「 自然 」一覧
疲れない冬の過ごし方”腰痛”の原因 第 56 号
前回は筋肉のリンパ液に老廃物が溜まると 腰が痛くなるというお話をしました。 この状態、放っておくと老廃物が全身に 広がって、朝起きようと思ったら、手足 や顔がむくんで体が重く、硬く、 動きにくくなります。 そして、腰から足の先まで冷えるように なって、腰痛は悪化するのだとか。 なんか、この症状の人、糖尿病にも なりそうですね。 「お気をつけて」という...
命の限り修行・えびす様の開門神事 第 51 号
苦しみを突き抜ける「心の持ち方」 宮本祖豊(比叡山延暦寺円龍院住職) 私の心境としては、もはや出し尽くして しまって、どうしようもないという 思いでした。 いまから振り返ると、仏さんを感得するには、 そういう精神状態になることが求められて いたわけですが、二度のストップが かかるほど、私は多くの煩悩を 抱えていたということなのでしょう。 その囚われ...
人の心は行いにあり 第 50 号
昔の人はよく「不言実行」と言って、自分の やっている仕事に対しては、努めて、それを 言葉に表して人に認めてもらおうとするの を差し控え、実際になした仕事"そのも の"の語りかけに、任せたようです。 今日では大した仕事をしていなくても、それを人 に認めてもらおうとし認めてもらえない時には、 務めて相手の注意を引くようにして、仕事そ のものの出来、不出来よりも、自分の存在 を...
笑って免疫力UP 第 47 号
笑う門には福来たる!! 免疫は小腸に 宿ると言われている。 ( ここから引用 ) 免疫力の話の中で、笑うと免疫が上がると いうことは聞かれたことがあると思います。 先日、脳科学の村上和雄先生の講演を聞いた 時には、吉本興業とチームを組んで笑いと 血糖値の研究をしたときには、糖尿病の 方の数値が下がったというので、学会 に発表したとおっしゃっていました。 ...
お正月行事と暦 第 46 号
あけましておめでとうございます 皆さまには新しく年神様を迎えられ、この一年 の無事と健康 幸せを願われたことでしょう。 お正月の「いわれ」や「しきたり」は、諸説 あり地域や家庭等により異なると思います。 年末に掃除を行い、清々しい中で年神様(歳徳神 ともいわれる)を迎える「しめ飾り」を玄関口な どに設けて「清浄になりました」「どうぞお 入りください」と伝えるもので...
自然に生き生かされる 第 45 号
秋から冬へ、今年は特に気温の変化が著しく、 寒冷前線が通過するたびに急な天気の 変化がありました。 今後も気温・湿度・乾燥そして風や雪の影響 には十分な注意が必要です。 気象と体調には密接な関係があるようです。 自律神経が乱れがちな人や、持病の ある人は特に注意。 季節の変わり目や気象の変化に体が順応 できず、片頭痛や関節炎・神経痛を 引き起こすことも...
「人間 」この不思議なるもの!! 第 43 号
人間の命は奇跡の連続の上に成り立っている―― このことは本欄でも何度か紹介してきた。 中でも忘れられない話がある。 本号にもご登場いただいている村上和雄、 桜井邦朋両氏から伺った話である。 「人間の持っている遺伝子情報は、一粒の米を 60億に分けたほどの極小スペースに、一ページ 1,000文字で千ページある 大百科辞典 3,200冊分が入っている」 ...
ストレスに負けない❸つの感覚 第 38 号
最近、仕事や生活の場面でストレスを 感じていることはありませんか? 何となくストレスを感じながら、その原因が 分からないという方も多いかもしれません。 そこで今日は、自分のストレスの原因に ついて少し分析的に見てみませんか? 気持ちがスッと晴れるきかっけ を掴めるかもしれないので、 ぜひご一読ください。 同じような環境で、同じような仕事内容で 働いていても...
生きる装 ( よそお ) い 第 37 号
今年は、夏が過ぎ秋の残暑もなく、四季の移り 変わりが例年になく順調すぎて、季節の装いを 十分に楽しまなかったと未練が残ったりし ないでもなかったが、過ぎた季節を脱ぎ 捨てる思い切りに一種の快感がなくもなかった。 最近は少しずつ年を重ねいくらか無精になった のか、屋外に出掛ける事が少なくなり、 季節への感度が少しずれて居る のを感じる事がないでもない。 夏には夏の...
継続は力なり 第 35 号
水は形がなく、どこへも滲み通っていく性質を 持っているので、よく私たちの活動にたとえ られ、たった一滴の水でもそれが集まれば 水流となり、使い方次第では電力源に なったり、家や橋を押し流す洪水 となるプラス、マイナスの効用があります。 『遺教経(ゆいきようぎよう)』にも「小水常に 流るるときは、すなわち、よく石を穿(うが)つ がごとし」とあるように、たえず流れている と、...