「 自然 」一覧
「生き残る」ことの 意味を深く噛み締めました 第 2,496 号
酸素ボンベをつけず、 体力と精神力を鍛え上げることで 8,000メートル級の山々を踏破してきた、 無酸素登山家の小西浩文氏。幾度も命の危機に 遭遇しながらもそれを見事に回避、 その体験を通じて独自の危機管理術を会得した 小西氏の「心の習慣」に迫ります。 ───────────────── (小西) 危機に直面し生き残るための習慣について、 登山家としての経験を踏まえなが...
静かで清らかな気が人の心ばかりか表情にまで影響を与えている 第 2,477 号
八木重吉の詩には、人の心を癒やし励ます力が あると文学博士の鈴木秀子先生は語られます。 今回は『致知』好評連載「人生を照らす言葉」 の中から、鈴木先生が八木重吉の詩を解説 されるくだりを紹介します。 ─────────────────── (鈴木) 最近、致知出版社に寄せられた 女性読者の声を拝見する機会がありました。 その方は目がご不自由になり、 お知り合いの...
人間は大いなる存在によって生かされている 第 2,456 号
『致知』6月号での文学博士・鈴木秀子先生と 多摩大学大学院名誉教授・田坂広志先生の対談 「未来の世代に伝えたいこと」が 大きな反響を呼んでいます。 そこで本日は、この対談の取材手記を配信 します。「魂の呼応」ともいえるこの対談が 実現した背景を、いささかでもお伝え できたらと思います。 ─────────────────── 『致知』でお馴染みの鈴木秀子先生(文学博士) ...
自分の行いによってもたらされる結果を予知し日々自覚を持ち行動 第 2,434 号
2016(平成28)年、2度にわたって震度7を 観測し、熊本県を中心に甚大な被害を もたらした熊本地震。発生から早くも6年が 経ちました。 カー用品大手イエローハットの 創業者である鍵山秀三郎さんは、 当時知人から聞いたという 「地震を予知した猫」の話に関連して、 現代人がいま取り戻すべき根本的な 〝予知能力〟について語っています。 ★激動の時代だからこそ「人間力」。 ...
老いた巨大なアズマヒガンの桜の木 第 2,422 号
いまも岐阜県高山市荘川町(旧荘川村) 中野の国道156号沿いにある 御母衣ダム湖岸に佇む「荘川桜」。 その2本の桜の樹齢は、 既に500年を超えているといいます。 しかしこの老樹も、かつてはダム建設のため、 湖底に水没する運命にありました。 そこに立ち上がったのが、 工事を推進する電源開発株式会社の 初代総裁・高碕達之助。 高碕はその巨樹を前に、 「なんとかしてこの桜を救...
運は考え方と行動で変えられる 第 2,417 号
世の中には運のいい人と運の悪い人がいる。 ツキのある人生とツキのない人生はいった い何が違うのか。誰もが、運の不公平さ には気づいていても、どうしてその 違いが生まれるのかはうまく説明できない。 英国の心理学者リチャード・ワイズマン博士は、 講演会での聴衆のやりとりのなかで、幸運と 不運を隔てるものに興味を抱き、調査を 開始した。“運の科学的研究”だ。 ちょっとした...
その素晴らしさを感じ取る中にこそ本当の幸せがあります 第 2,407 号
私たちは自覚できないだけで、 本当は幸せに満ち満ちている──。 『致知』連載「人生を照らす言葉」では、 文学博士の鈴木秀子さんが生きていく上で 見落としてしまいがちな大切な視点を いつも伝えてくださっています。 最新号の4月号から、幸せを実感できる シンプルな方法をお届けします。 ─────────────────── (鈴木) 世界的なコロナの感染拡大が起き始...
皆.助けられるものなら助け出したかったはずです 第 2,402 号
2006年、53歳で末期がんを宣告された松野三枝子 さんは、東日本大震災の発生当時、後に津波で 壊滅的な被害を受ける南三陸町の病院に 入院中でした。 間一髪で命を助けられ、翌日から重篤な状態に あった体を必死に動かし炊き出しを開始。 すると3か月後の精密検査で、全身に驚くべき 変化が起きていたといいます。これは大きな 悲しみの中で生まれた、貴重な証言です。 ───────...
祈る人の姿の最初の記憶は母でした 第 2,386 号
長崎のカトリック神父・古巣馨さんの原点は、 隠れキリシタンの伝統が息づく故郷・長崎県 五島列島の奈留島で見たお母様の姿でした。 「人前で疲れたと言うな」これは大変な苦労を 乗り越えて子供たちを育て上げた お母様の人生観が凝縮されたような言葉でした。 『致知』2月号の特集記事から その一部をご紹介します。 ─────────────────── (古巣) 神学校の...
心がちゃんと顔に出ております 第 2,365 号
脳神経解剖学の世界的権威であり、 第16代京都大学総長を務められた平澤興先生。 「人間には無限の可能性がある」 「人間には140億個の神経細胞があるが、 それを全部使い切ったものは一人もいない」 人間に秘められた大いなる力と可能性を 生涯にわたり探究し続けた哲人の言葉は、 今日を生きる私たちにもなお力を与え、 明日への活力を湧きたせてくれます。 その教えを紐解く...