人間が生き延びるための公共の絵を描き込もうとした = 2-2 = 第 1,752 号
新平には「人間道楽」といってもいい性癖 がある。これは、と見込んだ人物がいれば、 借金をしてでも支援した。交際に金を注 ぎ込み、散財する。仕事のできる人間 が好きで、優秀な人間がいると聞け ば、役所や大学から奪い取るよう にして台湾に連れてきた。 台湾統治のベースは「生物学の原則」だ。 旧い慣習を生かすには、あらかじめ それを調べ尽くす必要がある。 岡松が率いる旧...
人間が生き延びるための公共の絵を描き込もうとした = 2-1 = 第 1,751 号
著者は1959年愛媛県松山市生まれ。出版関連 会社、ライター集団を経てノンフィクション 作家となる。「人と時代」を共通テーマ として、建築、医療、近現代史、経 済、スポーツなど分野を超えて 旺盛に執筆。 岩手水沢藩士の家に生まれた後藤新平は、 医師から衛生官僚となり、その後台湾 総督府民政長官、満鉄初代総裁、内 務大臣、外務大臣、東京市長などを歴任する。 明治から...
基本姿勢がペンギンのように腕を下に伸ばす体操 第 1,750 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「筋肉絞り体操」解説3」でした。 5.体幹ねじり体操、6.自律神経体操(整理)、 これらの実践解説で筋肉絞り体操解説は完了しました。 今回からは若返り筋メソッドの中心エクササイズ、 「TSURUKAME体操」を数回にわたり解説します。 図入りはこちら -------------------------------...
謙虚さこそが人間を一流に導く根源だと思います 第 1,749 号
今年2月に逝去された野村克也氏。 多くの名選手を育て、 自らのチームを勝利へと導いた名称が 阪神タイガース監督時代に語られた 貴重なお話をご紹介します。 ……………………………………………… 「二流の思想では一流にはなれない」 野村克也(阪神タイガース監督) 『致知』1999年3月号 ※肩書は掲載当時 …………………………...
捨てるという覚悟を一面にもって事にあたることが大切 第 1,748 号
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業 者、PHP研究所創設者。明治27(1894)年 和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪 に出、火鉢店、自転車店に奉公の のち、大阪電燈株式会社に勤務。 大正7(1918)年、23歳で松下電気器具製作所 (昭和10年に松下電器産業に改称)を創業。昭 和21(1946)年には「Peace and Happiness through Pro...
中国国内では過剰な生産能力の存在が顕在化している 第 1,747 号
中国・韓国経済は完全に崩壊!? 日本はどうなる? 筆者は一橋大学卒業後、第一勧業銀行(現 みずほ銀行)に入行し、そのあとロンドン 大学ロンドン・ビジネス・スクールで学 び、またメリルリンチ社ニューヨーク 本社に出向した経験を持つ。 国際的な視座から40年以上、世界経済を 見つめ続けてきた。そうした経験からも、 現在の中国経済の危機的状況は際だって見える。 中...
世の中の真実がわかることが楽しい 第 1,746 号
即現金化アプリ「CASH」を70億で売却。 次から次に狂ったビジネスを立ち上 げる天才起業家の頭の中。 「失敗」は自分だけの価値になる。 社長は暇なほうがいい。 仕事はなるべくまわりに振りまくって、 僕は考える時間をなるべく多く するようにしている。 朝はほとんど会社にいない。家にいる。 家で考えている。いちばんアイデア が出るのは、「シャワーを浴び ...
「短所あるを喜び.長所なきを悲しめ」は私の好きな言葉だ 第 1,745 号
ニトリ創業者。ニトリホールディングス社長。 64年、札幌短期大学卒業、北海学園大学編入。 66年、北海学園大学経済学部卒。67年、 似鳥家具店を札幌で創業。 72年、米国視察ツアーに参加。同年、似鳥 家具卸センター株式会社を設立。78年、社 名を株式会社ニトリ家具に変更。86年、 社名を株式会社ニトリに変更。20 10年、持ち株会社へ移行。年間 売上高3000億円を突破。...
脳の働きを理解→その知識を活用→マーケティングと商品の両方を改善する 第 1,744 号
まずは、今日、この商品を試してみてくだ さい。 そして、この中のたくさんのテク ニックを試してみてみてください。そ うすれば、売り込みの結果が今ま で以上になることが期待できるでしょう。 現代のニューロサイエンスは、私たちの脳 の内側を見つめ、心理学のブラックボック スを開けるのに役立つツールをもたらした。 今や機能的磁気共鳴画像法(fMRI)による 脳スキャンとい...
落語は人の心をつかむ術を身につけるツールとなっている 第 1,743 号
株式会社ワコールに入社。3年間のサラリー マン体験を経て、1991年に立川談志18番目 の弟子として入門。前座名は「立川ワコー ル」。2000年に二ツ目昇進を機に、立 川談志師匠に「立川談慶」と命名さ れる。2005年、真打ち昇進。慶応 大学卒業の初めての真打ちとなる。 “元ビジネスマン”異色の経歴を持つ落語家 が教える「落語」と「日本の伝統 芸能」の知識。 吉田...