「 食 」一覧
どの瞬間も無駄が許されない真剣勝負なのです 第 3,018 号
東京都足立区・鹿浜。JRも地下鉄もなし、 〝陸の孤島〟と揶揄される辺鄙な場所に、 世界中から注目を集める焼き肉屋があります。 店の名は「スタミナ苑」。 席数50席のいたって平凡な店構えですが、 驚くのはその行列です。2時間待ちは当たり前。 長い時は4時間を要するほど。 何しろ予約は不可で、 総理大臣や芸能人であっても 並んで入店すると言います。 今回取材をさせていただい...
人間は魂を磨くためにこの世に生まれて来た 第 2,835 号
自然療法の大家である 東城百合子さんが立ち上げた「あなたと健康社」。 ここで40年以上料理講師を 務める米澤佐枝子さんは 自身も40代の時に余命1年と宣告されるも、 自然療法によって完治させた経験を持ちます。 多くの命に向き合ってきた米澤さんに、人生の 山坂を越えて前向きに生きる秘訣を伺いました。 ───────────────── ――米澤さんは自然療法の大家である...
空腹時の頭はフル回転する.朝一番に考え.頭を使え 第 2,825 号
思考がのびのびと大空を駆けるには? 自ら の体験に則し、独自の思考のエッセンスを 明快に開陳する、考えることの楽しさ を満喫させてくれる。 頭を働かせるにはまず忘れること。情報・ 知識でメタボになった頭脳を整理し、 創造・思考の手助けをするのは 忘却なのだから。以下『思 考の整理学』の続編。 忘れてもよい。忘れっぽくても、 よい頭は良い頭である。 新しいこ...
祭りの熱狂は魂のアイデンティティの確認なり 第 2,823 号
『土佐日記』の作者・紀貫之は、国司の任を 終えた送別の宴で連日、熱烈に歓待された。 酒好きが多く、酔うほどに胸襟を開く 土地柄なれば、開放的な酒宴は今 なお健在、と高知出身の著者は言う。 福沢諭吉の名言ならぬ「酒は人の上に人を造らず」 を地でいく著者は、東京の下町をはじめ、北海道、 福島、京都、愛媛、熊本など各地を訪ね、出 会った人たちと縁を結ぶ。酒場の風情と 人間模様を...
高橋は教師時代に得た知識で激動の時代を駆け抜けていく 第 2,781 号
古くから、「酒」は人間関係を紡ぐ潤滑油と され、時の為政者は、酒を勧める会食・宴席 を重視した。その一方で、飲み過ぎて周囲 の信頼を損ねたエリツィンや酒をやめら れずに命を落としたムスタファ・ケ マルなど、酒によってその地位を 危うくしたり失う者もいた。 歴史を動かしてきた政治家たちはいかに酒を 飲んだのか。古今東西の政治家と酒にまつわ る、奇想天外なエピソードをユーモラ...
常にあらゆる環境を楽しむことで人生を生き抜く秘訣がある = 2-2 = 第 2,752 号
〈畑〉 命は太陽の光が必要だったり、風が必要だったり、 風が皮膚にどのくらい当たるかで反応してしまう のです。そうした命を持つ生き物とのつながり みたいなものに、自分の命を置くことに、 私はこの上ない興味がある。 ――まさに生命に触れておられるんですね。 動物に接している時の先生の表情を見ると、 真心こめて、誠心誠意接しているな、 という感じを受けるのですが、それを厳しく 超え...
料理の世界は嗜好の世界だから = 2-2 = 第 2,742 号
(陳) そう。簡単に教えられるものじゃない。それに 持って生まれたものって人間必ずあると思うの。 僕が親に感謝しているのは、初対面の 人でも気兼ねすることなく笑顔でペラペラ 喋れちゃう性格に産んでくれたことかな。 (中嶋) その点、陳さんのサービス精神はさすがですよ。 (陳) 僕の考え方は単純で、料理人イコールサービス マン。料理人よ、サービスマンたれと。 だからうち...
料理の世界は嗜好の世界だから = 2-1 = 第 2,741 号
各界の一流たちが訪れる中華の 名店・四川飯店の二代目・陳建一さんが 2023年3月11日に67歳でお亡くなりに なりました。 陳さんは「中華の鉄人」としてメディアに出演 し、雑誌、料理学校の講師など幅広い分野で 活躍されました。 陳さんを偲び、弊誌掲載の対談記事をご紹介 いたします。 ※対談の御相手は、新宿割烹 中嶋の二代目 店主・中嶋貞治さんです。 ────────────...
茶道は日本の美意識が全て入った総合伝統文化 第 2,734 号
海外では茶道=日本と考えられています。 千利休、わび・さび、表千家・裏千家 など茶道にまつわる言葉をあなた は説明できますか? 茶道は総合伝統文化であり、学ぶことで、華道・ 禅などもわかるようになります。一つ知れば、 いくつもの知識が身につく茶道を本書では わかりやすく解説。茶道500年の歴史を 習得しましょう。 会社が終わり、週に一度のお茶のお稽古。 頭の中は慌...
野菜や果物がいつ一番おいしくなるかを研究している 第 2,731 号
高校卒業後、単身香港に渡ったのを皮切りに 料理の本場を渡り歩き、薬膳に目覚めた 追立久夫さん。 日本で知る人の少なかった薬膳、 その本質を追究し広める独創の歩みを 本誌最新号にて語っていただきました。 ───────────────── (――追立さんは日本で薬膳が いまほど注目されない50数年前から、 その研究と啓蒙に取り組んでこられました。 お顔の艶もよく、溌剌とさ...