する書家 星 弘道さん、72歳。 そんな星さんを導いた人生の師、そして人生で 最も大切なこととは── ─────────── ☆ 人生の師に学んだこと ☆ 星 弘道(全日本書道連盟理事長) ─────────────────── それから三人目の師は、私に漢詩、漢文を教えて くださった猪口篤志(あつし)先生。 ...
距離感が縮まってきたと感じた頃.空が白々と明け始めたのが分かる 第 514 号
比叡山の「三大地獄」と呼ばれる行の一つに 看経(かんきん)行があります。 この行を終えた高山良彦(りょうげん)さんに、 修行の様子を振り返っていただきました。 ─────────── ☆ 「看経地獄」を遂業して見えてきたもの ☆ 高山 良彦(比叡山延暦寺一山・戒光院住職) ─────────────────── 天台宗の総本山である...
毎日を悔いのないように生きるお天道様は見ておられる 第 512号
東京都の都立小山台高校教諭で野球部助監督の 田久保裕之さんにとって、『致知』は 日々の仕事の支えです。 その田久保さんは、亡くなった野球部員が 赤トンボに姿を変え選手たちを励ます 様子を何度も目の当たりにされます。 田久保さんが書かれた感動的な「致知と 私」の文章をぜひご一読ください。 ─────────────────── 「どんな20代30代がい...
杉原がハルビンで情報収集活動をするのに絶好の身分であった 第 509号
「国境と向かい合った近代の日本人」が 本書のモチーフです。 いわゆる「島国根性」から遠いところにいた人々。 とはいえ、ハルビン学院と満洲国は、歴史教科書 の一部としてみるに、まだまだ鮮度の高い生モノで あり、あの時代の都市と国家、そして日本人たちの 相貌は、世界のあちこちで国境線が引き直されて いる冷戦後の現代と交錯します。 そして、私たちに「国って何だ?」とい...