「 願望・欲望 」一覧
「筋肉」と「老化」の密接な関係 第 74 号
世界有数の長寿国日本。 しかし、その陰に隠れるように、平均の 寝たきりの期間が男性で約8年、女性で 約12年という数字が出ていること はご存じでしょうか? なぜこうした現象が、日本で起きて いるのでしょうか。 自分はどうすれば寝たきりに ならないで済むのか。 「筋肉」と「老化」の密な関係。 これは知っていて損はしませんよ。 ────────『今日の...
腸内の有効菌を増やす 第 73 号
弛緩性・痙攣性の便秘に関係なく、体調 が優れない時には、手当てに入る前に腸 内の環境を整えてもらっています。 それは、病名がついていない人でも、 体調が悪いと自覚症状がある人は、 キレイな血液が作られていない と判断をするからです。 逆に、キレイな血液を作れるほど 環境の良い腸なら、体調が悪く なるわけがないのです。 ということで、おすすめしている のが...
幼年期教育は見ざる聞かざる言わざる 第 70 号
「心は万境(ばんきょう)に随(したが)って 転(てん)ず」人の心がその置かれた環境 によって変わる、という意味です。 私達の性格が形成されるのは、内因性(遺伝 による先天的要素)と、外因性(家庭や社会 など周囲の環境から受ける後天的要素) と、心因性(自分の現在の意志)による といわれていますが、そのうちで 多くの人が一番影響を受けやす いのは、二番目の外因性では ない...
機能性便秘と機質性便秘 第 68 号
便秘には、機能性便秘と機質性便秘があります。 機能性便秘というのは、食べ物の影響で腸の 働きが悪くなって起こる便秘です。 機質性便秘というのは、腸が炎症を起こ したり、ポリープや癒着などで、便が スムーズに出ない便秘のことです。 直腸にポリープがあると、便が小指のように 細くしか出ないと云われています。 一時的なものなら便の太さは戻りますが、 いつまでも...
便秘と下痢そして腸内菌 第 66 号
CMだったか、本の題名だったか忘れまし たが、女性は便秘、男性は下痢で 悩むと云っていました。 便秘薬、下痢止めの薬は今でもありますが、 30年くらい前のそれが当たり前の時代に、 西式健康法では便秘も下痢も原因は 同じだと云っていました。 西式健康法は、もともと西洋医学の先生が作ら れた健康法なので、そんな昔から分かって いる先生はいらしたことになります。 ...
免疫細胞と腸内細菌 第 65 号
便秘の改善の話をする前に、腸も賢いという話。 腸の中には、体の免疫細胞の60%が 集まっているのだそうです。 食べ物と一緒にお腹に入る確立が高いもの。 それは何となく想像が付きます。 その免疫細胞は、腸内細菌は殺さないけど、体に 危険な細菌が入ってきたと思えば、それを 攻撃する働きがあるんです。 時々免疫機能が狂ってアレルギーを起こしますが、 正常...
自分自身が求める生き方 第 60 号
道を求めるというと、とかく固苦しく窮屈に解釈 されますが、そう頑なに考えなくても「これが 自分の生きる道だ」というプランを持って いるかどうか、と考えてもよいの ではないでしょうか。 「そんなことはどうでもよいことだ。ゆきあたり ばったりに過ごしても、何も不都合なことはない じゃないか。第一そんなものを持ったところで 別にお金が儲かるわけでなし、過去の多くの 人々も、結構...
拝啓、がんの神様へ(前半) 第 57 号
がん患者さんとの心の通った治療を 心掛けてこられたという育成会 横浜病院院長の長堀先生。 これまで患者さんとの間で数々の ドラマがあったそうです。 そこできょうから二日間は、長堀先生に とって思い出深い患者さんとのエピ ソードの一つをご紹介します。 とても素敵なお話ですよ。 ────────『今日の注目の人』── 長堀 優(育生会横浜病院) ...
命の限り修行・えびす様の開門神事 第 51 号
苦しみを突き抜ける「心の持ち方」 宮本祖豊(比叡山延暦寺円龍院住職) 私の心境としては、もはや出し尽くして しまって、どうしようもないという 思いでした。 いまから振り返ると、仏さんを感得するには、 そういう精神状態になることが求められて いたわけですが、二度のストップが かかるほど、私は多くの煩悩を 抱えていたということなのでしょう。 その囚われ...
人の心は行いにあり 第 50 号
昔の人はよく「不言実行」と言って、自分の やっている仕事に対しては、努めて、それを 言葉に表して人に認めてもらおうとするの を差し控え、実際になした仕事"そのも の"の語りかけに、任せたようです。 今日では大した仕事をしていなくても、それを人 に認めてもらおうとし認めてもらえない時には、 務めて相手の注意を引くようにして、仕事そ のものの出来、不出来よりも、自分の存在 を...