そのまま詩のように心に迫ってくるものがある 第 2,792 号
作家の高見順が食道がんを患い入院していた折、 病室の窓から一人の少年が嵐の中で新聞配達 をしている姿を見て作ったという詩がある。 《なにかをおれも配達しているつもりで 今日まで生きてきたのだが 人びとの心になにかを配達するのが おれの仕事なのだが この少年のようにひたむきに おれはなにを配達しているだろうか》 この詩を初めて読んだ時の感動をいまも 忘れな...
色々と相反する価値観を柔軟に使い分け清濁合わせ持つ民族なり 第 2,791 号
ユダヤ商人の底知れぬ力はどこからくるか。 日本通のトケイヤー氏と外交評論家加瀬氏 の名コンビが、《ユダヤ商法の強さ》 の本質を鋭く、分かりやすく説く。 家族は社会の最小の単位であるからそこで 上手く行かない人は、本当の意味での 社会の一員になれない。 愛する女性を泣かせてはいけない。神様は 流...
「習慣は力なり」人生を好転しながら健康になれる方法 第 2,790 号
こんにちは、 岡田宰治です。 前回は「言葉は牽引力として働く」でした。 言葉の力が牽引車になるということが腑に落ちたら、それを習慣にする必要があるという内容でした。 ※図入りはこちら 今回は「言葉を牽引力にするためのトレーニング」です。 歩行整体という仕組みは「心と体を正しく使い、言葉、体操、歩行で健康を守る手法」です。 あなたの周りの輝いている人を観...
やはりよき縁はよき縁を呼んでくる 第 2,789 号
寄生虫病などに罹った数億人の命を救って きた特効薬イベルメクチンを開発し、 2015年にノーベル生理学・医学賞を 受賞した大村智氏。 現在発行中の『致知』7月号では、 歌手の大庭照子氏と、忘れ得ぬ出逢い、 糧にしてきた言葉や教え、 越えてきた艱難辛苦、その中から 紡がれてきたわが人生の詩について、 語り合っていただいています。 大村氏には、本を読んでいたりして、 よき...
個室の落ち着いた雰囲気の店が一番いい 第 2,788 号
アメリカが狙う新通貨「アメロ」とは何か? アメリカが隠してきた本当の債務総額は 5910兆円、カナダおよびメキシコと 一体化する政策を選んだ。 世界を救うのは日本、この事実に我々は どう立ち向かうのか「情報リテラシー」 とはすなわち、なんらの偏見や予断 にとらわれることなく、ありのままの 世界をとらえ、そこに滔々と流れる悠久の 世界史が織りなす、「潮目」を読み解く ...
積極的なことだけを連想しながら眠る 第 2,787 号
心を積極的観念で満たし、 人生を正しく明るく生きることを説いた哲人・ 中村天風師。 運命を発展させるその哲学を、大リーグで 活躍する大谷翔平選手も学んだといいます。 「知の巨人」といわれた渡部昇一氏に、その 要諦を語っていただいた内容をお届けします。 …………………………………………… 天風哲学の要訣は、どのような環境にあろう とも心を常に積極的に保つことで、 ...
自分の品性・品格を育て磨きあげる = 2-2 = 第 2,786 号
ビジネスの本質つまり本当の利益の追求という のは、仁義道徳にもとづかなければ、決して 永続するものではない、と私は考えるのである。 孔子が言いたいのは、正しい道理、正しいやり 方でお金儲けし、出世したのならばそれは よいことだ、ということだ。 お金はよく集め、よく使う人こそ真に経済の何 であるかに通じている人と言えよう。 特に私たちビジネス界においては、「信」と い...
自分の品性・品格を育て磨きあげる = 2-1 = 第 2,785 号
可能な限り、現代に則した言葉を用い、渋沢が 伝えたかったであろうエッセンスをコン パクトにまとめることに成功。 近年出版されている現代語訳でもなかなか読み づらいと感じている人、古典に苦手意識を 持っている若手ビジネスマンなどに お勧めである。 渋沢栄一は「日本近代経済の父」あるいは「日本 資本主義の父」と呼ばれている。それほどに 明治維新後における日本の経済そして ビ...
どんなに辛つらくても生きていればこそ希望が生まれる 第 2,784 号
重度熱傷全身41%、手術回数33回、 切除した皮膚1.5キログラム…… 16歳当時のバイク事故により、 古市佳央さんが味わった痛苦の一部です。 外見と手足の機能を損なう絶望は以後、 心に長く影を落としました。 しかし、古市さんはいま、 自らを世界一幸せと言い切り、 生きる喜びを歌っている。 何が心に光を点したのでしょうか。 ───────────────── (―...
欧米による経済運営の基本は「バブルとその崩壊」の繰り返しである 第 2,783 号
欧米は「金融メルトダウン」後の経済構造を 画策し、新たな経済の足場固めを着々と図っ ている。中東危機はどうなるのか ? 米中 蜜月時代の真意は ? マネー大洪水の 着地点は ? 私たち日本人は普段、自分たちのことを 「グルーバル社会から一番遠い存在」 と信じ込んでいる。 だが、果たして本当にそうなのであろうか。 私たちの国、日本は、「すでにそこにあっ た」と...